一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1835   父の日や本屋床屋と縄暖簾   豊春

2017年06月26日 | 

 「父の日」、この世にプレゼントを贈る父は既になく、プレゼントをくれる子もいなければ、この句のような仕儀となるでしょう。大型書店で2時間、床屋は待ち時間を入れて2時間、そして夕暮れになり居酒屋の縄暖簾をくぐる・・・・

 居酒屋には、そんな男たちが集まって賑やかに違いない。作者の行った店には、きっと気の利いたママさんがいて、ビールか御つまみをサービスしてくれるんでしょう。・・・・・「お客さん、起きて下さい。閉店ですよ」

ムラサキシキブ(紫式部)

コメント
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