目の前の幸せだけ。

1週間頑張った後に見る彼の顔は
ここ何週間も、あたしのご褒美になっている。


実家のこととか自分のこととか
いろいろ考えたら沼る出来事がいっぱいだけど
彼と一緒にいる間は
とりあえずそんなもの全部横に置いといて
全力で楽しむことができている。


感謝しかない。


彼と話す中でも
あたしじゃない方がいいのかもしれないな・・・
って思うことは多々あるんだけど
でもそれを言うのはその瞬間じゃない気もして
結局飲み込んでしまう。

それを言ったら
自分に自分でどうしようもない事実を突きつけてしまう気がして
正直、目を背けているところもあるけれど。



彼が、自分の友達にあたしの話をしてくれてるっぽいのも嬉しくて
「友達に『めっちゃ仲いいね』って言われるんだよね」
って。

会話の内容を聞いたら

「『なんて呼んでんの？』って聞かれたから
「基本○○ちゃんだけど、ふざけて△△とか呼んだりとか」って言ったら
そうやって言われてさー。
俺的には、そう？って感じだったけどー。」

って。

それはつまり「めっちゃ仲いい」と思われるような話し方をしているのは
彼本人なわけで
あたしとのことを
あたしの知らないところで
そんな風にあたしの知らない誰かに話してくれてることが
ほんとに嬉しくて

彼的には、こんなの日常的だから特に仲良しエピソードのつもりもなくて
そう？ってかわせちゃうほどの余裕っぷりに
なんだかあたしもニヤついてしまった。

少なくとも
友達にも言えないような恥ずかしい彼女
ではないと思ってもらえてて
よかったな。。


元カノの中には
お互い名前で呼び合わない人もいたって言ってた。
主語のない会話とか、ねぇ、とかで成り立ってた、って。


彼はあたしの名前をたくさん呼ぶ。
変なあだ名もいっぱいつけられて
そんなくだらないことで2人でしょっちゅう笑いあう。
だから
名前を呼ばない彼の想像ができなくて
彼の名前を呼ばないあたしも想像ができなくて
そんなところも
仲がいいって思われるところなのかもしれないな。
そんなこと
2人にとっては当たり前のことなんだけど・・・♡



助手席でふと
あたしは彼に何をしてあげられるんだろう・・・
って考える時がある。

考えてみたところで
全然答えは出ないから
せめて彼がいつも笑っててくれるように
手探りで「幸せ」を探している。



ココロが選んだ愛すべき人や風景を大切に。





幸せはいつもここにある。

願わくば。

2週間ぶりに彼に会った。



いろいろもやもやしてたけど
会わないことで、考えない時間があって
"恋愛感情”から離れたことで
心の中はすっきりしていた。


久しぶりに会うと
やっぱりまだまだ新鮮で
いつかこの新鮮な気持ちも
会いたいと思う気持ちも
薄れていってしまうのかな・・


カールアイロンがとうとう壊れて
出かけながら電気屋さんに寄ってもらった。
1つめのお店にはいいのがなくて
何店も寄ってもらうのに罪悪感を感じて

「ここ（2つめに寄ってくれたお店）でもなかったら、今日はもういいよ」

って言ったら

『何言ってんの。○○ちゃんが気に入ったの買えるまでまわるに決まってるでしょ』

って。

あたしが気を遣ってるのを察してくれたのかな。。
嫌な顔一つせずめんどくさがらずにお店探してくれるところとか
久しぶりに会っても
相変わらず優しい。


大きなことはもちろん
こういうちょっとした優しいところも
あたしの心の中に
1個1個刻まれてるよ。



お昼に入ったお蕎麦屋さんでも
結構待たされたけど
2人でふざけてたら
1時間なんてあっという間で

夕飯の買い物をして
早めに彼の家に着いて

ご飯までの時間
2週間分の寂しさを埋めるように
重なって・・・・・





彼と知り合って4ヶ月。

いつからか
月曜日は
週末、彼と過ごした時間を思い返して浸る日になった。

こんなに仲良くなれるなんて
夢にも思わなかった。

マッチングアプリも
案外捨てたもんじゃないのかもしれない。

あきらめて腐らないでよかった。
どうせこんなの続けてても・・・って思いながらでも
続けててよかった。

嫌な思いも死ぬほどしてきたけど
一つの幸せで
結構チャラにできたりする。
人間の感情って
うまくできてるな。




このまま
ずっと
ずーーーーっと
ふざけたおして
死ぬまで笑っていられたら
最高にHappyだろうなぁ。。