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韓国人女性を道後温泉観光ガイドする

2014年11月23日 | 伊予松山歴史散策
以前から晩秋から、冬期にかけて気管支炎を時々患う。そして咳が伴うと完治するまでかなりの期間を要する。3年間、気管支炎喘息を患わず過ごして来たが11月7日から、体調を崩し、気管支炎喘息を再発床に臥せっている。
11月23日、少し回復したと思い、道後温泉観光ガイド当番であったので無理をして午後からガイドをした。午後1時30分から午後の観光ガイドを開始する。ガイドを希望する30代位の女性からガイドお願いしますと依頼があった。自己紹介と、道後温泉界隈の観光地と、観光時間を尋ねると、時間は充分ありますとの由、但し私は韓国人なので、日本の歴史は余り知識がないです。現在は北海道旭川市で仕事をしております。日本語は80%理解できます・・との言葉が返って来た。夏目漱石・正岡子規・秋山眞之はご存知ですかと伺うと、漱石・子規は知っているが、秋山眞之はしらない。短詩形文学、長詩形文学・・はと尋ねると、解らないとの事だったので漱石が好んだ道後温泉本館、坊っちゃん列車、子規記念博物館と中世の城跡、湯築城跡等々を中心にしてガイドをした。
最後に、湯築城跡にある松山地方気象台が管理している、染井吉野桜の観測木を紹介、松山市の染井吉野桜が開花しましたとTVニュースで発せられたら、観測木を思い出して下さいと言ってガイドを終了した。
別れの時に、韓国は儒教のお国柄、儒学の教えで親兄弟祖先を敬う心が高く素晴らしいですね。・・すると最近はその心が薄れて来ましたと言葉が返って来た。中々礼儀正しい女性であった。私が時々咳をしながらガイドをしたものですから(風邪引きの咳・悪性の咳でないので・・断ってガイドをした。)御身体お気を付けて下さいと・・労いの言葉と、良い歴史の勉強が出来ましたと言って貰った。


道後温泉駅前にある、道後温泉観光会館で、此処でガイド希望の観光客を待ち受ける。


本日は、(11月23日)夏目漱石が毎日道後温泉に通い乗った、坊っちゃん列車から案内開始した。


漱石は、東京都比べて何もいい物はないが、道後温泉は格別で東京にもないものである・・と言った。ましてや本館建物は、明治27年に改築した新築の建物で、漱石が松山中学の英語教師として赴任したのは、明治28年だから、未だ木の香りがする道後温泉本館であった。


道後温泉本館に併設して、明治32年に皇室専用の御召湯として又(ゆう)神殿(しんでん)が増築された。


皇室専用の御召湯として又(ゆう)神殿(しんでん)の玉座。


皇室専用の御召湯として又(ゆう)神殿(しんでん)の浴室。



冠山からみた道後温泉本館。


本館三階にある漱石の部屋。


短詩形文学博物館の子規記念博物館。


以上の場所を案内し、最後に松山地方気象台が管理している、染井吉野桜の観測木を紹介、松山市の染井吉野桜が開花しましたとTVニュースで発せられたら、観測木を思い出して下さいと言ってガイドを終了した。

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