爽やかだったお二人の会見
2021年10月26日
秋篠宮家の眞子さまが小室圭さんとの婚姻届を提出し、結婚が成立しました。「やっとたどり着いた。憲法違反にならないですんだ」とほっとする人から、「母親の金銭スキャンダルがあり、今後も許せない」という人まで様々でしょう。
結論からいうと、「皇族とはいえ、人権にお構いなしに、叩きやすい対象ならば叩き続ける。売れさえすればよい . . . 本文を読む
膨張にブレーキが世界のため
2021年10月22日
中国の経済成長率が2四半期連続で低下しました。私は中国経済が減速し、各国経済の過度な中国依存度が下がり、中国の軍事的な膨張にもブレーキがかかるならば、世界にとって好ましいと思います。
日本の新聞を見ていると、「黄信号が灯った中国経済の減速」(日経社説、10/19日)、「不動産大手、恒大集団の株急落」(読売、22日 . . . 本文を読む
主要国で日本だけにない不作為
2021年10月15日
岸田新政権が衆院を解散しました。与野党そろって巨額の財政出動を選挙公約に掲げ、選挙戦を戦います。日本の財政はすでに、制御不能の状態に陥っているのに、無責任な話です。
野党は与党の放漫財政策をけん制するどころか、消費税率の引き下げ(立民、、共産、維新、国民)、一律10万円の給付金など、与党並みかそれ以上の大盤振る舞 . . . 本文を読む
政策を検証しない政治のツケ
2021年10月12日
矢野財務次官の寄稿「このままでは国家財政は破綻する」(月刊文芸春秋11月号)が波紋を広げ、さらに岸田首相の総裁選公約である金融所得課税の強化先送りなど、岸田政権の経済政策は発足早々、動揺しています。
財政拡大、金融膨張のアベノミクスを検証してこなかった政治が混乱を生み出しています。岸田首相の「新しい . . . 本文を読む
温暖化対策の難しさが議論を曲げる
2021年10月8日
米プリンストン大の真鍋淑郎氏ら3人がノーベル物理学賞を受賞します。地球温暖化を科学的に予測する研究が世界で評価されました。2、3度の気温上昇でも、気候の大変動がもたらされる。
壮大な気候変動モデルは1967年、1989年などに発表されました。世界各地における異常気象の多発、国連のIPCC(国連の気候変動に関する . . . 本文を読む
申告敬遠は二塁打の扱いにせよ
2021年10月5日
米メジャーリーグで大活躍の大谷翔平選手は、手の届きそうだった本塁打王を逃しました。断トツに多い申告敬遠(事前申告による故意四球)でバットを振らせてもらえなかったことが大きな原因でしょう。
日本のプロ野球は、間延びさせ、相手をはぐらかす。米国メジャーの先発投手は100球目安に降板する規則があり、ムダな球数は投げず、真 . . . 本文を読む
政界に生き残る旧システム
2021年9月30日
自民党総裁選で岸田文雄氏が当選し、来月4日の臨時国会で第100代目首相に指名されることになりました。政界を支配する世襲政治の構造が今回も、はっきりみてとれました。
政治、外交、経済、社会などの世界の枠組みが激動期に入っています。旧システムは新システムに置き換えられていく。政治ジャーナリズムは政界の内部情報ばかり取材せず . . . 本文を読む