総務省から11月22日付で表記の表題でパブコメを募集している。
「アマチュア無線技士国家試験に係る試験科目(電気通信術(モールス電信))の見直し案に対する意見募集について」
総務省では
「受験者の負担軽減の観点から下記のとおり、第一級アマチュア無線技士及び第二級アマチュア無線技士の国家試験に係る試験科目を見直すことが適当であると考えます。」
としている。
私の受験した時代と比べてみても現在の試験は十分に「受験者の負担は大幅に軽減されている」と思うのだが如何でしょう。
今まで総務省がパブコメを募集してもその意見が反映された事例を見たことが無い、「意見として参考にさせていただきます」と回答されるだけでこの発表は「決定」と見てよいだろう。
けれど私は今回は意見を出そうと考えています、あまりに簡単になりすぎた国家試験に物申したい心境です。簡単になった分アマチュア無線そのものも軽くなったように感じます。
プロの世界では廃止されたが、私はアマチュア無線で電信はまだまだ必要な技術だと考えます。
電信だけではないのです、安易に扱われるリニアアンプ、電気回路に対する理解力、どれをとっても現代のアマチュア無線技士は過去のアマチュア無線技士に及ばない感じがします。
総務省はアマチュア無線の試験を簡単にして何をしようとしているのでしょう。