海亀

浜辺を散歩しながら、ひとりごと...

世界遺産シンポジューム

2009年03月01日 | インポート

2月28日(土)津屋崎カメリアホールが満員になった日!

「世界遺産シンポジューム」に押し掛けた人はおそらく500人

を超えたでしょう。熱気で会場内は暑いくらいでした。

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考古学の西谷(伊都博物館館長)九大名誉教授、

福岡大学の小田名誉教授、亀井福岡教育大教授

、ジャーナリストの板橋さんという先生方の名声もさる

ことながら、講師とパネリストを務められた里中満智子

さん(教育審議委員、文化庁審議委員)の講演目当

ても多かったようだ。

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里中さんは「天上の虹 持統天皇物語」で描かれた

大海人皇子(おおあまのおうじ)と胸形君尼子(むなかた

のきみあまこ)との結婚およびその子の太政大臣高市

皇子(たけちのみこ)についてわかりやすく、ユーモアを

交えて話されました。

先生方がそれぞれの専門的な立場から目を見張る

ようなお話をされるなかで、里中さんは、昔も今も

人の世界はいっしょ!となごやかに話されました。

中でも、小田先生が沖ノ島調査のおりに、祭祀跡の

枯れ葉の中から偶然金製指輪を拾った話をされると、

里中さんは「誰かの忘れものだったかもしれませんねえ

」とおっしゃったのには笑いが起こっていました。

なるほどねえ。

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3月1日(日)海岸清掃の日、年に一度の宗像市と

福津市との合同による勝浦浜清掃の日なのだが、

福津市側の広報活動が不足したためか、少ない

人数で残念だった。宗像は一部の動きを行政の

仕事としてとらえてくれた。福津市はそうではない。

こうした時に力の限界を感じると同時に、市長と

いう旗振りが動かないとここの行政は仕事をしない

ものなのだと痛切に感じる。

また一からやりなおそう。来年はきっとたくさん来て

くれるように。