労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

定率減税全廃後の増税額は?

2006-02-11 | 書記長社労士 法改正 税制その他
 昨日、うちの組合の中央委員会で「2006年春闘方針(案)」を提案して決定していただきました。
その方針を基本に作った職場討議(案)をもって、今日から、全部で20回、各営業所、各部署で職場討議をおこないます。
さっそく、本日、2か所が終わりました。
「世間的には追い風春闘、さてうちは?」と熱のこもった議論をさせていただきました。
今週も来週も休み返上
でも春闘頑張るべ

 昨日の定率減税廃止の記事
実際にどれくらいの増税になるのか、連合のホームページで試算できます。

ストップ!大増税-定率減税の廃止・サラリーマン増税は許さない!-試算してみよう!あなたの増税額は?

 あなたの年収と、配偶者の有無、配偶者の収入が103万円以下か、103万円超か、
子どもの数(うち16歳以下の子どもの数)を入力すると概算で試算できます。
参考までにどうぞ。

 もともと定率減税は、消費税を3%から5%に増税したことにより、景気が大幅に後退したことから、1999年小渕内閣が『恒久的減税』として導入したもので、本来の納税額から所得税20%、住民税15%を減額するというものです。
恒久的ですよ

 この定率減税の廃止以前に、すでに決定されている2004年(平成16年)実施の配偶者特別控除の廃止、2005年(平成17年)の年金所得控除の縮小・老年者控除の廃止によって、各税額の増と、それに住民税が増額されることにより、国保保険料も大幅にアップします。
 さらに、年金所得控除の縮小により、非課税世帯が課税世帯となれば、介護保険料の段階が上がり、くわえて、医療費負担の月額上限額などが変化し、大幅な負担増となります。

 サラリーマンだけが苦しいのではなく、年金給付の削減で、ただでさえ苦しい「年金生活のお年寄り」には、何重もの重荷になりますよね。

 ほんと社会的弱者に厳しい話しです。

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5 コメント

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Unknown (Unknown)
2006-02-13 11:56:18
さんきゅ!試算してみたよ。

定率減税・各種控除廃止で1千万だと、年間

¥625,100だ。



たばこやめよう、、、。
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ショックでぼ~としてしまった (↑ひかるでした)
2006-02-13 12:03:18
タバコも、「第二の発泡酒」も上がるし。

一昨年だっけ?発泡酒が増税されて、

企業は「安くておいしいモノを」と発泡酒に次ぐ、第二の発泡酒を消費者に提供したのに、その企業努力が認められない“仕打ち”に遭って、企業も消費者もかわいそうだ。
返信する
  ちゃんと ( 書記長社労士)
2006-02-15 10:11:38
  ちゃーんと納得できる使い道をしてくれたら

  諦めもつくけど、官制談合で公務員の私腹を

  肥やすためとか、アメリカのご機嫌取りとかに

  使われたんじゃあねー 
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だよねー (ひかる)
2006-02-15 17:34:15
そうだよね

ひかるに貢いでくれたら、黙っててあげるのにな
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  労働組合も昔は羽振りが良かった (  書記長社労士)
2006-02-15 22:40:37
  ひかると知り合った頃を

  なぜか思い出したわ(笑)

  あの頃は、労働組合も元気だった!

  今は無惨だわ
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