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セジョリ♪映画三昧・舞台三昧・食などなど自分の好きなことを!映画はネタバレありが多いです。

人生の約束

2016-01-10 23:50:07 | CINEMA(日本)
人生の約束
'16:日本


人生の約束 (幻冬舎文庫)


◆監督:石橋冠
◆主演:竹野内豊、江口洋介、松坂桃李、優香、小池栄子、美保純、市川実日子、高橋ひかる、立川志の輔、室井滋、柄本明、北野武、西田敏行

◆STORY◆IT関連企業のCEO中原祐馬は、共に会社を興し決別したかつての親友・塩谷航平の死を知らされる。 航平の最期の望みは、故郷・富山県新湊の曳山祭で、曳山(山車)を曳くことだった。 しかし航平の地元・四十物町(あいものちょう)の曳山は、維持費や曳き手不足のため、近隣の西町に既に譲渡されていた。 航平の娘・瞳に頼まれ、祐馬は曳山を四十物町に取り戻そうとするが、会社で一大事が起こってしまう…。

富山県射水市で江戸時代から続く「新湊曳山まつり」を題材に、テレビドラマ「池中玄太」シリーズなどの石橋冠が映画初監督を果たしたドラマです。

曳山を曳くことは「つながる」ということ!故郷で続く祭の継続を何よりも大事にしていた亡き親友の思いを知った男が、親友の娘の願いを叶えようとする姿を描いています。

Nakajiの2016年1作目は富山が舞台の人生の約束です。
とにかく富山は大入り満員。映画館はすごいことになっていました。

石橋監督の奥様の実家がありる“第2の故郷”といっておられる新湊が舞台です。
新湊出身といえば志の輔さんなんだけど、ご出身もあの舞台の近所だったんじゃなかったかな?
だからってわけではないけど、出ておられましたね(笑)

物語は、約360年前から続くといわれている、放生津八幡宮の例大祭として行われる曳山まつり!
その曳山の譲渡で揺れる新湊を描かれています。
東京でIT会社をやっている祐馬は、一緒に会社を作った親友の航平の死をしり新湊へ行き、
そこで、四十物町の町民に出会います。
そして祭りに一喜一憂する町民をみて、狂ってるって言うんだよね~
まあ、普通にみたらそう思うわな・・・
でも、その曳山にかかわっていってやっと人間らしい彼を取り戻していくんだよね~

Nakajiの地元には、こういったお祭りがないけど、
曳山とかを持っている地区の出身者は人ごとじゃないって感じで見てたんじゃないかな?
運営にはお金がかかり町内が火の車になっているんだけど、継いでくれる若い世代も少ないんだよね~
どの町も運営に大変だと思います。でもお祭りって大切だなって思いました。
曳山の「つながった」って人もつながるし、曳山にもつながるし、未来の子供たちにもつながるし、
そんなつながりをもったお祭りなんだろうね。

脚本とか突っ込みどころあるんかもしれないけど、
Nakajiはとにかく、西田さん演じる玄さんのセリフに泣けたな~
「無くしてから気づくことばっかりやな、人生は」とか、
「40代が人生の 踊り場で、過去も未来も見える」とかなるほどな~って思いながら見てました。
過去をみてもまだ前をむける年だし、未来が見えるんであれば、
そんなに時間もないから前に進むしかないんだって言われているようだな~って思いました。

竹野内君と江口さんの演技は本当に素敵だったな~

竹野内君のとってもやり手で人の意見もまったく耳にしないワンマン社長も素敵だったな~(笑)
彼を見てると、やっぱり、他人の言葉に耳を傾けることをしないと、
自分がつぶれていくんだなって思いました。彼はまだ踊り場の年で気が付いてよかったよって思いました。
江口さんはもう漁師になっていたね(笑)

西田さんと柄本さんはすごかったね。なんかセリフの間とかいろんなことすごいな~って思いました。
まあみんな富山弁頑張っていたね。不自然すぎるわっていうのはあんまりなかったような気がします。
その中でも富山出身の室井滋さんのネイティブすぎる富山弁(笑)
お父さん、なーん、つけんが~って言うところなんて自然すぎて・・・これみんなわかるのかな?
って思うくらいだったな~(笑)

また富山の風景が本当にきれいに映ってたね。内川は日本のベニスって言われているところなんだけど、
西田さんが内川に来て、これはセット?って言ったとか・・・・なんか港町って味があっていいよね。
そこから見える立山連峰のきれいなこときれいなこと・・・

曳山13本に灯がともったところも圧巻だったな~曳山ってきれいだよね。映像みて思ったけど、
富山の工芸がふんだんにされていたよね。井波の彫刻とかさあ、素敵だった。
曳山、今年すごい人かな~1度は見てみたいな。

この監督はホームドラマとか作っておられた人だからか、
あったかくて、笑って、泣けるそんな映画でしたね。この映画、たくさんの人に見てもらいな~

Nakajiの満足度 ★★★★(4.0) 1/9  劇場鑑賞 1 作
人生の約束 (幻冬舎文庫)
山川 健一
幻冬舎

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6 コメント

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こんにちは (yukarin)
2016-01-14 13:06:51
物語もいいけど富山の景色が本当に素敵たった!!
やっぱり先に観といて実際に行って感動したくて観てきたよ。
お祭りも迫力あったし、特に夜に灯がともるシーンは良かったね。今年はすごい人なんじゃない?
一度生で見てみたいわー
返信する
>yukarinちゃん (Nakaji)
2016-01-19 13:38:38
やっぱり映像でみるときれいだよね~(笑)
見て現地にいくのはとってもいいかも!
私もお祭りって見たことないんだよね~
一度は見てみたいものだわ~
返信する
お祭り。 (BC)
2016-02-04 22:18:06
Nakajiさん、こんばんは。
私もこの作品、先月に観ました。

江口さんは長髪のイメージだったので短髪にビックリでした。^^
徹底した役作りでしたね。
人生観を階段で例えた西田さんの台詞も印象的でしたね。

私は実家に帰ると富山出身の父が富山のお祭りの写真を自室の壁にいっぱい貼ってあるんだけど、
この作品を観て、その気持ちがわかるような気がしました。

町のお祭りに情熱を注ぐ人達の姿を見て、風習文化の尊さを感じました。
返信する
>BCさん (Nakaji)
2016-02-07 22:30:56
こんにちは。

江口さんは本当にすごく漁師になってたね~
びっくりしました。とにかく西田さんのセリフにやられてしまっておりました。

そうでしたね~お父様富山でしたね。
わたしはこのお祭りいったことないんですよね~
でも、ロケ地めぐりととかしてたら、喫茶店のおばさんが、寄っていかれ~って声かけてくれたりと、あったかさを感じました。
富山は風習文化がおおいような気がします。地域柄ってあるんでしょうね。

BCさんもぜひぜひいらっしゃってください♪
返信する
こんにちは (ここなつ)
2016-03-01 12:50:28
こんにちは。
この作品では随所に沁み入るセリフ(教訓?)が挿入されていましたね。
でも私きっと、この作品をもっと若い時に観たらその点が辟易としたのではないかと思うのです。説経臭せーんだよ!言われなくてもわかっとるわい!みたいな。
ある程度年を重ねて、沁み渡るものとしてこの作品を鑑賞で来て、素直に良かったな、と思えたのでした。
返信する
>ここなつさん (Nakaji)
2016-03-03 20:48:59
こんにちは。
自分も年をとったから、このセリフがしみてくることってありますよね。若い子みても感じてほしいな~って思いました。
会社でも話題になってて、ぜひぜひ富山以外の人にも、見てほしい映画だな~って思います。
返信する

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