リュートを弾くクマ
リュートは
中世からバロック期に登場した、
ヨーロッパの古い楽器
映画で観ました
遠い国からお嫁にきた娘さんが
はじめて会うだんなさんの前で
弾くのですが
実家とはなれた悲しみや
新生活への
不安、緊張、とまどい、祈りなどが
やわらかなふるえる音色に
とてもあらわれていて
心に残ってました
リュートは
木の育たないアラブから来たので
天板も2mmくらいの薄さ
華奢なのです
その脆さから、繊細な音色になるそう
真ん中の、あしらいにも
ぐっときました
こまかな模様・・
板がうすいからできたのですね
フェルメールさんが
絵を
リュートを調弦する女
リュートは、繊細なので調弦に、とても時間がかかるそう
(すたれた原因のひとつ)
ルーベンスさんも
弦がたくさんあって
(15!)
弾くのはむつかしかったそう
クマは
上手に弾けてるのでしょうか
はずかしがりなので
だれもいないところで
弾いてます