東十条探偵団2

明日は何を撮りに行こうかな?

華やかにオイランソウ

2016-07-13 | 季節の花
  夏の花壇、花が寂しくなったその花壇に
  オイランソウが一人華やかに咲き誇っています。
  夏に咲く花の色は派手だけどこの花も晴れた日に見ると
  目が痛くなるような眩しい花色です。


  

     オイランソウ(花魁草) ハナシノブ科フロックス属

     別名をフロックス、クサキョウチクトウなどと言います、
     若い人にはフロックスの方が通りがいいのかな?。
     芝桜の仲間で花の形がちょっと似てるかもね。




  

     花の香りが花魁の白粉(おしろい)の香りに似ていること、
     また、ピラミッド状に、円錐形に固まって花をたくさんつけるため
     簪(かんざし)をつけた花魁の頭(兵庫髷)に似ているとこの名前に。




  

     白い花の他にピンクとか赤紫とかいろいろあるようです。

     北アメリカ原産のものが 明治期に輸入され、
     色合いが夾竹桃に似ているところから、クサキョウチクトウ(草夾竹桃)とも。
     花期が長いのでしばらく楽しめます。
  

     花魁(おいらん)は、吉原で大夫の名が廃れたあとの高級遊女の呼び名です。
     妹女郎たちが「おいらんとこの姉さん」と呼んだからと伝えられています。
     普段は店にいないため引手茶屋を通じて呼ぶ、このとき呼び出された
     花魁が禿(かむろ)や振袖新造を従えて遊女屋と引手茶屋の間を行き来することを
     花魁道中と呼び、いまでもイベントなどで華やかに繰り広げられます。
                                                                7月7日 向島百花園
         

コメント (2)
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