昨日8月28日(木)イラク大使館をお訪ねしました。
午後4時から30分間の時間でした。来日中のイラク国アンバール県・県会議長アル・アーニー氏とその一行4人のアンバール県のファルージャ市の総合病院・母子病院プロジェクトの方々との会談でした。
会談の冒頭にアル・アーニー議長から橋田幸子さんへ、ご主人の橋田信介さんが亡くなったにも関わらず、イラク国民のために献身的な活動をする行為に対して、ご主人が亡くなったことへの謝罪と哀悼のメッセージが冒頭述べられました。
同時に、10月中旬に橋田さんをイラク・ファルージャ/バクダッドへの招待をする旨の申し出がありました。
また、彫刻家・堤直美氏制作による「ショクラン(感謝のこころ)の種」(仮題)と題したモニュメントのレプリカも改めて披露をさせていただきました。
この作品は、最初堤さんの制作になる「母子像」が、ファルージャ市の有力者から宗教上の理由によりクレームが入ったことを受け、ジュマイリ大使とも相談をしながら慎重に仕切りなおしをいたしました。前回イラクのナンバー2とも言える官房長官が来日されたときにも制作意図も含めて作者・堤直美氏夫妻を会食に招待をし、人柄と業績をご紹介しながらその作品を直接みていただいき私たちの心意気をお話さていただきました。
同時に第一副首相になられたイサーフィー外務大臣にも就任のお祝いを申し上げながら、経過をメールさせていただきました。
今回のアル・アーニー/アンバール県会議長は官房長官と同じ一族でイサーフィ前外務大臣と同じスンニ派の有力部族のファミリーだそうです。
ご存知のようにイラク・アンバール県の県庁所在地はラマデイーです。ファルージャはラマデイーからさらにバクダッドよりの人口が約30万人の大きな町です。
アル・アーニーさんの一族はラマデイー、ジュマイリさんの一族はファルージャの主要な有力部族のファミリーのようです。
かってイラク戦争の中で、反米の拠点ともなったファルージャは、市の真ん中を北東から、南西にチグリス河がゆったりと流れる沼津とよく似た地形を持つ街だそうです。
大使館の壁にかけれたイラクの地図を見ながらアル・アーニー県会議長が熱心に説明をしたくださいました。むかし在イラク日本公使の岩井文男氏から総合病院や旧総合病院の位置を地図を使ったご説明を受けたときには、グーグルマップの航空写真を使った地図がずいぶん詳しく、見せていただきながら、え~グーグルですかア?!とのけぞってしまったことを思い出します。
今回「ショクランの種」のモニュメントの問題については①写真を持って帰り議会への根回しをしていただく②橋田幸子氏がレプリカを10月に持参した上で、飾る場所を議会で決定していただく。③完成したレプリカを2年後の母子病院完成時に据え付ける。この3段階のプロセスを重ねる予定です。まず、橋田さんの訪問を待って、レプリカを見ながら議会において飾る場所と大きさを最終審議をしましょうということでした。
橋田メモリアル・モハマド君基金事務局長としてMr.Hitosugiも一緒に来てくれますか?というお尋ねがありましたが、事前にジュマイリ大使とも根回しをして、行く方の人選も含めて当方に任せてくださいとお話をしておきました。多分私が行くことはないとも、大使には申し上げておきました。
これから関係各位へ、相談しながら慎重な根回しに入ろうと思います。
因みにファルージャ母子病院に関しての、すでに発表されているアウトラインは以下の通りです。
イラク共和国に対する国連開発計画(UNDP)を通じた無償資金協力 「ファルージャ母子病院設置計画」に関する書簡の交換について 平成20年2月26日
我が国政府は、平和構築のための支援の一環として、イラクのアンバール県における「ファルージャ母子病院設置計画」(The project for Establishment of a Maternity and Children’s Hospital in Fallujah)」の実施のため、国連開発計画(UNDP)を通じ、18億9,700万円の紛争予防・平和構築無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が、2月26日(火曜日)(現地時間、同日)、ヨルダンの首都アンマンにおいて、我が方加藤重信駐ヨルダン国大使と先方パオロ・レンボ国連開発計画イラク事務所代表(Mr. Paolo Lembo, Director of United Nations Development Programme, Iraq)との間で行われた。
とあります。
すでに医師交流や、さまざまな交流の動きも活発化してきました。
全国の支持者の支援に十分答えることが出来た・・・とほっと胸を撫で下ろしています。
もう早いもので5年の歳月が流れました。
皆さまのご支援にこころから御礼申し上げます。
午後4時から30分間の時間でした。来日中のイラク国アンバール県・県会議長アル・アーニー氏とその一行4人のアンバール県のファルージャ市の総合病院・母子病院プロジェクトの方々との会談でした。
会談の冒頭にアル・アーニー議長から橋田幸子さんへ、ご主人の橋田信介さんが亡くなったにも関わらず、イラク国民のために献身的な活動をする行為に対して、ご主人が亡くなったことへの謝罪と哀悼のメッセージが冒頭述べられました。
同時に、10月中旬に橋田さんをイラク・ファルージャ/バクダッドへの招待をする旨の申し出がありました。
また、彫刻家・堤直美氏制作による「ショクラン(感謝のこころ)の種」(仮題)と題したモニュメントのレプリカも改めて披露をさせていただきました。
この作品は、最初堤さんの制作になる「母子像」が、ファルージャ市の有力者から宗教上の理由によりクレームが入ったことを受け、ジュマイリ大使とも相談をしながら慎重に仕切りなおしをいたしました。前回イラクのナンバー2とも言える官房長官が来日されたときにも制作意図も含めて作者・堤直美氏夫妻を会食に招待をし、人柄と業績をご紹介しながらその作品を直接みていただいき私たちの心意気をお話さていただきました。
同時に第一副首相になられたイサーフィー外務大臣にも就任のお祝いを申し上げながら、経過をメールさせていただきました。
今回のアル・アーニー/アンバール県会議長は官房長官と同じ一族でイサーフィ前外務大臣と同じスンニ派の有力部族のファミリーだそうです。
ご存知のようにイラク・アンバール県の県庁所在地はラマデイーです。ファルージャはラマデイーからさらにバクダッドよりの人口が約30万人の大きな町です。
アル・アーニーさんの一族はラマデイー、ジュマイリさんの一族はファルージャの主要な有力部族のファミリーのようです。
かってイラク戦争の中で、反米の拠点ともなったファルージャは、市の真ん中を北東から、南西にチグリス河がゆったりと流れる沼津とよく似た地形を持つ街だそうです。
大使館の壁にかけれたイラクの地図を見ながらアル・アーニー県会議長が熱心に説明をしたくださいました。むかし在イラク日本公使の岩井文男氏から総合病院や旧総合病院の位置を地図を使ったご説明を受けたときには、グーグルマップの航空写真を使った地図がずいぶん詳しく、見せていただきながら、え~グーグルですかア?!とのけぞってしまったことを思い出します。
今回「ショクランの種」のモニュメントの問題については①写真を持って帰り議会への根回しをしていただく②橋田幸子氏がレプリカを10月に持参した上で、飾る場所を議会で決定していただく。③完成したレプリカを2年後の母子病院完成時に据え付ける。この3段階のプロセスを重ねる予定です。まず、橋田さんの訪問を待って、レプリカを見ながら議会において飾る場所と大きさを最終審議をしましょうということでした。
橋田メモリアル・モハマド君基金事務局長としてMr.Hitosugiも一緒に来てくれますか?というお尋ねがありましたが、事前にジュマイリ大使とも根回しをして、行く方の人選も含めて当方に任せてくださいとお話をしておきました。多分私が行くことはないとも、大使には申し上げておきました。
これから関係各位へ、相談しながら慎重な根回しに入ろうと思います。
因みにファルージャ母子病院に関しての、すでに発表されているアウトラインは以下の通りです。
イラク共和国に対する国連開発計画(UNDP)を通じた無償資金協力 「ファルージャ母子病院設置計画」に関する書簡の交換について 平成20年2月26日
我が国政府は、平和構築のための支援の一環として、イラクのアンバール県における「ファルージャ母子病院設置計画」(The project for Establishment of a Maternity and Children’s Hospital in Fallujah)」の実施のため、国連開発計画(UNDP)を通じ、18億9,700万円の紛争予防・平和構築無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が、2月26日(火曜日)(現地時間、同日)、ヨルダンの首都アンマンにおいて、我が方加藤重信駐ヨルダン国大使と先方パオロ・レンボ国連開発計画イラク事務所代表(Mr. Paolo Lembo, Director of United Nations Development Programme, Iraq)との間で行われた。
とあります。
すでに医師交流や、さまざまな交流の動きも活発化してきました。
全国の支持者の支援に十分答えることが出来た・・・とほっと胸を撫で下ろしています。
もう早いもので5年の歳月が流れました。
皆さまのご支援にこころから御礼申し上げます。