労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

チェ 28歳の革命 生き急いでるな

2009-01-11 | 🎥いい映画観てますか?(洋画)

【 2 -0-】 予告編を映画館で全く観たことがない。
流れていたのかな?
そうやのに年末くらいから急に「絶対に見に行かなくては」というモードになった。
「ちぇ」さんという人のことはほんの少しだけ知っている。
20世紀最大のカリスマだと云われていることも知っているけど、しかしどんな意味でカリスマなんかは知らないし、だから自分にはそのカリスマ性の影響は受けていない。

 1955年、貧しい人々を助けようと志す若き医師のエルネスト(チェ)・ゲバラは、放浪中のメキシコでフィデル・カストロと運命的な出会いを果たす。キューバの革命を画策するカストロに共感を覚えたチェは、わずか82人で海を渡り、キューバ政府軍と戦うというカストロの作戦に同意し、すぐにゲリラ戦の指揮を執るようになる。チェという愛称で呼ばれ、軍医としてゲリラ戦に参加したチェ・ゲバラは、女性と子供には愛情を持って接するのだった……。


 しかしフィデル・カストロといい、エルネスト・チェ・ゲバラといい、演じている役者さんが、実物とそっくりだ
リアリティを求めるのはわかるけど、映画なんだからここまでこだわらなくても良いのにって思ってしまうくらい似過ぎている。
立ち居振る舞いも、彼らは若いときはこうだったんだろうなって変に納得してしまう。


 だから時折織り交ぜられる、革命成功後にアメリカに渡って国連総会に出席し、演説を行った日々が実写なんだろうけど、そのホンモノと役者さんとが「見分けが付かないかも」くらいそっくり。
ちょっとした仕草や表情の崩れ方とか言葉の癖なんかもそっくり。
だからあまりにもドキュメンタリーさが強調されていて、フィクションなのかノンフィクションなのかも曖昧になりすぎて微妙な映画だなと思った。
物質的な豊かさを享受するための社会には、搾取や貧困、格差が横たわる。
だから変革、改革、革命、チェンジが求められるのか・・・だから今、この映画なのか?と感じる面もあった。
指導性、統制、カリスマ性・・・なぜか司馬遼太郎作の「坂の上の雲」と対比して見てしまう。
世界のリーダーへのメッセージなのかな?と感じる面もあった。
たいへん見応えのある映画だった、たしかに。


 こういう映画はあまり好まないうちの妻が珍しく見るって張り切っていて一緒に観たが。
しかし観たあとには、「チェ 39歳 別れの手紙」はレンタルで借りてきて、家で不明なところをいちいち巻き戻しなながら見たいって呟いていたが。
俺はどうしようかな?
だって2月は観たい映画が目白押しやしなあ。
※ あとで知りましたが、モノクロの国連とかのシーンもこの映画で撮影されたんだそうです。

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