ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

陽徳院御霊屋「寶華殿」と瑞巌寺庫裡~愛姫の霊屋

2009年12月10日 19時51分27秒 | 仙台藩と伊達家のお話し
陽徳院御霊屋 「寶華殿」(ほうげでん)

壮麗 愛姫の霊屋

天気が良かったので、チャンスとばかり、松島瑞巌寺へ

現在瑞巌寺本堂は、本堂修理の為、平成28年3月まで非公開となります。

 

今回の目的は、瑞巌寺本堂ではありませんのでパス!

しかし、庫裡では、特別公開で大書院では、政宗公などの大位牌を公開しています。
撮影禁止なので、パンフの写真で失敬!

庫裡
 

        
瑞巌寺御本尊              政宗公位牌              忠宗公位牌
聖観世音菩薩



ここまでは参考までに、ここから隣の陽徳院への通路は、松島独特の岩窟のように凝灰岩(ぎょうかいがん)砂岩(さがん)礫岩(れきがん)で出来ているため侵食されやすく、このように通り抜けできるように加工したのか・・・自然にできたのか?

 

 
陽徳院の境内と鬼瓦・・・瓦の家紋は伊達家の九曜紋



 

寶華殿 全景・・パンフから



伊達政宗公の正室、陽徳院愛姫の霊廟で万冶3年(1660)に孫にあたる綱宗によって造営されました。
創建当初の豪華絢爛な姿に復元するため平成18年から3年の歳月をかけて今年の公開となったのです。
黒漆で外面すべてを塗り浅唐戸や蟇股は金や極彩色に彩り、失われていた飾り金具も復元されました。





政宗公の瑞鵬殿より派手な模様かも?

宝形造、銅版葺、9尺四方の周囲に勾欄(手すり)付きの回廊を廻らし、正面の向拝と木階を備える。
内部は金箔を貼り、天井には、極彩色の花が描かれ須弥壇に念持仏と政宗・愛姫の位牌が安置されている。

陽徳院像

正室、田村氏愛姫(1568~1653)
落飾後の姿で眉目秀麗・才色兼備と称賛された夫人です。
慶安3年(1650)生前に製作されました。



霊廟の下に、三春の瀧桜が植えられてました。
愛姫(めごひめ)の田村家は三春ですからね。
あの有名な三春の瀧桜のようになるには、後千年待たなければいけませんね。
それまで、地球は存在してますでしょうか?


本日、転びまして膝をバックリ割ってしまい、かなり縫いました。
痛むので、今日は寝ます。
すみません。 


コメント (18)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JR仙石線・多賀城駅高架工... | トップ | 定義道・・・定義如来と平家... »
最新の画像もっと見る

18 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なにすやッ! (ぐずら)
2009-12-10 22:59:28
なんだべ!
今度ぁ膝割ったってぇ~?
腹痛だの怪我だの忙しねっちゃねぇ…
気ぃ付けでくないでばねぇ~~~
返信する
足元ヨロヨロ・・・ (クロンシュタット)
2009-12-11 05:19:10
極彩色の安土桃山文化。
昨今の真っ暗な世相をあざ笑っているかのようです。
愛姫の霊廟は、覆いとかがなくてもいいんでしょうかねー。
貧乏性にとっては風雨にさらされるのがもったいなくて。

我々の年齢になると、怪我の治りも遅いようで・・・
返信する
あらら・・・ (ぱるえ)
2009-12-11 08:16:45
大変でしたね。痛そう・・・
くれぐれもお大事に・・・
返信する
Unknown (ミー太郎)
2009-12-11 09:26:40
これは凄いですね!豪華絢爛!
紋様や色使いを見ているだけでも飽きません。
素晴らしい職人技ですね。

膝をバックリ?聞いているだけでも痛い・・
ひーさん、お大事に。。
返信する
ぐずらさんへ (ひー)
2009-12-11 11:14:11
いぎなりひっころんだんです。
それも理由はおしょすくてかだらんね。
今病院に来てました。
何針縫ったか聞いてみます。
返信する
クロンシュタットさんへ (ひー)
2009-12-11 13:24:25
政宗の瑞鵬殿も覆いが無く、まさしく勿体無いと思いますが、やはり伊達なり、その素晴らしい桃山建築は隠す必要が無いのかも知れませんね。
いや~昨夜は苦痛でしたよ。
細胞の増殖が少ない年ですからね。
やたら走るのは、やめます。
返信する
ぱるえさんへ (ひー)
2009-12-11 13:26:56
怪我した時は痛く無かったのですが、夜になったら痛いのなんのって、キツカッタです。
返信する
ミー太郎さんへ (ひー)
2009-12-11 13:32:21
桃山様式の建物は、豪華絢爛ですね。

派手と言う言葉は伊達から変化したと言う説もあるくらいです。
仙台には、政宗公の廟所や大崎八幡宮もこのようにカラフルな桃山造りです。

足は夜になったら痛いのなんのって、後悔しましたよ。
返信する
やはり (あーさん)
2009-12-11 13:42:54
女性の廟所だから華やかですねぇ ♪

一昨年の三春滝桜見物行を思い出しています。



膝パックリ?

それはイカンなぁ   お大事にぃ
返信する
あーさんへ (ひー)
2009-12-11 21:28:01
初めて体を縫いました。

昨夜は、痛くて眠剤を倍飲んじゃいました。

許容範囲なので。
返信する

コメントを投稿

仙台藩と伊達家のお話し」カテゴリの最新記事