一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1740   第241回 九月 岩戸句会 

2016年09月28日 | 岩戸句会

友見舞う背につくつく法師かな   海人

鰡飛んで遥か雲仙煙吹く 

東京都釣瓶落としとなりにけり   炎火

菩薩から阿修羅となりし秋の川

行き交へば日傘をちょっと傾けり  章子

我の身に月日流れぬ夏の夜

コスモスや糸調子良きミシン音    薪

蚯蚓鳴く静寂飛び交う宇宙線

 諧調のテニスの音や秋麗      豊春

宗達か雲と稲妻大騒ぎ

移ろいのぽつり秋蝉誰に鳴く    SEINO

まえ翠とおくは碧秋の朝

 

鰯雲海より出でて海に入る     歩智

秋夕べ流るる雲は水墨画

十六夜が私の海に昇りくる     洋子

犬一匹女一人に蚯蚓鳴く

 函南の郷のシュールや曼珠沙華   侠心

赤きテロ里山に満ちて彼岸かな

名月が黒い車の屋根の上      余白

霧雨の馬込の里に蚯蚓鳴く

 秋灯寄り添ふ文の二通ほど     稱子

秋草のさもなき雨に垂れてをり

蚯蚓鳴く雨風止んで日も暮れて   雲水                  

雨降れば降るほど元気蚯蚓鳴く

ニホンヤモリ(守宮、家守)

シーボルトが新種として報告したため、japonicusと言われている

 屋外に建て掛けておいた、パラソルの中に休んでいたらしく

パラソルを開いたら、驚いて床に落下した

目が赤いのは、その時に打って内出血したらしい

ごめんね

 


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