冬の楽しみ

毎日、プラス気温で雪も融け続け、
ヒーターの温度もやや下げ気味である。
しかし猫の気持ちとしては「もっと暖かくしてよ」というところか。


猫のささやかな冬の楽しみは
(結構、暑くなるので直ぐ降りるが)直ストーブ。

待っていられないから。

二月も終わろうという日曜日、流石に雪も融けだして
キラキラと輝くさまが、とにかく猫達には珍しいようだ。


いつものお気に入り場所が空くのを待っていては見逃してしまう・・・。
と思ったらしく、空いている窓へさっさと上がる猫達。
なんと素早いことよ。

これもまた、いつも通り。

先月までは記録破りの少ない降雪量だった札幌。
二月の雪祭り頃にどかどかと降り始めたら
あっという間に例年以上の積雪となり
やっぱり、いつも通りの雪景色となった。


「当たり前でょ、冬だもの」
全く、その通りです。

こだわりの場所

アンちゃんには細かいこだわりがある。
上がる(外を見るため)窓は一番右側でなくてはいけないらしく
誰かが(大抵はマル)先にいると、いつまでもその窓の下で待ち続ける。
ようやく空いたら、すかさず入って決して譲らない。
しかし奥行十センチ位の窓枠は、決して寛げる場所とは言えない。


「ここがいいの、譲らないよ」
こだわるね～。

気分の問題

最近のフク、前ほど運動会をしないようだ。
フクの場合、自分が遊びたいときには二階から誰かを大声で呼んでいるのだが
マルは老齢なので遊びには付き合わない。
アンちゃんは年が近いのに遊びたい時間帯が微妙に違うらしい。

「別にいいもん、一人で遊ぶから」
じゃあ何で大声で呼ぶのさ？

「おじさん化」現象

これは猫のことではない。
飼い主の自分が最近著しく感じる「所感」と言えばいいだろうか。
とにかく言動や態度がおじさんくさい。
何処へ行くときも早歩きなうえに、やや外股気味だ。
しょっちゅう(タバコも吸っていないのに)ゴホゴホ言っている。

行動学者が言うには、女性はたいていが
老化とともに「ただのオジサン」になるらしい。

小さい嫌がらせ

久々に大雪が降ったので、猫達も盛んに窓辺に集う。
庭に向いている窓は三つあり、一匹づつ上がればよいと思うのだが
どういう訳か、一番右側の窓ばかりに群がる猫達。

下で他の二匹が待っていても、場所を占拠し続けるアンちゃん。
ちょっとした悪意が感じられる。

大きい雛人形たち

東京へ出張の夜、(うちの)東京支店が接待で使うという、
ちょっと立派な店に行った。
そこは懐石料理店で大変格式高い。
フロアごとの飾りつけも美しく、案内されたフロアの入り口には
立派なお雛様が飾られている。

比較対象が無いので分かりずらいが、
普通のひな人形の1.5倍くらいあるジャンボ雛様だ。
関東ではこれが普通なのか?

長い旅路

大雪の中、仕事で東京へ出張した。 不定期に回ってくるお偉いさん(二名)のカバン持ちである。 前日から札幌市内は四十センチ以上も降雪しており、「飛行機飛ぶかな」と危惧してはいたのだが、 出発ロビーに偉い人が来ていない。 結局は一名が飛行機に乗り遅れたため、お待ちするしかない(そのためのカバン持ち)。 「暇なの?」 確かに暇だね、カバン持ちだもの。

やっぱり冬だから

一年間の降雨量は概ね同じなのだと聞いたことがある。
今迄の雪不足を補うように、一晩で四十センチも雪が降る。

「だって冬だもの」
そうだね、これで平年並みだよ。

アンちゃんの自己主張

最近のアンちゃんの自己主張は撫でてもらう事。
しかもマルの見ているときに撫でてもらうのが嬉しいらしく
わざわざマルの前で自己主張しまくるのだ。

猫の自己主張も奥が深い。

乗り遅れの予感

新型肺炎の流行が毎日のようにニュースとなっている。
コロナウィルスの流行が世界経済に与える影響は甚大だ。
最初に気づいたのはマスクや医療用品メーカーの株価が上昇し続けたことだ。
株式市場でいうところの「イナゴ株」は、大抵数日で上昇後に下落する。
しかしパンデミックニュースとして世界中で発症が報告されると
マスクは品切れとなり関係会社の株は寄り付きもしなくなった。
(売り買いの需給が一方的になり売買が成立しない状態)

「あ～ぁ、気づくの遅いよ」
マスクも数枚単位でしか買えていないのに
医療品株なんて買えるわけないでしょ。

ぬるい冬

何となく薄ら寒いが続いている。
二月なのだから相当寒くてもいいはずだが雪すら降らない。
寒い日はコタツにばかり入っている猫達も何となく落ち着かないようだ。


「たいして寒くもないのに、コタツにずっとなんて無理だよ」
生ぬるい日はもうしばらく続きそうだ(今年は暖冬予報)。