駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

「ザ・カセットテープ・ミュージック」で大森隆志さんの『旅姿六人衆』に興奮の巻

2021年04月20日 | TVウォッチング
4月20日(火) 本日のJOG=45分
BS12で毎週日曜日夜9時に放送している「ザ・カセットテープ・ミュージック」を録画していて、楽しく見ています。
俳優でもありミュージシャンのマキタスポーツと音楽評論家のスージー鈴木が、和洋関係なくポピュラーミュージックのウンチクを熱く語る番組。
洋楽に関しては、ザ・ビートルズに関連する話題がやたら多いので面白いんだけれど、邦楽は邦楽でスージー鈴木とマキタスポーツが鋭い視点で語ったと思えば、モノマネやら形態模写で笑わせてくれたりと、なかなかの1時間。
先々週のテーマは「バンドやろうよ2」ということで、バンドブームの頃の思い出話かと思ったら、諸々の話で盛り上がりました。



いきなりのネタが、スージー鈴木の「スージーのギターめっちゃええやん!」ということで、サザンオールスターズの初代ギタリスト大森隆志さんをフィーチャーしてプレゼン。それを見て、オレは大興奮!
最先端のめちゃウマトップミュージシャンは数あれど、ギタリストの中ではさほどスポットが当たってはいなかったけれど、この曲のここがサイコー!という曲を3曲紹介していた。
サザンオールスターズ結成当初から退団するまでの楽曲の中で、スージー鈴木がこれぞと思う大森隆志さんのギタープレイで、『旅姿六人衆』と他の3曲だったが、オレはこの『旅姿六人衆』で「それそれ!それだ!」と思わず大興奮。
まさか大森さんをイチオシするなんて思っていなかったので、驚くとともに大喜び!

ここからは、思い出話に一気に飛んじゃいます(笑)
思えば、5年ぐらい前に大森隆志さんとダウンタウンブギウギバンドのギタリストの和田静夫さんが、ツインギターで静岡の遠州地方を2日間のミニツアーを行なった際に、縁あってオレもバッキングを務めさせていただきました。



自分は和田さんとは何度もご一緒していたので演奏曲に問題はなかったのだけど、大森さんとは初めてなのでサザンの曲を聴いて勉強しました。
その際の大森さんの演奏曲に『旅姿六人衆』があって、オレは一生懸命コピーして準備したので何度も繰り返し聴いていて、ギターソロの素晴らしさを実感していたのでした。
『旅姿六人衆』はとてもいい曲でエンディングでは壮大に盛り上がるので、ステージの終盤に用意されましたが、大森さんのギターソロもさすがに弾き慣れた曲でサイコーのソロだった。



そして、エンディングの「ララララ~」というフレーズが、メロディこそ違うけれどビートルズの「ヘイジュード」と同じ進行で、明らかに桑田佳祐がヘイジュードをオマージュした曲なんだなと思っていたら、大森さんがナント「ララララ~」を途中からヘイジュードの「ナナナナ~」に歌い替えて、お客さんも巻き込んで「ヘイジュード」になっちゃってエンディングを迎えたというオチ。
当時も当然ザ・スターキーをやっていたオレなので、サザンがビートルズになっちゃうというのも面白いし、何かの縁を感じた一日でもありました。
そんな思い出があって、オレは『旅姿六人衆』がサザンの曲の中では一番好きになったし、ライブも大盛り上がりだったし、すごくいい思い出だった。

余談ですが、ライブの前にスタッフで食事に行き、和田さんと大森さんがけっこういい感じでお酒を飲んでいて、ライブのあとには演奏者で打ち上げをしたけれど、お二人本当にお酒が好きで、いいお酒を飲んでいました。しかも凄い量を。。。
オレはクルマなのでモチロンノンアルでしたが、その場にいられる幸福に酔っていましたね。
オレも酒は好きですが、和田さんと大森さんにはとても敵いません。
コメント
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