百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

加東市スポーツ賞など市内のイベントでも3.11を忘れない

2017年03月12日 03時42分33秒 | 日記
 

 11日(土)、あの日から6年が過ぎた。6年前のこの日は県会議員選挙に向けての活動の最中だった。事務所に戻り、テレビで見た津波の映像は目を疑うものだった。
 今朝も歩いた。登校見守りがない分、始動はいつもより早かった。9時過ぎには滝野文化会館へ。今日は28年度の加東市スポーツ賞の表彰式が行われ、お祝いを申し上げた。安田市長は挨拶の冒頭で3.11東日本大震災の教訓を忘れないと述べた。
 10時過ぎには東条公民館へ。市の子どもチャレンジ教室の「子ども茶会」の一年間の仕上げとなる「ありがとう茶会」が開かれた。指導を続けて来られた藤原茂子先生が卒寿を迎えられたのを機に今回を最後にしたいというお知らせをいただいていたので、途中からだったがお伺いした。日本の伝統文化のお茶、お点前を学ぶことで、思いやりの心や礼儀の大切さを子どもたちに伝えたいと話された。大事なことだ。
 11時、東条湖おもちゃ王国へ。県内の児童養護施設などの子供達を招いて一日を楽しく過ごしてもらおうという「おもちゃ王国の休日」の開会式に出席し、挨拶をさせていただいた。今年で16回目を数え、約780名の親子、施設関係者が参加した。このうち、東日本大震災の被災地からの避難者も約110名が参加している。子供達はビンゴゲームや園内の乗り物、名物のカレーライスなどで一日を楽しんだ。この催しも偶然3.11の日に重なり、開会式の始めに全員で亡くなられた方々の冥福を祈った。
 午後1時、西脇市内のロイヤルホテルで鹿島学園高等学校兵庫北はりま・ひかみキャンパスの卒業証書授与式が行われ、出席してお祝いを申し上げた。通信制のこの高校は私の事務所の向かいに事務局、教室があり、個別学習に登校してくる生徒と出会うこともあり、今日は晴れの卒業式とあって笑顔が並んだ。

 朝から小雨がパラついたり、冷たい風も吹く一日だったが、帰宅して、テレビの報道番組を見ながらあの日のことやその後毎年訪れていた被災地のことなどを思い出していた。阪神淡路大震災から22年目。そして東日本大震災から6年。その間も熊本地震など大きな被害が出た地震をはじめ、大雨、火山爆発、台風、大雪などによる自然災害が続発している。近いうちに必ず起こるとされている南海トラフの巨大地震、あるいは首都直下地震への備えは行われているが、まずは復興を加速させることが目下の課題であり、同時に震災の教訓を忘れないよう、そして、次の世代にしっかり伝えることが私達の責任でもある。明日、どんな災害が起こるか誰にも分からない。しかし、起きてもその時にどう行動し命を守るのか、を第一にして日々の心の備えをしておきたい。

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