仕入れてきた19年式トヨタ・ヴォクシーの左電動スライドドアが故障。
まあ、故障が判ってて仕入れてきたのです。
修理がすっごく大変なので他の車屋さんが敬遠したので、その分価格が安かったのです。
それでは修理をしますか!
修理も出来る中古車屋の店長なのです。
電動スライドドアは滑車を通してモーターでワイヤーを引っ張り自動で開け閉めをするのです。
すっごく重いスライドドアを小さなモーターと細いワイヤーで開け閉めするのでどうしても壊れやすいのです。
寿命は7年70000kmぐらいかな?
このヴォクシーもワイヤーが切れていました。
モーターは大丈夫そうなのでワイヤーKITの交換で大丈夫でしょう。
最初にテールランプを外します。
ビスを2本外して、『エイッ!』っと思いっきりよくサイドのパネルを外します。
ドアを開けるワイヤーエンドが出てきます。
滑車のボルト2本を外します。
スライドドアの室内パネルを外します。
狭いよ~!
邪魔なセカンドシートも外しましょう。
ウワッ!
スライドドアの構造は複雑ですね。
パワーウインドウのモーターやイージークローザーのソレノイドやドアロックコントローラーなどの電気部品がいっぱい。
これが新品の電動スライドドアのワイヤーリンクです。
では大手術に取り掛かりましょう。
ウインドレールのボルトを2本外して内側のレールを外します。
悪い患部を取り除きました。
ワイヤーKITを埋め込みましょう。
出来上がり!
一行だけど実際は1時間の作業ですよ!
ああ、しんど。
開け閉めの2本のワイヤーを張ります。
ヒンジやローラーにたっぷりとグリスアップ。
パネルとシートを戻して出来上がり。
ブログに書くと簡単そうだけど、くじけながら休憩を挟んでトータル3時間も掛かりました。
工賃としたら3万円ぐらいかな?
部品は16000円。
くじけない人や困難が大好きな人は良いけど、普通の人は工場に依頼した方がお勧めです。
すっごく大変だったけど今回も出来上がりました。
良かった!