いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

日本は「変動相場制」から離脱せよ

2009-10-05 18:58:21 | 日記

 本ブログを読まれた方は、為替によって日本は真綿で首を締め付けられるごとく経済が衰弱しつつあることを理解されたことと思う。プラザ合意以後円高が進み、特に1990年代の初めごろからの、1usドル100~120円台に入って、競争に勝ち抜くためにリストラと称して人件費削減に手をつけたことが、遂に自分で自分の首を絞める結果を招いた。

 昨年9月に発生したリーマン・ショック以後の為替は、「usドル独歩安」のごとく言われていますが、それは間違い。「円」の独歩高である、usドル、ユーロ、英ポンド、カナダドル、スイスフラン、豪ドル、韓国ウォンなどすべての通貨に対して「円」が高くなっている。

 為替市場をコントロールできない現状のままでは、日本人の賃金は低く抑えられたままか、さらなる低下要因となります、益々日本人の貧乏化現象は深化する。その行き着く先は、少子化がさらに進み外国人労働者に頼らざるをえなくなる。

 例えば、時給900円とすれば、1usドル120円の時外国人労働者の場合の手取りはusドルに換算すれば、時給7.5ドルに相当します。1usドルが90円の場合は10.0ドルに相当します。無論、パートの労働者だけでなく、例えば月収36万円の正規労働者についても同じことが言えます、1usドル120円の場合は月収3000ドルが1usドル90円では4000ドルになります。

 円高は食料自給率も低いまま、もしくはさらに低下する恐れがあります。
 日本人は真面目で勤勉で技術力も高い、それでも次第にぼろぼろになっていく、遂に重みに耐えられなくなってカタストロフィを起こすことにならなければいいがと思う。

 中川昭一元金融・財政大臣の死は驚きました。よいどれ政治家との悪いイメージはあるものの、自民政治家のなかで数少ない「まともな国益派(アメリカにもの言う政治家)」だったように思う。残念でならない。
 中川昭一氏は「日本は原爆の実験台にされた」 と抗議を行い、場合によっては国会でも非難決議を行うべきだと主張していた。

 今年2月のローマにおけるG7の泥酔会見を演出?したのは誰だろうか。無論本人が軽率であったことは言うまでもない。しかし、あれほどの泥酔状態であれば、そばについていた者が気がつかないはずがない。なんらの配慮もせずに記者会見させたのは何故だろうか。
自殺を裏付ける証拠もなし、遺書もなし、他殺の証拠もない、病死?ですか?