Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

フランス日記☆

2010-07-28 | 
本当に暑い日々が続きましたね。。
私の部屋のエアコンが壊れ、正直、この数日のびていました。。
少し息を吹き返したので(笑)、先月行ったフランス珍道中の様子をお伝えしていきます。

※上の写真はドバイ経由で行って、乗り換えの時の様子。


はじめの1日はフランス、パリに1週間いました。
屋根裏部屋のような小さなホテルの部屋に着いた1日目。
部屋はあまり良くないですが、立地が歩いて10分でオペラ座、ルーブル美術館に行ける所でした。これはホテルの外観。
ホテルに荷物を置いて、フラフラ位置関係を調べに散歩。。
近くの公園もなんとも贅沢な噴水が。。


暫く、地図を頼りに歩いていたら、市場のある大きな広場に出ました。どうも、駅辺はここらへんなんだけど。。とキョロキョロしても、あまり駅らしいところがありません。
どうもビジネス街みたいです。。沢山のビジネスマンが、ぼんやりとしている私とは対照的に忙しなく行き来しています。

その中の小さい市場で、夕飯のサンドイッチを買い、ついでに『ここはどこですか?』とお店の人に地図を見せて、英語で聞いてみました。すると、市場のお姉さんが少し地図を見て、悩んでいます。
そして『ここって、どこかわかる?』とその地図をもって、他の人に聞きに行ってくれました。そんな会話が何人かの間で繰り返し、何故か3、4人の市場のお姉ちゃん、お兄ちゃんが私の地図を見て悩み始めました。。
”やばい、私、変なこと聞いてるのかなあ。。”とさすがに動揺し始めました。
どうも、私は方向を間違えて歩いていて、指をさされた地図の場所は、地図にから少しはずれた場所でした。。(笑)

でも、みんなとても親身に教えてくれて、感動しながらも、は~。。と少々へこみながら、サンドイッチを持ってホテルに帰りました。


そして2日目はいざ、美術館へ。。
でも、その前にお茶をしよう。。とルーブル美術館近くのカフェで、一休み。
待望のパリのカフェで、エスプレッソを飲みながら、スケッチなんかしてみました。。(笑)。右が描いた建物。

つづく☆


今回のフランス、イギリスの旅の様子はカテゴリー”しろくま旅にでる!”で見れます。

お疲れさま☆

2010-07-24 | ラスカル
猫のラスカルは、私が海外に行って留守の間、緊張していたせいか、私が帰るなり数日は、疲れた顔で爆睡し続けていました。
猫は猫なりに、いろいろ大変だったんだ…とこの寝顔を見て、思うのです(笑)☆

キャンドル三昧☆

2010-07-23 | アートについて
とにかく昨日はキャンドルばかり作っていました…。
今、自宅の工事で、職人さんが常に行き来する我が家は、とにかくクーラーもかけれず、汗をダラダラ流しながら、ある人はキャンドルを湯煎して、大工さんは工事して、ペンキ屋さんはペンキを塗っていたりする不思議な光景。そんな中、キャンドルの炎だけが、静かに揺れていました。

暑いけど…。

2010-07-22 | アートについて
こんなに暑いですが、希望者が多い、大人、こどもキャンドルワークショップを自宅アトリエでやりました。二回目参加の大人の方は、なんとも涼しげなオリジナルキャンドルを作りましたよ☆
なんだか、氷を連想させる不思議なキャンドルですね♪

終電よ、さようなら♪

2010-07-19 | おさんぽ
海外から帰って早々、去年、教室の展示や、デザイナーのかんたろさんとの二人展をさせていただいてお世話になった、青山のフラヌールカフェが今週で閉店するとオーナーさんから連絡をもらいました。その閉店パーティーにお呼ばれして先日行ってきました。
オーナーの女の子はまだ若いのに、五年間ここで頑張ってきたみたいです。いろいろな方がパーティーにいらして、このカフェがみんなに愛されていたのが、改めてわかります。いろいろ展示で知り合えた方が、沢山そのパーティーに来ていて、とても楽しい時間でした。
私は、お土産に持っていくつもりの絵の額装に、額屋さんで時間をとられ、パーティーの終わり頃に会場に着き、知り合いと話していたら、知らぬ間に終電にも乗り遅れていました…。
写真は始発電車が始まるまで、お店のカウンターで、スタッフが入れてくれた美味しいアイスティーを一緒に飲んでいた二匹のお友達。
酔って眠ってしまう人、タクシーで帰る人を見送りながら、最後のフラヌールの静かな時間を楽みます。ありがとう、フラヌール♪そして、お疲れ様でした。

パンクな手さげ☆

2010-07-17 | ピッピ保育園☆
今日は梅雨明けが発表されましたね。。夏本番。
昨日のピッピ保育園の美術の授業は、夏らしく綿の手提げ袋にペイントしましたよ。使用した絵の具はフランス製の布用絵の具や布に描くペンなどです。今回は型紙から自分で作ってステンシルという手法でペイントします。

みんな、チョキチョキ型紙から作っています。


袋の上に型紙を置いて、さあ、ペイントです。


ペンで描いた子もいましたよ。これはこれで、かわいいなあ。。♪


そして型紙をとると、綺麗な模様だけが残ります。



そんなこんなで、絵画のような美しい手提げ袋が出来上がり♪
これで素敵な夏を過ごしてね。。☆


道具の片付けをしていたら、一人の男の子が私の所にやってきて

少年:『しろくま先生はこれから、宇宙に帰るんでしょ?』と目をキラキラさせて聞いてきます。。
しろくま先生:『うん、そうだよ、なんで知ってるの?』と真顔で答える私。
少年:『なんで宇宙に住んでるの?』
しろくま先生:『地球は暑いからね。。先生のいる星はしろくまばかりが住んでいるんだよ。。』しみじみと答える私。
少年:『ふ~ん、僕もいつか宇宙に行きたいな~、行きたいな~!』憧れるように、うっとりとして言う少年。
しろくま先生:『うん、いつかおいでよ!』

こんな会話が、普通に交わせられる子供の世界っていいなあ。(笑)

皆さんも是非、宇宙に遊びにきてね☆

決して、見てはなりませぬ☆

2010-07-16 | アートについて
夜なべで、今日あるピッピ保育園の準備をしています。20人分の綿の布袋を洗ったり、乾いたらアイロンかけたり、サンプルの作品を作ったり。
とうとう作業は夜中に突入。なんだか、鶴の恩返しみたいだなぁ…。
キーパタン、キーパタン。決して鶴が機織りをする姿を見てはなりませぬ。でも、私はしろくまでアイロンをジューシュワーッとかけているから、なんだか絵にならないし、別に誰も見ないよなぁー(笑)。は~☆

いろんな顔☆

2010-07-13 | 青いアトリエ美術教室
海外に行って撮っていた画像が、今、手元にないので、最近の教室の様子をアップします。内容が前後して、わかりにくかったらすみません…。
先週からアトリエの授業が始まりました☆土曜クラスのこうちゃんがいろいろな石にペイントしてくれた作品。
この石は海外に行く前に、高尾山に住んでいる友人に会いに行く機会があり、そこの近くの河原で拾った石たち。ただの石ころが、子供たちの手でこんなかわいらしい作品になるんだ…と、時差ボケでぼんやりしながらも、喜んでいました。こんな感じの顔の人って、実際いるよなぁ。。(笑)♪

屋根裏部屋?

2010-07-10 | 
ご無沙汰しておりま(笑)。帰国してからも、ほとんど、たまった家事や後かたずけに走り回っていました。。1日爆睡しましたが、あとはピンピンしています。
フランスとイギリスの旅の記録の写真は1000枚以上になってしまって、結局、自分での現像は諦めました。。山口の姉にプリントやデーター整理を頼んでいるため、今、私の手元にある旅の写真は、フランスに着いて初めに泊まったホテルの画像だけです。もう少しの間、詳しい様子のアップをお待ち下さい。


フランスは空港に着いてすぐ、ホテルまでの送迎をネットで、タクシーより格安のものを日本で予約して行きました。
なのでお迎えがあったわけです。黒人の方が”HIRAKO"と私の名前と1字スペルが違う名前を掲げて、お迎えをしてくれました。
本当の名前は”HIROKO"なので多分、私だろうなあ。。と思い、話しかけると、やはり私のお迎えに来てくれた方でした。
カタコトの英語で、世間話などをしながら、オペラ座近くのパリのホテルに着きました。しかし、降ろされたホテルが妙に立派で、なんだか私が日本で予約したプチホテルと違う気がしています。。まあ、笑顔で荷物を降ろしてもらって、運転手の方と別れると、やっぱり違うホテルで降ろされています。どうしよう。。とウロウロしてると、すぐに私を心配して、女の方がフランス語で”どうしたの?”の話かけてきてくれて、降ろされた数件先の私の予約したホテルに案内してくれました。
迎えにきてくれた業者の方は多分、住所を見て、彼が送迎した多くの人が泊まる、近くの大きなホテルと間違えたようでした。
でも、私が想像していたより、迎えにきてくれた方も、道を教えてくれた方も、皆さん、とても親切で少しだけ、一人旅の不安が軽減しました。
そして、予約した、本当に小さなドアだけのホテルに着いて、自分の案内された小さな部屋は、シャワーもトイレもない写真のような天井に明かりとりのあるだけの小さな部屋でした。。

左は夕方の天窓、右は朝になると、こんな感じに光が入ります。


椅子に乗ってロープを引っ張ると、重い窓は”キー”と音をたてて開きます。紐の先はいくつか団子結びになっていて、その団子結びを天窓入り口の金具に挟んで固定するわけです。
”まじかよ~雨降ったらどうすんだよーー”と不安になりながら、蒸し暑い部屋で壊れかけた”キ~”と音をたて回る扇風機を不安に眺めながら、フランス生活が始まります。