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楽天イーグルス2018展望。

2018年02月06日 | 野球
キャンプがスタートし、今月後半にはオープン戦も始まりますね。なんだかんだでプロ野球は毎年楽しみです。

昨年は3位進出を果たしたイーグルスですがWBCイヤーの4年毎のAクラスでは困ります。Aクラス常連、さらには常勝チームになってもらいたいのが本音です。

今年の戦力を眺めてみます。

■先発投手
則本、岸、美馬、辛島、塩見、安楽、藤平、森、古川、菅原、池田、近藤

昨年の三本柱、則本、岸、美馬が健在です。実績もありますしシーズン通してローテを守って貰いたいですね。ここに左腕の辛島、塩見の実績組が加わってきます。新戦力ではルーキー近藤ぐらいですが、現時点では未知数です。既存戦力の底上げではいくつか期待があります。1つ目は菅原の先発転向。2年目右腕ですが、昨年は中継ぎでした。今年は先発転向が伝えられていて復帰したヨシコーチに認められたとのことです。楽しみですね。そしてもう1つは藤平の台頭。こちらはドラ1の2年目エース候補です。昨年後半はローテに食い込んできて将来のエースを担えそうな雰囲気を持っています。ローテを守れるようになればいきなり二桁あっても不思議ないポテンシャルを持っていると思います。

名前が多く挙がるのもいいですし、若い投手が多いので、この中から何人かが本格化してくれればと思います。

■リリーフ投手
松井、福山、ハーマン、高梨、森原、釜田、戸村、宋

特に勝ち場面や接戦場面での起用可能性のある面々をあげてみました。敗戦処理は経験を積む意味で、若手有望株を使えばいいんですよね。上記では松井から高梨までの4枚は勝ちパターン。森原は昨年前半の状態に戻れば同じく勝ちパターンですが、昨年後半が良くなかったのでどうでしょう。釜田は菅原と入れ替えでリリーフに回るという話が聞こえています。戸村はワイルドカード。宋は昨年のCSで秘密兵器となりましたが、外国人枠の関係があるので、他の外国人次第です。うまく負荷分散出来ればいいですね。

■捕手
嶋、細川、足立、伊志嶺、山下、下妻

正捕手の嶋が健在。今年は捕手2名体制という話が聞こえています。となると第二捕手の座は細川か足立か。故障などあれば入れ替わりもあるでしょうが。トレードで入った山下も若いので楽しみ。

■内野手
茂木、藤田、今江、三好、銀次、ウィラー、アマダー、渡辺、山崎、西巻

去年は茂木の故障と共にチーム状態が悪化しました。ショート茂木はチームに欠かせない存在でケガせず1年頑張って貰いたいですね。とはいえ同級生の三好は昨年はなかなかの片鱗を見せました。彼もレギュラー級選手になってこれる素材だと思います。外国人二人は今年も健在。ウィーラーには今年もチームを引っ張って貰いたいですね。アマダーもここぞというところで打ちますし、もう少し確率があがると面白いです。今江、藤田のベテランに、今年は渡辺直人が復帰しました。ルーキー山崎が茂木の様に1年目から活躍する展開だと非常に層が厚くなるのですが。

■外野手
岡島、島内、聖澤、オコエ、田中、ペゲーロ、ディクソン、枡田、岩見

新戦力としては外国人のオコエ・ディクソン、ドラ2の岩見というところでしょうか。茂木と恐怖の1、2番を構成したペゲーロ健在です。今年もクリーンアップでやってくれるでしょう。岡島は新キャプテンになって気合いも変わって来るはず。長打力もある島内、ベテランの域に入ってきた聖澤、桝田、それに2年前の黄金ルーキーのオコエがいます。オコエが本格化してくるのが一番良いですね。岡島や島内をオコエや田中が脅かすような競争の構図が望まれます。ドラ2の岩見は和製大砲枠として期待されていますが、同タイプはあきとやフェルナンド、内野手でも内田などがいます。誰か台頭出来る人が出てくるかどうかですね。



昨年ドラフトは高校生野手に注目が集まっていて、そうなると急に即戦力ルーキーでペナント争いの勢力図が変わるという感じにはならないように思います。パリーグではやはり昨年圧倒的に強かったホークスが最大の強敵でしょう。今は包囲網を組むというより2位3位でもCSがあるから、という戦略になりがちです。CSの無い時代なら各チームともホークス包囲網を敷けるんですがね。CSの弊害でもあり、まあ2位3位でも楽しめるという良い点でもあり。

昨年はイーグルスはそのホークスと中盤まで互角に争いましたし、対戦成績も互角でした。むしろライオンズにやられた感がありましたね。菊池はなんとしても打たないといけない相手です。やられすぎ。


開幕まで2ヶ月を切りました。今年も熱戦を期待します。