この間、早朝にテレビをつけ
朝刊を読み会社に行くとインターネットを見
また家に早く帰りテレビを見る
その度に深刻さを増すばかりの画面
「検討しております」の弁舌爽やかな官房長官
浮薄で自己保身が滲み出る菅総理大臣の声明
毎日、落胆するばかり・・・
どうして今なお「非常事態宣言」を
出さないのかに強い憤りを感じる
また、マスコミの論客も自分自身が「口封じ」でもしているのか?
ああ~ブログを書き始めると
どうしてもこんな内容になる・・・・・
最近は安岡正篤先生の若い頃に書かれた本を読んでいる
「童心残筆」「東洋的志学」
その中で、私の心に印したところがあった
上杉鷹山侯が一夕その師・細井平洲の孟子講義を聴いて
民を視ること傷つけるが如しの一節に至り、感動のあまり
げん然として落涙したという話を、侯の遺蹟録かなんかで
読んだことを思ひ出した。
「東洋的志学」中西淡淵と細井平州p242
いまの施政者である総理大臣は果たして
「民を視ること傷つけるが如し」が分るのだろうか?
被災された方の純朴な顔と言葉に接するたびに
私は痛ましい心情になる・・・・・
一国は
一人によりて興り
一人によりて滅ぶ
いまは、総理大臣が如何にすべきかが全てにかかっている
パフォーマンスもういいから、どうか・どうか
「一人によりて興す」リーダーに変心されんことを願うのみ!!
温かいほのぼのとしたブログを書こうと思って書き出したが
まあ~明日からは「ポカポカ地蔵」で行こう!!