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第20回「アマチュア無線全国縦断一斉マイクロ波帯大移動運用会」

2012年06月11日 | 伊予松山歴史散策
平成24年6月9日・10日2日間、第20回アマチュア無線マイクロ波帯全国一斉縦断大移動電波伝搬通信実験(日本アマチュア無線連盟名目後援)が開催され、私:JR5EEKも参加した。
この開催は今年で10年目となるが、それ以前は各エリアが異なった月日に思い思いに移動運用していた。
平成14年4月20日マイクロウエーブ北海道支笏湖大会に参加、松山から名古屋港まで車で行き、ここからフエーリー「きたかみ」で船中2泊して苫小牧港に上陸、会場の支笏湖に行った。この大会で日時を決めて全国各エリア一斉に電波伝搬通信実験をしようと提案した。

横浜市の、JH1UGF、マイクロウエーブ北海道クラブ代表、伊藤博之氏・JA8BAVと協議、早速大会に緊急提議、可決され、全国の代表者の同意を得て、第1回アマチュア無線マイクロ波帯全国一斉縦断大移動電波伝搬通信実験が平成14年9月28日・29日に開催され現在に至っている。

マイクロ波帯全国一斉縦断大移動電波伝搬通信実験の主たる目的は、アマチュア無線マイクロ波帯の活性化と後継者の育成並びに災害時の連絡や救助連絡等々の非常無線通信活動に寄与する事で、その時の為に無線機器の点検と緊急無線運用の訓練を兼ねて実施している。

全国にある社団局と地方自治体がタイアップして毎年防災訓練に参加している。例を挙げると松山市が毎年実施している防災訓練には、松山市役所アマチュア無線クラブが参加して無線設備を使った非常無線訓練を行っている。

世界中に約230万局、日本には約56万局が開設されており、世界一で、活発な無線交信が行われている。また無線科学の進歩、国際親善等にも寄与してきており、更に非常災害時には、人命救助等にも活躍するなど社会的にも貢献している。
アマチュア無線マイクロ波帯全国一斉縦断大移動電波伝搬通信実験が開催実行委員事務局は、横浜市のJH1UGF:槇岡 寛幸氏にお願いしている。

参考1:アマチュア無線局は、金銭上の利益のためではなく、 無線技術に対する個人的興味から自己訓練、通信、技術的研究のために開設されるものでこれをアマチュア無線局といい、「ハム」という通称で親しまれている。

参考2:マイクロ波帯とは、一般に周波数が1~10GHzのUHF・SHF・EHFを含む周波数の総称がマイクロ波と呼ばれその中でもSHF「Super High Frequency」の略語で波長は1~10cm未満、3GHz~30GHz以下の周波数を言う。主に衛星通信、衛星放送、市外電話回線、各種レーダーが用途で、勿論アマチュア無線も含まれる貴重なバンドです。全国(縦断)一斉マイクロ波バンド大移動運用会はSHF帯が主である。

JR5EEKの設備:右が5600MHZ帯・10,1GHz帯のパラボラANT68cm
左が1200MHz帯5Eシングル・ループアンテナと2400MHz帯の14Eシングル・ループアンテナANT


送受信機で1200MHz帯ハンデイー無線機で下部のトランスバターで5600MHz・10,1GHzに周波数を変換して送信する


この無線機は、1200MHz帯と2400MHz帯のFM機


無線機のセットは、大形のカメラ撮影用の三脚にセット


松山自動車道上り「伊予灘サービスエリア」の表示板


松山自動車道上り「伊予灘サービスエリア」の展望広場


松山自動車道上り「伊予灘サービスエリア」に「恋人の聖地」が設置、沢山の鍵が掛けてある・・二人の愛の誓いをがっちりと


ここにも子規の句碑が・・俳句の街、何処に行っても子規の句碑がある
石手寺へ まはれば春の 日暮れたり  子規


松山自動車道上り「伊予灘サービスエリア」から瀬戸内海(伊予灘)を望む。
 

松山自動車道上り「伊予灘サービスエリア」からの松山空港で着陸して駐機上に移動中・・このように伊予灘サービスエリアは眺望のいい場所である
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