スケッチブック

しずかに、のんびり、ゆるやかに

切り干し大根の日

2024-04-15 23:58:00 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
干した大根をいただいたので

はじめての
切り干し大根クッキングー

洗う


お水にひたしてるあいだに
ニンジンと生姜を千切り
(油揚げ、なくて残念)



20分で、4倍に増えるそう
それ以上浸すと
だめなのですって

どーん



手でしぼって、お鍋へお引越し

この、干した大根をひたしていたお水
シャンパンゴールド色になってました
きれい・・


なにが入ってるのかしら?
たくさん浴びた、お日さまの成分?
なんだか尊い・・


さ、大根たち
炒めてから



出汁などをいれて



ことこと、、


できあがり
いただきます



いつもは、買ってきちゃうけども
作ると楽しいな

家族にも好評
ごちそうさまでした


優しい本泥棒

2024-04-11 08:59:00 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
ここ10年で
マイベスト3位に入る好きな映画



優しい本泥棒 the book thiefを
また観ました


語り部が、好き
たぶん死神なのだけども
冷静、やさしい目線、
ほんのりユーモア、
ほのかに品もね、あるの

こんな死神さんに
さいごはふれていただきたいな
(彼にふれられると、最期)

戦時下のドイツ
読めなかった女の子が
言葉をおぼえて
言葉にどきどきしながら
本を好きになっていく
じぶんで、物語を書くようになる

本が読みたくて読みたくて
勇敢に、ドロボウするのですが
「借りるだけ」と言いはるの
そのセリフ、〈かりぐらしのアリエッティー〉みたい

はじめて、読めないのに
知らずに拾った本は
表紙に絵もない、
〈墓掘り人のマニュアル本〉

新しいお父さんに読んでもらいながら
読破して

街の集会で、党員に囲まれながら
ドイツ以外の本を
集めて燃やした夜も
深夜、だれもいなくなるのを待って
燃え残った本をジャケットにかくして
胸に抱いて帰るの

抱いてる本の残火で
むせはじめるシーンも
好き

人生2冊目のその本は
〈透明人間〉

持ち帰った女の子よりも
読んであげるパパのほうが
「こんどはおもしろそうだ」と
よろこぶところも
ふっ ^_^

本好きの、個性的でやさしいかたたちが
何人も出てきて
それぞれに、想像力をかきたてられて
飽きません



もちろん、出てくる街並み、
壁紙、食器、家具、服の色、花たち、、
どれも好きだけども
ほかで見たことのない構成や
エピソードばかりだからかな
お話に集中してしまい、
見逃しがち

マークス・ズーサックさんの原作
なんと、きのうはじめて知りましたが
「ダウントンアビー」の
ブライアンパーシヴァルさんが監督

すてきな映画を作ってくださり
ありがとうございますー
(遠くへ向かってさけぶ)

大好きな映画なのでした






ひとくぎり

2024-04-06 01:08:00 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
閉店された、
すてきなお店さんへ


お礼状がわりに
想い出photo bookを
今週、ようやく発送できました
(おそい)


お料理と
お花たちばっかり
たくさんの写真たち

うーん、うーん
うなりながら厳選


今日、「嬉しくて、嬉しくて」と
メッセージをいただきました



わたしのほうが
うれしい、、 泣



伝えられて、よかった

「今、すてき」なお店は
たくさんあるけども

「未来も、きっとすてき」を
いつも感じられて
歳をとることに、希望と目標を
持たせてもらえたお店は
おかみさんのお店だけ

しあわせな時間でした

まちがいなく
わたしの人生で、殿堂入りの

こころの中で、いつまでも
まぶしくて、あたたかい場所



出会えたことに
とってもとっても感謝なのでした

おかみさんに
たくさん幸あれ、、

衣装にくぎづけ、ロバと王女

2024-03-26 07:51:00 | 音・ことば・本・モノ・偉人さん
1970年のフランス映画を観ました
(prime video)
ロバと王女



原作は、シャルル・ペローさんの童話
〈ロバの皮〉だそう
シンデレラの原型かも?

ハッピーエンドのお伽話

映像も、調度品も
かわいかったりきれいなのだけども
びみょうに、こわくて

ぜったい、子ども向けではないのです



平和な愛の歌を歌って
のどかな雰囲気なのだけども



びみょうに、こわくて



でも、ところどころ
ふっ、て笑ってしまう



こころに残る場面を反芻しては
ぼー、としたり

たのしい映画

絵心も、たくさん
くすぐっていただけた、
〈ロバと王女〉なのでした

カトリーヌ・ドヌーブさん
まばゆかった・・