労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと~

労組の仕事している勤務社労士がもしや誰かの役に立ってるんかな~と思いつつ飲んだくれて書いてるっす~(* ̄∀ ̄)ノ■☆

健康経営導入セミナーってのを受講した

2016-08-26 | 書記長社労士 お勉強の記録
 先日、東京社労士会の「健康経営導入セミナー~健康経営に私たち社労士はどのように関わっていくのか~」ってのを受講した。


 健康経営の定義とは、「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え戦略的に実践すること」、「従業員等の健康増進・労働衛生等の取り組みにかかる支出をコストではなく投資としてとらえること」(従業員等の「等」には経営者や従業員を支える家族が含まれる)。
企業の高い生産性の維持継続、従業員の高い健康度を維持継続、これを両立できれば、win-winの関係を構築、両方が幸福になる。
今までの価値観「従業員=雇用者、人件費=コスト」を、「従業員=企業価値の源泉、人件費=投資」と発想の転換をした企業が持続的な発展を遂げる。

 従業員に対する効果
・従業員の健康増進により活力向上(欠勤等の減少)
・従業員満足度の向上(健康経営によりサポート増大)
・医療費等の削減(治療に関わる交通費・待ち時間の減少)
・職場内コミュニケーションUPにより職場環境の快適化
・企業業績UPによる所得増加の可能性が高まる

 企業経営に対する効果
・生産性の向上、コスト削減、リスクマネジメント → 企業の業績UPにつながる可能性大
・企業価値の向上、企業イメージの向上 → 人材の定着率UP、有能な人材の採用につながる可能性大

 そして社会への効果 → 国民生活の質の向上・ヘルスケア産業の創出・国民医療費の適正化(重症化の予防)

 職場における健康管理の意義
□職場・組織を支えているのは従業員であり、その基盤は健康であること
□健康管理・健康づくりを実践するなら費用対効果が重要であること
□憲区管理・健康づくりは将来に対する大きな投資、先行投資であること
□組織のイメージの創造と社会的責任を果たすこと
□組織の存続条件としてのコンプライアンス
□組織のリスクマネジメント対策・安全配慮義務の履行

 で、健康経営を取り巻く環境、注目されることになった背景、中小企業の現状と課題、健康経営の実践のプロセス、健康経営のための各々の役割、健康経営実践企業の事例、業種で異なる健康状態、職場のメンタルヘルスケア、感染症対策について、外部リソースの活用、健康経営と関連する認定制度等、健康経営アドバイザー制度、社会保険労務士が健康経営にかかわるには、とものすごいヴォリュームのお話しが。

 注目すべきキーワードが3つ。
〇プレゼンティーイズム…何らかの疾患や症状を抱えながら出勤し、業務遂行能力や生産性が低下している状態。
アブセンティーイズム(病気で欠勤・休業している状態)よりも、今、企業が問題にすべきはプレゼンティーズム、欠勤とは違い表面に出にくいため軽視されがち、特定の従業員の問題ではなく、企業全体として取り組むべき問題。
〇ワーク・エンゲイジメント…仕事に誇り(やりがい)を感じ、熱心に取り組み、仕事から活力を得て活き活きしている状態を指す。
活力=仕事で活力を得て活き活きとする、熱意=仕事に誇りとやりがいを感じる、没頭=仕事に夢中になり集中して取り組む。
エンゲイジメントの高い従業員は心身の健康が良好・生産性も高い→組織の活性化・生産性向上
〇ヘルスリテラシー(健康を決める力)…健康や医療に関する情報を探し、理解、活用する力のこと。
健康的な社会生活を送るために、インターネットや本を利用したり、専門家に聞いたり、治療法や薬の種類など健康や医療に関する情報を得て、使いこなせるようになること。
現代社会は、個人の価値観やライフスタイルが多様化し、それに伴い、各々有意義な情報が異なる。その中で自分に最適な情報を探し、吟味する必要が出ている。このような背景によりヘルスリテラシーを向上することが大切となってきている。
情報源→入手→理解→評価→意思決定→行動→健康
ヘルスリテラシーを身につけることにより、病気の予防が行えたり、最適な病院や治療法を選ぶことが可能になる→健康経営の一つである。


 昨夜は社労士仲間達と、いわし料理の店 味楽(東京都品川区大崎1-21-4)にて、「イワシで今度こそ賢くなろう飲み会」、または、「腰痛持ちを偲ぶS1の会」。



 腰痛が酷くて寝転んで仕事をしているというS1ふくふくしまのりさんが急遽欠席となり、自分は美女に囲まれて黒一点となるはずが、ピンチヒッターで行政書士君が参加してくれた。
S1ってこのあたりかな~、みんなで「早く治りますように~」って祈念しつつ、ぼりぼり骨をしゃぶっておきました。
仕上げはいわしの粉末入りの特製うどんで、さらにDHAとカルシウムを補充、きっとみんな腰と頭が強くなって健康経営できるはず~(*^▽^*)

 ちなみに腰痛・肩凝り知らずの頑丈で健康優良児に見える自分の健康状態、定期健康診断の結果の中で異常ありなのは、総コレステロール244mg/dl(基準範囲130~219、昨年241)、中性脂肪263mg/dl(51~150、227)、LDLコレステロール153mg/dl(130以下、140)、γ-GTP170IU/l(79以下、92)、BMI25.0(18.5~24.9、23.6)、肥満度+13.9%(-10.0~10。0、+7.3)、腹囲89.7cm(84.9以下、85.4)、ちなみに体脂肪率は14%台ですが。
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