２０１１年４月のまとめ

　年明け以降、全くの不振になってしまっています。マヒナ降着の一件以来、マイティーの引退、震災の影響を大きく受けて出走数も減り、このトンネルはいつまで続くのか。。。昨年夏ごろにも不振期がありましたが、あの時は秋の巻き返しが予感出来る状況でした。今回はというと、前回ほどの自信がないのが正直なところ。府中開催が始まって、出資馬達がどこまで頑張ってくれるかにかかっています。
　４月は２戦のみでしたが、いずれもＧ２戦。さすがに相手も強いですし思い通りにはいきません。


２０１１年４月

２戦　０－０－０－２　

本年通算

７戦　０－０－１－６



■出走リスト

マヒナ　　　　フローラＳ　　　８着
リアルインパクト　ＮＺＴ　　１１着

■それにしても出走数までこんなに低空飛行になるとは大誤算です。明け４歳の不振がやはり大きいですね。震災の影響も一息ついて府中／京都開催では楽しみなメンバーも控えています。
　まず明け３歳ではリアルインパクトのＧ１戦が注目です。休み明けで震災影響や中間の頓挫の影響があったＮＺＴではまさかの惨敗でしたが、着順ほどは負けていませんしまともなら巻き返しがあっていいはず。新馬を勝った府中の舞台での飛躍を期待します。マヒナはフローラＳでは負けてしまいましたが重馬場もありましたし、フラワーＣでの体重減が戻りきっていなかったのもあったはずです。次は自己条件戦に戻るでしょうが、実質一度勝っているクラスで勝ち負けは必至。取りこぼさずに結果が欲しいです。ロットネストがいよいよデビュー体制です。こちらは期待の大きいシーザリオの弟で、松永師の調整も時間をかけてじっくりやってくれています。大型馬で仕上がりまで時間がかかっているのかもしれませんが、どんなレースをしてくれるか楽しみ。
　後は５歳のビンテージチャートが復帰間近。ピースエンブレムは芝に矛先を変えてくるということでどんなレースをするかこちらも注目です。

マヒナ、絶好の２枠４番。

フローラＳ出走のマヒナですが絶好の２枠４番を引きました。府中の２０００ｍはスタート後にカーブがあり自然と内の馬が前目の位置取りになります。開幕週で前が止まらない馬場となればポジションは重要ですが、この枠なら出遅れさえしなければいいポジションが取れそうです。

１位降着、震災でのレース中止など逆境がいくつもありましたが、それらを忘れさせてくれる走りをして欲しいですね。前回は急な予定変更、輸送、体重減を克服しての３着でした。力通りなら十分勝負になる相手です。蛯名騎手とのコンビでいい結果を期待します。

マヒナ、フローラS出走。

フラワーＣでは３着と頑張ったマヒナですが、府中２０００ｍのオークストライアル、フローラＳに出走します。

前回はアネモネＳ予定から震災でのレースの中止、さらに開催場変更による阪神遠征と様々な困難がある中での３着、あらためて力のあるところを見せてくれたと思います。前回２着であれば、もしかすると桜花賞に向かっていたかもしれませんが、間隔が短い中での遠征では力が出せたかどうかわかりません。むしろ早い段階で府中のこのレースに矛先を変えられることが出来たのは幸いでした。

前回は体重が大きく減っていて喰いの悪さも指摘されていましたが、今回はそういった面でも上向いている状況が報告されています。慎重な勢司師がいつになく強気なコメントなのがたのもしく、３着以内を目指してここは力の入る一戦です。

１７頭立てで府中２０００ｍ、しかも開幕週ということで内目の枠がどうしても欲しいですね。先行勢の後ろあたりでうまく足を溜められれば、いいレースができるはずです。デビュー当初は距離の課題もありそうな状況でしたが、ここまでの調教から精神面での成長もあり、前回では１８００ｍをしっかりこなしています。今年の出資馬達の不振をこの馬が払ってくれることを期待します。

キャロット０９産駒検討 ～その２５ ４中更新～

４中の更新を受けて。まずは出資済み馬の状況から。

■レチャーダ
４０６ｋ。ハロン１６秒。テンションが高そうなコメントあり。コメントからは気性面の課題、特に牝馬だけにカリカリした感じなのかもしれません。それが体重が増えない要因の一つかも。少し精神的に落ち着きを持って欲しいものです。

■スターノエル
４７４ｋ。ハロン１６秒。中間は楽をさせたとのこと。それで体重が増えたのだと思われます。既に１６秒で乗っているなら大丈夫でしょう。４月後半の生まれですし、あわてて仕上げるより、少し様子を見ながら進めてもらってＯＫ。

■サードシアター
４６３ｋ。ハロン１５秒。順調。思った以上に進んできています。血統的にはそんなに早い時期からという感じはしませんが、無理なく進められている様ならいいでしょう。体重もジリっと増やしていい感じ。もっと増えてきてくれたら理想的。

■ダローネガ
５１４ｋ。ハロン１６秒。順調。体重が増えてきてかなり大きくなりました。ちょっとこれ以上の増加は心配です。５月生まれにもかかわらずどんどん進んでいるのはいい傾向と思いたいです。

■プラチナスレッド
５１４ｋ。ウォーキングマシン。まったく時計を出せていないにもかかわらず足元不安でペースダウン。これははっきりダメですね。よほどの変化がない限りデビューも危うそう。


そして気になる残口馬

■ラスリーズ
４１６ｋ。ハロン１６秒。順調。体重が増えてくれたのは好感。あと１０ｋくらい増えて欲しいと見ています。しっかり様子見。

■オレニホレルナヨ
４９１ｋ。ハロン１６秒。左にもたれるのコメントあり。面白い存在と見ていますが慎重に様子見。

キャロット０９産駒検討 ～その２４ 緊急出資～

サードシアターの警報がでて、減り具合も早かったことからポチりました。
２月末の時点で気になる馬に挙げていましたが、３月末の写真はなかなかに良く見えていましたし、価格も手ごろなところなので決断しました。オペラハウス産で上がほとんど走っていないので安くなっているのだと思いますが、上が全て牝馬だったところに光明がある様に思います。牡馬に変わって常識にかかってくれば、そこそこの走りは出来るのではないかと期待します。

これで０９産は５頭目ですが、うち４頭が牡馬となりました。これまでは大抵牝馬の方が多かったのですが、この世代はちょっと傾向を変えて見ました。４歳の壊滅状態が響いて現役馬が少なくなっていますし、戦力補強はもう少しあるかもしれません。

リアルインパクト、NZT登録。

我が厩舎の若きエース、リアルインパクトがいよいよ始動です。既報の通り阪神開催でのＮＺＴに登録してきました。休み明けと中間の若干のトラブル、そして震災の影響と課題はありますが、能力的にはマイルなら通用することは証明済みです。

ライバル関係では気になるあの馬が登録してきました。グランプリボスは中１週でスプリングＳ経由での参戦があるのかどうか。普通のＧ１馬のローテーションではありませんが比較的数を使う印象の矢作厩舎ですし、たたき良化型とみて使ってくる可能性もあります。

舞台は阪神マイルに変わって、府中１４００や中山マイルよりは紛れが少なくなり、リアルインパクトにとってはプラスの面も有ります。急仕上げ気味は否めませんが、ここは格好をつけて欲しいと思います。

２０１１年３月のまとめ

震災の影響が大きく出走キャンセルもありましたが、なんとか２か月続けての出走なしとはなりませんでした。

２０１１年３月

２戦　０－０－１－１

本年通算

５戦　０－０－１－４

■出走リスト
クーリドフレイズ　　未勝利　　　１６着
マヒナ　　　　　　　フラワーＣ　　３着

■出走数も少なく苦しい中でマヒナが重賞で３着と気をはきました。クーリドフレイズは相手が強かったとはいえ苦しい内容のデビュー戦。続けて使える環境に無いので放牧も仕方ありません。３か月でわずか５走というのは極端に少ないですし、さらに震災の追い打ちで開催が減っているのも響いています。４月以降の東京開催が無くなるのはなんとしても避けてほしいものです。

■４月そして今後の展望
　まずはリアルインパクトの復帰戦に期待です。阪神でのＮＺＴとなりましたが、鞍上に内田騎手を起用して春２戦はどうやらこのコンビでいきそうです。急仕上げな感じになりそうではありますが、相手関係はそれほどの難敵もいなさそうですし８割仕上げでも恰好を付けて欲しいです。
　ロットネストが順調に調整を進めていて４月中旬以降にはデビューを迎えられそうです。まだ目立った時計は出していませんが厩舎で慎重に調整されていますし、いい形でデビューを迎えたいですね。出来れば府中開催が始まって今の異常な出走ラッシュが少しでも緩和してからの出走となって欲しいです。
　マヒナはおそらく続戦で、フローラＳもしくはスイートピーＳあたりが目標になりそうです。輸送や中間の喰いの悪さがあってマイナス体重でしたが、そこからの立て直し次第でこの春はもう少し頑張ってくれそうです。
　古馬勢ではビンテージチャート、ピースエンブレムはいずれも震災の影響をモロに受けた感じです。府中開催に向けて再調整という形になっていますが、無事に次に向かって欲しいと思います。