【=51 -14-】 先週末同様、今週末も仕事、次の休みは23日の祝日だ、海に浸かりたいよ~(ノд-。)クスン
しかし、役所広司さん、どんな役回りであっても、あかん、やっぱ「だいわはうちゅ~」がちらついてしまう、俺。
赤穂浪士の討ち入りから16年。大石内蔵助以下赤穂浪士47名全員が切腹し、事件は解決したかと思われたが生き延びた男がいた。名は寺坂吉右衛門。生き延びて戦さの生き証人となるよう大石内蔵助命じられていたのだ。討ち入り浪士の遺族を援助する任務も無事果たした吉右衛門は、偶然にも盟友である瀬尾孫左衛門と再会する。討入りの前日に逃亡した孫左衛門、彼にもまた別の使命が与えられていた。
膨大な数の小説、映画、ドラマ、舞台になっている「忠臣蔵」、様々な解釈もあって、またスピンオフ的な物語もいっぱいあって、いくら語っても語り尽くせないという感じの、時代劇の定番中の定番。
逆に言うと、ちょっとやそっとでは、世間を驚かしたりはできないという難しい題材ではないのだろうか。
それにワーナー・ブラザースが挑んだというのが凄い気がするんやけど、しかし試写会が多いのだ、そんなに興業に自信がないのか?
自分にとっては無駄と思えるシーンが多くあったし、それに一つ一つのカットが長く、そして展開も遅く、ものすごく苦手な作り方だ。
だから眠たかった~瞬間なんどか落ちてしまった・・・(-_-)゜zzz…
しかしラストに向けては、「忠臣蔵なんだから、ちゃんと期待通り泣かせてあげるからね~」的な展開で、お約束通り、武士の忠義心に心を打つようになっていた。
しかし自分的には「しつこいよ~やり過ぎや~」やったな~。
大石内蔵助の隠し子、可音を演じた桜庭ななみ、役は16歳(数えでやね)、彼女は実際は18歳らしいが、見事な演技だった。
台詞も動きも少ないので、顔の演技が重要な役柄、難しい演技なようだが、立派な武家の娘としての凛とした気品を漂わせながら、でも少女らしい可憐な愛くるしさも醸し出していて、「お~っやるやん~」、この子、ものすごくなるかも!!
そういえば、東京に出張したときに定宿になっているホテルのそばに、浅野長矩と赤穂浪士が葬られている泉岳寺があるので、一度だけお参りに行ったこともある。
この映画の原作は池宮 彰一郎著の「最後の忠臣蔵」だそうだけど、で、この忠臣蔵のあとの物語は、事実なん?
お可留(お軽)が京で内蔵助の世話をしていたのは事実らしいです。
お可音は自称内蔵助の隠し子と言ったところでしょうか。
Wikiに似たような事件の話が載っていたと思ったのですが、見つけられませんでした。
一説によると、お可留の子どもは男だというのがありますね(こっちが有力?)。
でも、桜庭ななみはほんとうに化けそうですね!
びっくりしました!
この映画を見たあとに、気にしだしたら気づきましたが
よくCMとかにも出てますね。
夫が、全く同じ感想を申しておりました。
ななみちゃんはいいが、ストーリーがくどい。
ラストがしつこ過ぎ~と言うような…
トラバ、有難うございました。
私からも送らせて下さい。
この冗長な描き方自体が、日本人が愛してやまない忠臣蔵なのかなと思ってきました。
そう思うと、この描き方こそ王道なのだと!
しかしこの映画は映像が本当に美しかったですね。
トラックバックありがとうございます。
こちらのトラックバックも無事届いたみたいでよかったです。(ヒヤヒヤしながら操作しております。)
私の方は真逆の意見の記事でございますが、どうぞよろしくお願い致します。(笑)
正直、孫左衛門には生きていて欲しかったってとこなんてまったく同感です。
しかし死んで仲間のところへ遅ればせながら行きたかったのでしょうね。
あたしはダメ派だったんですが、武士の忠義が見事に描かれている!!と絶賛のむきも多く、いろいろ興味深く見てます。
でも、くどい。。とか言われると、うれしい。
ですよね!
おまけにあまりに無理な設定で、あたしは首を思いっきりかしげてました。
世話してもらった女が産ませた隠し子をあんだけ崇めたてるってどうよ?と言うのが一番でした。
ななみちゃんはうまかったですがね~。
あとは仁左衛門の内蔵助はお見事でした!
これでもかこれでもかと泪を強要して、無理に人情物にしてしまったって感じですね。
そういえば、吉良家の立場からの「忠臣蔵」、観てみたいです!