先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「素材の味が引き立つ」ホテルや飲食店のシェフ アイヌの伝統料理をアレンジ

2023-02-10 | アイヌ民族関連
STV2023/02/9
ホテルや飲食店のシェフが、アイヌの伝統料理をアレンジしました。

「素材の味が引き立つ」ホテルや飲食店のシェフ アイヌの伝統料理をアレンジ
© STVニュース北海道
野菜や海鮮などを使ったメニューは、どう様変わりしたのでしょうか?
じゃがいもで作った団子にイクラをまぶした「チポロシト」。
サケや野菜を塩で味つけた「オハウしゃぶしゃぶ」。
これらは今まで受け継がれてきたアイヌ料理をアレンジしたもので、ホテルや飲食店のシェフが手がけました。
試食会に参加した人はー
(参加者)「素材の味がすごくひきたっていたと思いました」
(参加者)「アイヌの食事を食べたことがなかったので、貴重な経験をさせていただいてよかった」
企画した道によりますと、伝統料理を通してアイヌ文化に触れるきっかけになればと話しています。
・2/9(木)「どさんこワイド179」
・2/9(木)17:56更新
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/素材の味が引き立つ-ホテルや飲食店のシェフ-アイヌの伝統料理をアレンジ/ar-AA17hr8Y

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洞爺湖の成り立ち説明、ジオパーク訪れ理解深める 虻田高生と高知・室戸高生が交流【洞爺湖、壮瞥】

2023-02-10 | アイヌ民族関連
室蘭民報2023.02.09

銘菓紹介も
 洞爺湖町の虻田高校と高知県室戸市の室戸高校の「世界ジオパーク高校生交流会」が8日、洞爺湖有珠山ジオパーク内で行われた。生徒たちは互いの地域や銘菓などを紹介し合い、交流を深めていた。
 室戸高校は、世界各国のジオパークを巡ってジオパークに関する学びを深めている。今回、室戸ジオパーク推進協議会と交流があった洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会を通じ、室戸高の1、2年3人が洞爺湖有珠山ジオパークを訪問した。虻田高からは1、2年4人が参加した。
 交流会は、虻田高での両校生徒による自己紹介と地域紹介、銘菓紹介から始まった。室戸高生は「室戸の東側の海は2、3キロ進むと水深千メートルになる。深層水はプランクトンが多く、魚が集まりやすい」と紹介。虻田高生は「約11万年前に巨大な噴火が起き、洞爺湖が誕生した。この規模の噴火は、日本列島でも12万年で9回しか発生していない」と洞爺湖町の成り立ちを説明していた。
 有珠山ロープウェイ(壮瞥町)を使ったジオパークガイドツアーを実施。洞爺湖有珠火山マイスターの加賀谷にれさんをガイドに、有珠山や昭和新山、1977年の噴火によって誕生した銀沼火口などの解説を聞いた。
 虻田高の大西萌映さん(2年)は「高知県のお菓子、野根まんじゅうが天皇陛下への献上品になっていたと知り驚いた」と笑顔。室戸高の森本月花さん(2年)は「雪に動物の足跡があり、北海道らしさを感じた。ガイドツアーでは、山が動くことを初めて知り、山の力強さを感じた」と話していた。
 室戸高生は9日、「洞爺・有珠アイヌ語地名ツアー」を実施し、洞爺湖周辺を回る。
https://hokkaido-nl.jp/article/28206

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国連の「専門家機構」宛にリポート提出 沖縄の基地問題や環境汚染など 6団体が会見

2023-02-10 | 先住民族関連
沖縄タイムス2023年2月9日 10:12

「先住民族の権利に関する専門家機構」宛てにリポートを提出した宜野湾ちゅら水会の町田直美共同代表(上段左)と他団体の代表者ら=8日、県庁
 国連の「先住民族の権利に関する専門家機構」(EMRIP)が「軍事化が先住民の権利に与える影響」をテーマに広く情報提供を呼びかけていることを受け、県内の6団体は8日までに、在沖米軍・自衛隊基地から派生する有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)汚染などの問題をまとめたリポートをそれぞれ提出した。同日、県庁で記者会見し報告した。
 6団体は、宜野湾ちゅら水会、沖縄国際人権法研究会、琉球民族独立総合研究学会(ACSILs)、有機フッ素化合物汚染から那覇市民の命を守る会、南西諸島ピースプロジェクト、石垣市住民投票を求める会。...
この記事は有料会員限定です。
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1100984

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PFAS問題を国連機関に訴えへ 沖縄の6団体が報告書提出 スイスの会議に参加も

2023-02-10 | ウチナー・沖縄
琉球新報 -2023/02/09 11:53
PFAS問題を国連機関に訴えへ 沖縄の6団体が報告書提出 スイスの会議に参加も© 琉球新報社
 米軍基地周辺から有害性が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)が検出されているといった沖縄県内の各問題に関し、市民団体「宜野湾ちゅら水会」とほか五つの団体は8日、県庁記者クラブで会見を開き、国連の関係機関へ問題を訴えていくことを明らかにした。  6団体は1月末までに、国連人権理事会の諮問機関である「先住民族の権利に関する専門家機構」(EMRIP)に各問題の報告書を提出。ちゅら水会など一部は7月、スイスで開催されるEMRIPの会議へ直接参加も予定している。沖縄から6団体がEMRIPへ報告書を同時に提出するのは初めて。  団体はほかに沖縄国際人権法研究会、有機フッ素化合物汚染から那覇市民の命を守る会、琉球民族独立総合研究学会、石垣市住民投票を求める会、南西諸島ピースプロジェクト。EMRIPは「軍事化が先住民の権利に与える影響」というテーマで報告書の提出を求めていた。  同時提出を呼び掛けたちゅら水会は昨年、琉球民族独立総合研究学会と連名でPFAS問題を報告していた。町田直美共同代表は「沖縄はさまざまな問題がある中で、日本政府に訴えても伝わりにくい。(各団体と)足並みをそろえ、基地問題などを多くの人たちに知ってもらいたい」と力を込めた。EMRIPの会議参加に当たり、寄付も呼び掛けた。 (金良孝矢)
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/pfas問題を国連機関に訴えへ-沖縄の6団体が報告書提出-スイスの会議に参加も/ar-AA17gTDT

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェアトレードチョコでフィリピンの子を支援 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの子どもアンバサダー

2023-02-10 | 先住民族関連
SDGsアクション2023.02.09 (最終更新:2023.02.09)

フェアトレードのプロジェクトに参加するなのさん(右)とゆりなさん=東京都世田谷区
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン子どもアンバサダー/なの、ゆりな
2月14日のバレンタインデーに向けて、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの「子どもアンバサダー」たちが、フェアトレードのチョコレートの販売に取り組んでいる。利益はフィリピンの子どもたちを支援するNGOに寄付する。どんな思いで活動しているのか、高校1年生のなのさんとゆりなさんに聞いた。(副編集長・竹山栄太郎)
「どこにいても平等な世界」へ願い込め
フェアトレードチョコのプロジェクトに取り組んでいるそうですね。
なの:
企画からデザイン、広報、販売まですべて自分たちでやっているんです。ドミニカ共和国、ペルー、パラグアイのフェアトレードカカオを使ったチョコレートを輸入して、オンラインと学校で販売します。利益はフィリピンで子どもたちの自立支援をするNGOのプレダ基金(注)に寄付し、刑務所に入れられた子どもや性的産業に従事する子どもを救うために使われます。私たち2人がこのプロジェクトに関わるのは今年が2年目で、昨年(2022年)はケニアのお母さんの収入向上を支援しました。
(注)プレダ基金 フィリピン・オロンガポ市にある現地NGO。性的虐待を受けた少女や、刑務所から救出された少年への自立支援、貧困地域(先住民族)の自立支援活動をおこなっており、1999年からフリー・ザ・チルドレン・ジャパンとパートナーを組んでいる。
ゆりな:
今年の商品名「Masaya(マサヤ)」はタガログ語で「幸せ」という意味です。パッケージは私がCanvaというデザインツールでつくりました。生まれた場所に関係なく、どこに住んでいても公正で平等であるようにという思いを込めて、シーソーを描いたんです。
どうやって準備を進めたのですか。
なの:
今年のメンバーは小学生から高校生までの8人です。まず寄付先を決めるところから始め、フリー・ザ・チルドレンのネットワークでつながっている団体や国のなかからプレダ基金に決めました。次に考えたのは商品の値段設定です。去年は1袋450円にしましたが、今回は円安で原価が高くなり、同じ値段で販売すると寄付できる額が減ることがわかりました。そのため、寄付金額を追うのではなく、むしろ値段を下げてフェアトレードの知名度向上に徹しようと、430円にしました。
ゆりな:
それから、「あなたの寄付でその子を自由に」というコンセプトを決め、パッケージに書く説明文もつくりました。
フィリピンを寄付先に選んだ理由は何ですか。
ゆりな:
ケニアやウクライナも候補になりましたが、私個人の思いとしては子どもが子どもに貢献できるという点が、子どもがアクションを起こすフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動にマッチしていると思いました。フィリピンでは、小さな子どもが危険な工場や性的産業で働かなければいけないという現状があるそうです。現地にいる私の友達からも、働いているのにお金をもらえなかったり性的虐待を受けたりしても、仕事をやめられない子どもたちがいると聞きました。
世界の子どもたちのパワーに
そもそも、フェアトレードに関心を持ったきっかけを教えてください。
ゆりな:
中学校の授業で、ガーナのカカオ農場での児童労働のビデオを見ました。フェアトレードが児童労働問題を解決する大切な方法であり、買うことは誰にでも簡単にできることだと習い、フェアトレードで貢献できるのはすごくいいなと思いました。
なの:
何となくやってみたいと思い、気づいたら参加していました。活動を通じて、児童労働などいろいろな問題を考えるようになりました。
なぜ、子どもが取り組まなくてはならないのでしょう。
なの:
これからの世の中を築いていくのは今の子どもたちだから、大人に任せっきりにしてはいけないと思います。日本は海外に比べて、子どもたちが「世界を変えられる」と考える割合がすごく低いそうです。私たちの活動が日本の子どもたちに影響を与え、世界の子どもたちのパワーにもなるんじゃないかと思っています。
ゆりな:
児童労働のことを知ったとき、もし私がどこか違う国で生まれていたらどうなっただろうと、すごく考えました。「なんで幸せな生活を送れていない子がいるんだろう、自分もそんな子たちのために何かやりたい」。そんな思いで活動しています。
子どもの意見、聞いてほしい
フェアトレード以外でそれぞれ関心を持っているテーマを教えてください。
なの:
子どもの権利についての提言や講演をしています。先日もゆりなと一緒にこども家庭庁を担当する小倉将信大臣(こども政策担当相)と面会し、3月にあるChange Makers Fes2023(チェンジメーカー・フェス2023)や、私たちがいま思っていることについて話しました。
私はコロナ禍の学校や国の対応について、「もっと子どもの意見を聞いてほしかった」といろいろなところでお話ししています。授業はオンラインでできても、部活動はなくなり、きつかったです。そんな話をすると、「子どもたちの安全を考えて部活動を停止したけど、必ずしもいい選択ではなかったのかもしれない」と言ってくれる大人もいました。子どものことを考えてもらうきっかけになったらうれしいなと思います。
ゆりな:
私が小倉大臣に伝えたのは、子どもの権利について知っている子どもがすごく少ないということです。中学3年生の授業で少しだけ、「子どもの権利条約」という言葉は習いますが、内容までは習いません。私が小学校でとったアンケートでも、4割ぐらいの子しか子どもの権利を知らないのが現状です。子どもの権利の存在をすべての子どもが知ることで、いじめや虐待にあったときに声を上げやすくなると思います。そのために、子どもの権利を学習指導要領に載せてほしいということをお話ししました。
小さな活動から変化を
フェアトレードのプロジェクトを通じて、世の中にどんなことを伝えたいですか。
ゆりな:
日本には、以前の私自身のように、「子どもは何もできない」と思っている人がすごく多いと思います。でも私が活動を通じて感じたのは、小さな活動でもやれば変化はあるし、応援してくれる人もいるということです。フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのモットーでもある「子どもには世界を変えるチカラがある」ということを伝えていきたいです。
なの:
まったくその通りです。私が活動を始めたきっかけは、同い年の子どもアンバサダーの話をラジオで聞いて「何か自分にもできることがあるんじゃないかな」と使命感にかられたことでした。一歩踏み出すことで、いろんなことができます。フェアトレードに限らず、みんなに一歩踏み出してほしいなと心から思います。
フェアトレードチョコのオンライン販売はこちら
竹山栄太郎 ( たけやま ・えいたろう )
朝日新聞SDGs ACTION!副編集長。2009年に朝日新聞社入社。京都、高知の両総局を経て、東京・名古屋の経済部で通信、自動車、小売りなどの企業を取材。2021年にSDGs ACTION!編集部に加わり、2022年11月から副編集長。
https://www.asahi.com/sdgs/article/14829545

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする