16日。
とりあえず森見登美彦さんの小説の中に出てくる下鴨納涼古本まつりへ一度行きたくて大阪の家を出た。11日から開催されていて時間は10:00~18:00であったのだが、最終日のこの日は16:00までで終了となっていた。その事はググって事前にわかっていたのであるが、生来のグズでのろまなオイラが現地(下鴨神社・糺の森)に到着したのが15:50であったのは偽れざる事実なのであった。
たかだか残り10分でどうしろと言うのか? 各古書店のテントをサクッと巡回するしか道はなかった。まだ一巡もしていないというのに「16時になりましたので古本まつりを終了させていただきます」というアナウンスが流れ、それでも今来たばっかりなので、貧乏人根性むき出しで粘って本を物色していたら、店員さんたちは迅速な勢いで店じまいを開始し、本を段ボール箱へ梱包しはじめたのであった。
今回はあきらめた。だが次回開催予定の秋の古本まつり(10/30~11/3 10:00~17:00 左京区・百万遍知恩寺境内にて)には、ガッツリ参加させてもらおうと心に刻み込んで糺の森をあとにした。
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↓出町橋西詰から大文字山方面 16:20頃
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次に向かった先は北野白梅町付近にある100%当たるおみくじがあると噂されている某神社。この神社の顛末はまた別の機会にいたしましょう(ネタ温存)。
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さらに次の目的地、上品蓮台寺で先祖の墓参りを敢行。近くに五山送り火ビュースポットでもある船岡山公園(一度も行ったことがない)があるので視察しようと思っていたのだが、暑さと、今にも雨が降りそうな空模様に断念。今夜一泊する予定のホテルへ一時退避するために市バスに乗り込んだ。(結局、雨にはあいませんでしたが)
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一乗寺にある某スポーツジムの屋上が今夜限定で開放されている(鳥居形以外は見える)、という噂を聞きつけ、行ってみる予定にしていたのであるが、出町柳に着いたのが19:55だったので断念。
夕方行った出町橋西詰で送り火を見ることにした。(人が多すぎて橋の中央へは行けず)
それでも一乗寺への未練が断ちきれず、高野川左岸を上がることにした。
↓真正面に法の文字が浮かび上がっていた。
↓御蔭橋から見物してはる群衆を写真に撮ったら、あまりにも暗すぎて何が写っるのかわからないのでコントラストを変えてみたら、なんと今年もお精霊さん?(オーブ)が大量に写り込んでいました。
(川のすぐそばやから水蒸気でしょうね)
群衆で混雑きわまりない蓼倉橋をごめんやっしゃとかき分けて高野川右岸へたどり着いたのだが、そこで精も根も尽き果てカナート洛北の横を通り抜け高野橋を渡り、来た道を鴨川デルタ方面に戻ることにした。
今年の五山送り火は、一期一会のドラマティックな展開はなく、こうして静かに終わったのでありました。
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↓翌朝9:40頃の出町橋西詰から見た賀茂川と大文字山。
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