JA7QQQ気ままな絵日記

どこかで聞いたことのあるタイトル。 掲示板感覚で、気軽に書き込んでください。

アンテナのメインテナンスとバランの関係

2018年11月16日 | S-Line
先日ロータリーダイポールのの整備を行い、エレメントの繋ぎ目を磨いて締めなおしたり、給電部を組み立て直しを行いました。
2日間は調子良かったのですが7MHzで南米を呼んでいたところ突然SWRが跳ね上がり使用不能となってしまいました。
エレメントは問題ないと考え、給電部の古いバランが怪しいと目星を付けました。
今日の午前中、風もなく絶好の作業日和です、不調だったロータリーダイポールのバランを交換したらSWRが示す帯域が広がりました。
バランの種類は元はクリエイトデザインのCB2F(旧型)、今回はナガラのBL4Kを使用しました。
SWR 1.5以下の範囲が倍近く広がりました。

大きな違いは
CB2F 1.3:1 75Ω:50Ωl
BL4K 1:1 50Ω:50Ω

この値は同軸ケーブルを約30m引き回したシャックに設置したFTDX-5000のSWR表示機能を利用したものです。
さて、この因果関係は如何様なものでしょう。


7MHz


14MHz


21MHz


28MHz


21MHz帯や28MHz帯は嘘みたいに広い。
さて、安心感は増したので冬の間はこれで楽しもう
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイヤ交換 | トップ | アンテナ切替機 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
バランですか? (sky)
2018-11-17 05:51:29
長期に渡り外気に曝されているだけでしょうか
設計や材質等も違うのでしょうか
改善されてよかったですね
skyさん (JA7QQQ)
2018-11-17 07:08:30
クリエイトデザインの古いタイプのバランでした。
アルミのケースと同軸コネクタの接続部分は粉が吹いた状態でした。
端子のネジも真っ黒でした。
特性の違いは75Ω:50Ωと50Ω対50Ωの違いかと思います。
ダイポールは75Ωなので本来はクリエイトデザインの製品の方が正解なのでしょうが、色々とコイルなどがぶら下がると50Ωなのでしょうか。
75Ω (sky)
2018-11-17 15:51:47
あ、7はダイポールでしたね
50だからミスマッチ、だけど新品の勝ち
21と28も同じダイポールですか
skyさん (JA7QQQ)
2018-11-19 07:27:48
そこなんです。
クリエイトデザインの八木アンテナはパラスティックエレメントの影響で下がったインピーダンスを長いスダフで75Ωにしているようです。
ナガラはパラスティックエレメントの影響で下がったインピーダンスを50Ω付近に持ってきているようです。
そこでダイポールなのですが、通常は75Ωですがコイルの影響などでインピーダンスが下がっているところに1.3:1のトランス型のバランを使用することにより益々見かけ上のインピーダンスがさがり帯域を狭くした。
または、その逆で1:1のバランのおかげで見かけ上の帯域が広がった。
さて、どちらなんでしょうね。

コメントを投稿

S-Line」カテゴリの最新記事