8月20日に更新しなかったのは、しようと思っていたのだけれどそのうちに酔ってしまったので、「酔ったらブログは書かない」と自分自身を戒めている私としては、泣く泣く更新を諦めたという次第。
それに反して、きのう8月22日に更新しなかったのは、午前中、30分ほど走ったあと太鼓を、それも久方ぶりの大太鼓を1時間半ほど稽古し、玉のような汗をダラリんコンと流したあと帰ると、当然のようにビールが飲みたくなり、
昼間にしてはちょっと多いんじゃないかなと、少しだけ気になるぐらいの量のビールを飲んでしまったら、「まったくブログを書けない」どころか、「何もする気が起こらない」ようになってしまった私自身の心持ちと、なまりきってしまった身体の問題。
「立て~!立つんだジョー」。
そういう声がニ度三度聞こえたような気がするのだが、いかんせん、私のなかの丹下段平も矢吹丈も本物たちとは比べようもないヘタレなのである。
ゴメンね。
そんな朦朧とした午後、webで見つけたこの言葉。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive.If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.
「ハードでなければ生きていけない。ジェントルでなければ生きているに値しない」
(『内田樹の研究室』より)
あれえ、そうだったのか?
「男はタフでなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」。
これは私の好きな言葉のひとつであるし、そう他言もしてきた。
しかし、少しばかりの違和感が「タフでなければ」という部分にあったのも確かで、そういう意味からしてみたら、「ハード」という形容は、(今の)私の心持ちにはピッタリとはまってしまうのだ。
そうか、「ハードでなければ生きていけない」か・・・。
そしてそのあとの「ジェントル・・・」という部分なのだが、矢作俊彦さんによれば、
「ハードでなければ生きていけない。ジェントルでなければ生きていく気にもなれない」という意味、らしい。
「ジェントルでなければ生きていくに値しない」か?
「ジェントルでなければ生きていく気にもなれない」か?
いずれにしても、「ジェントル」という前提として「ハードでなければ」成り立たないわけであって、「ふにゃふにゃ」だったきのうの私にとっては夢のまた夢である。
そして、それをネタにブログを書こうかと一瞬だけ考えたのだが、すぐにヤル気がなくなってしまった。
えーわい、こんな日もあるわい。
心の中でそう言いながら、また「ふにゃふにゃ」となる。
残暑と呼ぶにはあまりに暑い、北川村大字長山字田上(たあのうえ)の日曜の午後。