今回の遠征のあいだ、何冊かの本を読んだが、どれもしっくりくるやつがない。
ということは、ここで紹介するほどのものはない、ということなのだが、そんななかで唯一おもしろかったのが、佐治晴夫さんの『宇宙が教える人生の方程式』だ。
宇宙が教える人生の方程式 (幻冬舎単行本) | |
佐治 晴夫 | |
幻冬舎 |
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何事も「今さら」といって諦めるのではなく、その「さ」を「か」に入れ替えて、いつもが「今から」の時期だと考えて生きてみたらどうでしょう。そのことに気づくと人生が変わります。つまり「かわる」とは、「か」と「わ」の順序が入れ替わって、「わかる」ことの結果なのです。それが学ぶということの意味であり、教育とは、まさに、「わかる」ことによって「かわる」プロセスなのです。(Kindleの位置No.100あたり)
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ふむふむ、これなら皆さんに紹介するに値する。
と、上のテクストをキーボードで打ち込んでいると、
「?」
若干の疑念が生じた。
これ、読んだことがあるんじゃないか?
そんなはずはない。
調べてみた。
あった。
『「わかる」ことは「かわる」こと』という養老孟司さんとの対談本に同様のことが書かれており、なおかつそれを、1月7日の当ブログで紹介していたのだ。
「わかる」ことは「かわる」こと | |
養老孟司 佐治晴夫 |
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河出書房新社 |
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昔は年寄りが「いまさら」という言い方をしていましたけれど、最近はその年代が下がってきていますよね。何を言っても「いまさら」と答えるんですよ。だから僕は、「さ」を「か」に変えろって言っている。「いまさら」じゃなくて「いまから」にしなさいと。(P.143)
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「今さら」と「今から」、
「わかる」と「かわる」、
まして一方はタイトルがそのものズバリなのに、読んだことを忘れ、初めて目にしたかのように感心した。
ふ~
あぶないあぶない。
今回はとりあえずセーフだが、いつ同様のことをしているか、知れたものではない。
ま、よいではないか。
そんなこんなを抱えながら、これからも生きていこう。
「今さら」ではなく「今から」だ。
(と、いささか無理のある締めくくりで本日は終了、ではまたあした)
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数の言葉ヒフミヨ(1234)が、カタチ(〇△□ながしかく)からの送りモノとして眺めると、数学共同体の数学符号(∞ 1 0 i e π)や演算符号(+-×÷√=)らを[ヒフミヨ]は、【摂取不捨】している・・・