姫先生のおめめ

25年間の養護教諭の経験と脳科学、波動理論から引き出すレジリエンス向上について書いています。

がんばりマメ ~イメージ・意味づけとパフォーマンス~

2014年09月26日 | Weblog

  【2014年の記事 孫ネタ】

   

  

孫(次男)、保育園年長児 なゆちゃん。

少々、被害妄想幼児ではありますが、

最近、新しいことへのチャレンジも、できるようになり

「上手にできることより、初めてのことにおそれずチャレンジする」ことの大切さを実感してきたようです。

もうすぐ運動会ということで

今は、竹馬の練習に余念がありません。


今日は、買い物帰りにママといっしょに うちに立ち寄ってくれました。

そこで見せてくれたのが


「がんばりマメ」


竹馬を一生懸命練習すると、足の指と指の間がすれて 皮がめくれたり、マメができるんですね。

そのマメを、保育士さんが「がんばりマメ」って 命名してるんです。


だから、痛いはずのマメが、なゆちゃんにとっては「勲章」

痛いことより、「勲章」としてのイメージが

彼の『痛い』という感覚を 違うものに変換していました。

だから、にこににしながら、得意げに見せてくれたんです。


人間は「事実そのものより、意味づけや解釈やイメージに影響をうけます。」


プラスの意味づけが上手な人は、楽ちんに生きれますね。

自分の育ちに関わる大人の意味づけは、

即子どもたちの思考に影響します。

それだけでなく、能力の発揮にも影響を出します。

この足のマメも

もしも、大人が

「うわぁ。痛そう。竹馬やってマメ?なんてことなの!かわいそうに」と言ってしまったら、

子どもの足のマメは、「痛くてしょうがないもの」になってしまい

次の日から痛くて、竹馬の練習はできない可能性は大です。


この「がんばりマメ」を見て、みんなから

「すごい!!がんばりマメができるまでがんばっているのね~」

ほめられ、ますます ご機嫌な なゆちゃんなのでした。


目の前の出来事や目の前の人に、あなたはどんな意味づけ、解釈、ネーミングをしていますか?

それによって、どんなイメージを勝手にそれらに塗り付けているでしょうか?

客観的事実とあなたの解釈を ちゃんと分けることができれば

物の見方は変わってきます。


 

 

 

 


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