学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

展覧会の絵葉書

2021-12-12 18:10:55 | その他
美術館の仕事を始めて間もない頃、勉強のためにと展覧会に行くたびにカタログを買っていました。帰りの電車の中で、あるいは帰宅してからカタログを開くと、まだ絵を見たときの印象が生々しくて、カタログの中から展覧会が立ち上がってくるかのような素敵な感覚を覚えたものです。

一方で、カタログは一冊のお値段がなかなかのものだし、大きくて重いものが多いので部屋が占領される(家族から批判を受ける)ことが多いのが悩み。そこで、最近は気になる作品があれば、出品目録に印をつけ、その絵がプリントされた絵葉書をグッズ売り場で買い、それを記録として残すようにしています。そうすれば格安だし、場所は取らないし(家族に批判を受けなくて済む)、葉書ケースにでもまとめて入れて置けば1つのコレクションになる。

しかし、もちろん、絵葉書になっていない作品もありますね。そういうときは、ネットで画像を探して保存するか、頭のなかに刷り込ませるしかない。長短所ともにあり、といったところでしょうか。私なりの絵葉書活用術のお話しでした。
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