学習障害と英語指導を考える

特別支援の視点から。
どの子もハッピーになるような指導を。

クリアファイルを切って作った、アルファベットパーツカード。

2011年07月16日 | ビジョン・トレーニング
チャレンジ英語教室の中には、眼球運動だけではなくて、

認知が弱い子がいます。

つまり、形を捉えるのが苦手・・・。

あるいは、形のアウトプットが苦手なのかな、と思っています。


ですから、文字が左右逆になったり、大きさがまちまちだったり、

形がおかしいなあ~ということが多いです。


高学年の小学生2人はもうローマ字を習っているのですが、

書いた文字が以前お見せしたように、この二枚です。










この2人は、記憶は悪くないし理解も良いので、

文字をパーツごとに分解して覚えるのはどうかな?と思って

作ったのが、クリアファイルにパーツをかいて、重ねながら文字を作っていくもの。


もとはといえば、漢字の覚え方で

つくり や へん を分解して覚えてしまう方法が

向いている子がいるというところがヒントになりました。



例えば、a, b, c, d は、このクリアカード3枚で全部出来ます。




クリアカードなので、ひっくり返したり、重ねたり。



あとは、このカードに加えて、

手でc やa を作って、どちらの方向を向いているかを

動作と口頭で確認しながら、文字を作ります。






aからdまで~って言ってるねんけど、

書きたいから書いてみた文字もありますが、

こんな感じでかけるようになりました。


(上と下は別々の子が書いています)






来週は、定着をはかることと、

次の文字に進みます。



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