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セジョリ♪映画三昧・舞台三昧・食などなど自分の好きなことを!映画はネタバレありが多いです。

ハドソン川の奇跡

2016-12-19 21:45:42 | CINEMA(は)
ハドソン川の奇跡
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ハドソン川の奇跡 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]


◆原題:SULLY
◆監督:クリント・イーストウッド「アメリカン・スナイパー」「ジャージー・ボーイズ」
◆主演:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー、アンナ・ガン、オータム・リーサー、ホルト・マッカラニー、マイク・オマリー、ジェイミー・シェリダン、ジェリー・フェラーラ、ヴァレリー・マハフェイ、ケイティ・クリック、ジェフ・コバー

◆STORY◆2009年1月15日、極寒のニューヨーク。160万人が暮らすマンハッタン上空850メートルで突如、航空機事故が発生。全エンジンが完全停止し、制御不能となった旅客機が高速で墜落を始める。サレンバーガー機長(トム・ハンクス)の必至の操縦により、70トンの機体は目の前を流れるハドソン川に着水。“乗員乗客155名全員無事”という奇跡の生還を果たした。着水後も、浸水する機内から乗客の避難を指揮した機長は、国民的英雄として称賛を浴びる。だが、その裏側では、彼の判断を巡って、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われていた……。

制御不能になった機体をハドソン川に不時着させ、乗客乗員全員を救ったサレンバーガー機長の実話を、クリント・イーストウッド監督&トム・ハンクス主演で映画化したヒューマンドラマです。

パイロットとしての長年の経験から、不時着という手段で乗客を救いながらも、周囲から疑いの目で見られるサレンバーガーの苦悩を描きます。

ハドソン川の奇跡って、あの時よくテレビで入っていたので覚えてます。そのあと、よくこの物語は奇跡体験!アンビリバボーでやっていたりしたので、この後どうなったかもすべて知った状態で見に行きました。

もーーーーーー本当に最近のイーストウッド監督は神がかってますね。間違いないって言えますね。
この映画96分ってコンパクトなんだけど、初めから終わりまで緊張感がある。
結果知っててもこの緊張感があるのはすごいなって思いました。

映画を見て一番思うのはこのニューヨークのハドソン川に不時着水し、155人の乗客全員が無事生還したってことは、
奇跡なのかもしれない。でもこれは、不時着水してしまった飛行機の乗員乗客をすべて助けようと、
いろんな人がここに動いたこと、近くにいたフェリーの運転手、警備会社の人いち早く助けにいき、
救急、管制塔、CAにパイロット、すべての人が焦らず、たんたんとプロフェッショナルに仕事をした結果が、
こんな奇跡みたいなことがだったんだって思いました。
偶然の奇跡ではなくみんながちゃんと焦ることもなく仕事をした結果だと思います。
しかしあの凍ったハドソン川に不時着して、本当によく助かったな~って思いました。

調査委員は「事故は操縦者の過失によるものでは?」とサリー機長(トム・ハンクス)に疑惑の目を向け、
展開を意外な方向へと傾けます。そして裁判では、空港に戻れたのではって論点で争われます。
着水を派手にかいてるわけではなく、フライトシュミレーターのみで淡々と進んでいく裁判劇。
最後はボイスレコーダーによる機械音声でした。
その緊張感あるボイスレコーダーが鳴り響いているとき、みんなが冷静につとめ、そして仕事をする音声。
サレンバーガー機長及びスカイルズ副機長の冷静さを本当に感じました。
そして調査委員の、このボイスレコーダーを機長と副機長と一緒にきくのははじめてだって言った一言、
みんなが生還したのは奇跡なんだって思いました。

すごいなって思うのは、英雄になっている機長は最後まで、「私だけの力ではない」って言った彼の謙虚さ、
機長が聴き終えて廊下に副機長と出て握手かなかわしたシーンにはなんか泣けました。
この二人がいたからこそ、この奇跡の瞬間がうまれたんだろうなって思います。

トム・ハンクス、アーロン・エッカート本当にすごかったな~
トム・ハンクスはやっぱりすばらしい。大げさにじゃなく、たんたんと演じてる感じがすごくよかった!
奥さんとの会話とかもよかったな~なんか自分はもしかしたら間違ったんじゃないかとぶれそうになるんだけど、
やっぱり自分は正しかったんだってぶれずないのは本当にすてきだったわ~

しかし、イーストウッドってすごいね。事実をたんたんと伝える映画なんだけど、
その中には、脚色した派手な演出はなくても感動を与える。
そして最後は、副機長に、万が一同じことが起こったらどうしますかと尋ねると、
彼は「今度やるなら僕は7月にやりたい」と冗談を言ってエンドロールに入り、
エンドロールには本当にこの飛行機にのっていた乗客、客室乗務員、機長、副機長が当時を涙ながらに話している。。
なんか最後までせきたつことができず、そしてエンドロールも涙してしまいました。
やっぱりすごいな、イーストウッド監督!

Nakajiの満足度 ★★★★★(5.0) 10/5  劇場鑑賞 76 作
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