家猫の視線

フクは鳥が来ていてもあまり興味を示さない。
外に出て生活したことがない(目が開かないうちに保健所から我が家)ので、
カラスなどの脅威にさらされておらず、鳥に対する警戒心がないことが
原因かと思う。
フクの興味はもっぱら家の中の埃や匂いに集中しており
いつも床の上のゴミを追いかけている。

しかし綺麗好きなため、自分の毛にゴミが着くことは許さない。
「なんかゴミあるよ」
めんどくさいヤツめ。

雨上がりの庭に猫

余りに雨が凄いため、薔薇の花が俯き始めた。
我が家の薔薇はほとんど房咲のため、雨に弱いのだ。

マルは雨上がりに漂う虫たちに飛びつきたいらしいが
勿論出られないので眺めるだけ。

隣りの芝生

アンちゃんの執着心は最近、我が家の窓(しかも一番右側)。
出窓は三つ連なっており、正直どこの窓も景色や日あたりに大差はない。
しかし、特定の窓をめぐる攻防はいまだ続いている。

猫とは他猫の玩具を欲しがるものなのである。
(我が家の隣りに芝生は存在しないが)隣りの芝生は青い。

ひたすら雨、そして雷・・・。

ずっと乾き気味だった札幌に、突然のように降りだした雨。
雷を伴って断続的に降り続けている。
猫は雷のような音の出るものに弱いのだが、
なぜかアンちゃん、それでも窓から稲光を見続ける。

怖くないの??
「光ってるね」