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学年カルタ高レベル

2024-03-04 21:19:40 | 五色百人一首中学高校
カテゴリー別目次
2024-03-04
中2・体育館で学年全員で実施・詳細略
完璧な静寂と野獣の熱狂
中学校の行事や部活はほとんどが「体育系」だ。「文化系」のイベントは少ない。
百人一首は、1200年前から残る、日本語の文化遺産だ。
これを「カルタ取り」ゲームとして、日本人はずっと親しんできた。
だから、「学習」としても「ゲーム」としても価値が高い。
特に「五色百人一首」は、僕と知人の間で、
「学校で、20世紀最大の発明」
と言っている。
二十年以上前に小学校の先生が開発した。
これにより、小学校中心に「百人一首」は爆発的に全国に広がった。
中学校はだいぶ遅れている。
僕は知人に教わり二十年以上前からやっている。
今回の「五色百人一首 カルタ大会」で、生徒はもちろん中学校の先生たちに、
「五色百人一首は、クラスと学年を変える」
ことが伝わるといい。

【学年生徒感想抜粋・カルタの楽しさとは】
いつも違う場所に行って、違う人とやったりして、すごく交流できるし、
コミュニケーションもすごくとれる。
対決なのにみんなワイワイやったり、楽しくできたりするし、
静かにすることもみんなしっかり守っているのがすごく勉強にもなります。

一つとか二つとか覚えているのをとりあうとメッチャ盛り上がってすごく楽しかったです。
移動とかの時に他クラスの人とかと協力できた学年として、
少しでもまとまった気がしました。

真剣勝負だけど、けんかが起きたりしない。友達との仲も深まる。

同じくらいのレベルの人と対戦ができるため、圧倒的に負けるということが少ない。
そのギリギリの緊張感がカルタの楽しさだと思う。

あまりしゃべったことのない人と一緒にできたり、
自然とコミュニケーションがとれたりすることに、カルタの楽しさがあると思う。
最初は気まずかったけど、だんだんたのしくなった!!

先生が「知らない人とでも楽しめる」と言っていたけど、それが本当だなと思った。
3人試合で相手ほとんどはじめましてだったけど、なぜか楽しくできたから、
カルタのパワーはすごいな。

色んなクラスの子や初対面の人とも気まずくならないで遊べる。

同じスタートで同じ位のレベルの人とたたかえて真剣にできる。

お互いに得意ふだがあり、配置を考えるところでも勝敗を大きく分かつ。
一時も気を抜けないからこそ、緊迫した勝負の末に面白さがあると思う。

頑張れば頑張るほど覚えられて、どんどん札がとれていくのが楽しくてしょうがない。

運動が苦手な人、人前で発言するのが苦手な人でも何かで1番になりたい人にぴったり。

スマホにみんなが流されてしまっているこの時代だが、
今まで日本にこんな楽しい遊びがあったんだと考えることがとても楽しかったです。

遊びのような感じで、早くとった人がいたら
「すごいね」「覚えてるの?」と、話したこともない自分と会話してくれた。

自分の成長がしっかり見れるのが楽しい。
どんどん上に行って強くなる自分がおもしろい。

勝った時の嬉しさも楽しみのひとつだと思いますが、
一番は誰かと何かをする、それだけで楽しいし、盛り上がれる。

今の時代は、他クラスと話せる機会は自分が作らない限り少ないし、
ネットゲームをすることが多いので、
カルタは昔に戻ったみたいに楽しく学べて最高だと思います。

短歌を覚えることで脳トレにもなるし、表現の幅が広がるから、
楽しく学べるとても楽しい遊びだと思います。
短歌が一つ一つ素敵で、読んでいてすごく楽しかったです。

(たぶん、非常勤で最後に任された企画。過去比較でも最高レベルの素晴らしいカルタ大会だった)
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