トモちゃんといっしょ ~認知症の母と暮らして~ 中年プーのぐうたら日記(再会)

実家に戻って3年目。母は中期の認知症。今年から仕事をやめて中年プーに突入。誰にも言えない胸の内を綴ります。

holyな一日

2016-10-11 23:06:15 | 日記

昨日、10月10日は、

久しぶりの晴天。   

ずっと外にいて、

とてもholyな気分を味わいました。

 

どこを見回しても、空は限りなく蒼く、澄み渡り、

雲は白く輝き、

見上げるたびに光は肩に降りて、知らず知らずに手を置きます。

 

光の中から鳶が現れ、大きな輪を描きながらぐんぐん近づいてきます。

どんどん近づき、羽の1枚1枚が見渡せるほどに近づき、

ピーッと鋭く鳴いて、再びゆっくりゆっくり遠ざかってゆきます。

 

今度はお日様に向かって右手をあげます。

するとどこからか赤いトンボが飛んできて、止まるのです。

いつまで経っても離れません。

 

振っても離れてゆきません。

秋をつかんだような気持ちです。

 

トンボはこうして、 メスを待っているかもしれません。

 

手を伸ばすと、秋がそこにありました。

そして、立ち止まって、見届けようとするものに、一瞬

かけがえのない姿を見せてくれました。

 

そのとき地球とひとつになった。そんな気がしたのです。

 

ああ、生きてるんだなあ。

たった一人。

でも、かけがえのない一人として。

 

なんてしあわせなんだろう。

そんな気持ちでいっぱいになりました。

 

少しでも、そんな気持ちのおすそわけができたらいいですね。

 

 

見事に虫食いとなった白菜ですが、少しずつ巻き始めています。

 

 

ありがとうございました。

 


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