学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

バッティングセンターで思うこと

2017-07-30 21:26:44 | その他
ストレス解消を目的にバッティングセンターへ通いだしてから、おおよそ2年になります。そこそこ速い球を打てるようになってきて、私にとって楽しい時間を過ごすことができています。

時間帯にもよるけれど、バッティングセンターには色々な人が訪れます。親に連れられた小中学生やバッティングセンター近くの高校生、スーツ姿のサラリーマン、いかにも野球をやっていそうなガッチリとした体形の大人など。ときどき、若い女性が打っている姿も見かけるので、ずいぶん幅広い年齢層の人たちが通っているようです。

私が気になるのは、バッティングセンターで子供を指導する親の声。構えがおかしい、もっとひきつけて打て、ボールをよく見ろ…子供たちは大抵が親から怒鳴られていて、隣で打っている私も聞いているだけで心が痛くなります。もちろん、親は子供をもっと成長させたくて、熱の入れた指導になるのでしょう。それはとてもわかるのだけれど、子供が委縮してしまわないのかなあ、と私はいらぬ心配をするわけです。

もし私が親だったら、まずボールに目を慣れさせるために数球はボールの速さを知ることに使う。バットは持たせず、バッターボックスにただ立たせるだけ。次はバットを持たせて、なんでもいいから当てることに集中してもらう。あくまで当てるだけ。打たなくてよし。次は実際に打ってみる。フォームにこだわらず、ただ打ってみる。ゴロでもバウンドでもボールが前に飛べばOK。最後に打ち方のコツを教えてあげる。私は野球経験者ではないので、せいぜいそこまで。あとは子供が楽しめればよし。

子供のころ、私は臆病な性格だったから、怒鳴られると委縮してますますダメになる体質でした。私にはまだ子供はいないけれど、もしも息子や娘ができたら、そんな感じで教えてあげたいものです。甘い親になりそうかな(笑)

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