慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

21/11/23 オール早慶戦

2009-11-25 01:10:19 | 東京六大学野球
試合終了後、一杯飲んで帰京。ところが、3連休で単身赴任のお父さんたちとぶつかったせいもあるのだろうが、指定席は満席。20年くらい前名古屋に単身赴任をしていた頃、方向は逆だったとはいえ悲惨な目にあったのを思い出す。新大阪発のひかり号に1時間近く待ってようやく自由席に乗り込む。家に着いたのは翌日。
さすがに1日遅れのブログ更新なので、以下「今日」とは23日を指します。

では、甲子園での早慶戦。

筆者は「甲子園で早慶戦が見られたらこの世に思い残すことはない」と常々言っていたのだが、これじゃないんだよな~。
しかも、実は数日前にあった事件のため、テンション下がりまくり。
別に隠すことでもないけど公表することでもないので詳細は書かないが、なんだかなぁ~。
Wに払った8桁は何だったんだ~?
長嶋や野村の気持ちがよく分かった。

さて、今日の話をする前に土曜日と日曜の話。
本日朝まで行くかどうか迷っていたものの、一応土曜日は防寒対策のためユニクロに買い出し。10時朝一番で行ったはずだったのだが、なんだこの混雑は・・・
実は筆者が知らなかっただけで、早朝6時から特売りをやっていたらしい。しかも早朝から並んだ人にはアンパンと牛乳まで配って。5千円以上買った人には1万円当たる抽選をしていたらしいが、それ知っていれば、あと600円くらい余分に買ったのに。
この行列を見る限り、ユニクロ一人勝ちを実感。日経平均なんてユニクロ一社で引っ張ってる感じ。どっかの政党も重箱の隅つついていないで、もう少しマクロな経済政策やってもらわないとみんな疲弊して、沈没しちゃいそうだ。
だいたいマニュフェストを全て実行しろなんて、ほとんどの人間が思っていないはず。共通認識としてあるのは、天下りの問題と、不透明な資金の流れの問題くらいだろう。その不透明な資金も与党の党首に関わってきているから困ったもん。とにかく今は経済対策。

昨日22日から乗り込む手もあったが、一応年に1回カミさんのご機嫌を取らなければいけない結婚記念日。普段はゴキゲンなど気にしないのだが、この日だけは忘れないのが夫婦円満の秘訣と勝手に信じている。まぁ、この時期は「いい夫婦」という看板やらポスターが至る所に貼ってあるので、忘れようとしても否応なしに思い出すのだが。

いつものような気合は入っていなかったものの「行かなかったら後悔するだろう」と自分を納得させ、モヤモヤを抱えながら朝7時過ぎに出発。
もうさすがに甲子園への道のりはお手のもの。球場のオフィシャルショップは閉まっていたが、球場に行く途中の露天のような店は営業。今岡と矢野グッズが投げ売りで半額になっていたのには笑った。

試合前報道陣は早稲田の周りにだけ集まる。まぁ斎藤目当てということで仕方ないし、この企画も斎藤がいたから実現したのも多分にあるだろうからここは納得(うわぁ大人の対応~)。今日は最後に出てきて三者三振だったから明日の新聞はまたどうせ「斎藤リベンジ」とかいう見出しが結果よりも大きく載るんだろう。

来場者は早慶関係者だけかと思ったが、一般の観客もそこそこ。変な宗教に巻き込んでしまい申し訳ない。
一塁側早稲田のアルプススタンドはかなり人が入っていたが、内野席は3塁側の方が密度は濃い。稲門会も三田会もチケット捌きにかなりのノルマがあったんだろうが、早稲田側は「普段見慣れているからわざわざ甲子園にハンカチ見に行かなくてもいいよ~」という意識だったかも。アルプスは当日チケットも多かったようだから、地元の人が大勢斎藤見たさに押し掛けたに違いない。と、当たっているかどうか知らないが冷静っぽい分析をしてみる。

一応内野は全席指定。ただ、2人合わせて200キロは超えるだろうという人間に挟まれたこともあり物理的に非常に肩身の狭い思い。しかも、応援指導部が立って応援してくれと言われて立ち上がると後ろの席からクレーム。そういえば3年前、甲子園で立って応援していたらウザがられた。関西との文化の違いかと思ったが、冷静に考えると信仰の違いかも。
そんなこともあり仲間4人で観客がまばらな3塁側外野寄りに席を移動。そういえば十六茶の兄ちゃんはさすがに確認できなかった。3塁側は直射日光が当たり暑いし見にくい。今の季節だったら耐えられるが、日光の角度が違うとはいえ、夏だったらとても関係のない学校をあの場所で観戦する気にはならないだろう。この天候ではユニクロへの買い出しも徒労に終わった。

応援指導部が応援グッズを買え買えうるさい。特に「売れ残ると新幹線で帰れなくなるので買ってください」なんていうお願いは塾生として寂しいセールストーク。どんなセールストークをすればいいかと聞かれると答えは見当たらないが、筆者のような天邪鬼は、じゃぁ歩いて帰れば?っていうことになる。今回は入場したときに買ってしまったので後の祭り。

さて、試合開始。
昨日のプロ選抜対大学選抜を見て改めて感じたのが「野球はピッチャー」。プロに指名されたピッチャーとの対決じゃかなり厳しい。1回持たずKOで序盤はワンサイド。来年は核になってもらわなきゃいけないピッチャーなんだけどなぁ。関西のファンからは、東京はレベル低いななんて思われているんだろうと早々と諦めかける。
まぁ、思い出作りをしておこうと4回の1イニングだけ早稲田側に筆者ひとりで一時移動。
席を移った途端に早稲田も初めて名前を聞くピッチャーが出てきたこともあり慶應8点のビッグイニング。よく打線がつながるもんだ。甲子園で慶應の応援を見るのは最初で最後になるだろう。そしてあれだけ若き血をトイメンで見るのも最後かもしれない。筆者は写真撮影はしない人間のため、しっかりと目に焼き付けた。ついでにすぐ分かってしまう合計200kgの2名も。
ブラスバンドの演奏が早慶とも音響のせいか、それとも別の理由か、いつもよりキレがいいと感じたのは筆者だけか。

慶應側は昔とった杵柄っていうやつで、OBたちが応援台で体を張って応援。少々腹が出たとはいえ、立派なもん。この日のためにかなりのトレーニングを積んだに違いない。早稲田OBがどれだけ応援を行っていたか分からないが、3塁側から見る限り、この慶應OBたちの活躍の差が今日の勝敗の明暗を分けた(というのはさすがに言い過ぎだろうが)。

キャプテン漆畑の4年越しの甲子園初ヒットも出たし(違っていたらすいません)、まぁ今日は花相撲とはいえ早慶戦3連勝という結果。
次の甲子園での若き血は一番早くて来夏か・・・。今日も見かけたが上田さん頼みますよ。


試合終了後、中林がひっそりと甲子園の土をポケットに。きっとあの神戸国際に負けたとき「夏も絶対来るから」なんて誓って(見栄張って?)、持ち帰らなかったんだろうなぁと思いながら暖かく見守っていたら、そのうち我も我もと甲子園で負けた球児のように拾い集める。みんな高校時代はここを目指して頑張ったんだろうから(いくら頑張っても絶対無理っていう進学校出身者も多いしね)係員も寛大に眺めていた。


と最後までお粗末なトークで今年の観戦記終了。
基本的には来年3月まで観戦記は書くことはないだろうが、オフ会などに顔を出して特筆すべき事項があれば書いてみますね。

21/11/15 神宮大会 北照Vs.帝京、嘉手納Vs.大垣日大

2009-11-15 21:09:22 | 2009年秋季大会
昨日は南アフリカでサッカーの代表戦があったので寝たのは3時近く。それでもいつもの出勤時間と同時刻に出発。歳のわりには頑張るなぁ。
昨日100円ショップで買った自転車ベルの取付けに思わぬ時間を食う。取付というより、取り外しに時間を食われた。金属疲労でベルが壊れたくらいだから、当然ネジの部分もいかれているわけだ。

8:30到着。駐輪場はバイクでほぼ満杯。3塁側のチケット売場は窓口1つに対して30人くらいの列ができていたので、正面に移動して購入。まぁこの観客の多さは帝京効果としかいいようがない。
3塁側に陽射しが当たっていたが、それほど寒くもないし、いずれこちらにも太陽が当たるだろうとやや1塁北照側にまったりと着席。よくよく考えてみるとこんなに暖かい神宮大会って初めて。

第一試合
帝京6ー3北照

まぁ正直どちらの肩をもつというものではなかったが、途中北照応援席が松山千春の歌を歌う。まぁ北海道だから当然っていえば当然なのだが、松山千春のような高飛車な人間は大嫌いな筆者は一気に北照への気持ちが萎える(こういうブログ書いているオマエが高飛車は嫌いなんていうことを言えた義理か!!)

3回まで両チーム無安打。右の本格派だとなかなか帝京打線は押さえられないと思ったが、北照のピッチャー又野も帝京の強打線を4回まで無得点に押さえたのは立派。中盤以降やはり少し浮きだしたので点を取られたが、ストレートはなかなかの威力。ただ帝京に勝つにはこのレベルの投手2人欲しいな。代え時が難しいけど。
内野守備はかなり鍛えられていた。
そういえば最近の北海道のチームってヒグマ打線とかししゃも打線とかネーミングがあるけど、ここは何かあるのかなぁ。
帝京の鈴木も守備のミス絡み(エラーはつかなかったが簡単なファールフライをお見合いしたのが発端)で1点、9回につかまって2点失ったものの8回までは完璧なピッチング。あと伊藤、岡部、山崎っているのか・・・やっぱり東東京では帝京の1強時代が続きそうだ。
去年の神宮大会、東京対北海道は北海道の勝利だったが、今年は東京に軍配という結果に。

試合開始時、7回、帝京のエールに北照応援席はほとんど拍手を返さず。試合終了後は、エールを待たずに帰っちゃいそうだったし(最後なんとか学生服の子がエールを返していたが)。あまり北海道はこういう習慣がないのだろうか。去年鵡川戦ではそんな悪いイメージなかったからそんなことないと思うし、帝京のエールはかなり分かりやすいエールだったようにみえたが。

第二試合
大垣日大7-6嘉手納

沖縄は最近入れ替わりたち替わりいろいろな高校が出てくる。20年以上前に出張で沖縄にいったときに見た基地は嘉手納基地だったのだろうか。
大垣日大も監督のインタビューの印象くらいしかなく、両チームとも浅いイメージしか持っていない。

一塁側に着席していたが、一抹の不安を感じたのがあの指笛。
って、やっぱりだよ~。ちょっと前「秘密のケンミンSHOW」っていうテレビ番組で沖縄県民のほとんどは指笛ができるって自慢していたが、勘弁してくれ~。まぁ、甲子園ほど人数もいなかったし、いたるところで鳴ってなかったからまだ救われたけど、やっぱりウザい。9回に同点・逆転のチャンスとなったとき、筆者のすぐ上の席でも指笛が鳴り始めたため、どっちが勝ってもいいが延長にだけはなるなと願っていた。

嘉手納の選手の最高身長が175cm。2回バックスクリーンに糸を引くようなホームランを打ったキャッチャーが168cm。エースが171cm。体格だけみると平凡だが、バッターボックス内で動き回って揺さぶったりせずどっしりとした構え。バッターボックスに立つと大きく見える。みんなすごいバネを持っているんだろう。かといって、それほど足は速そうではなかったけど。
ただ、投手力と守備力が全国を狙うには厳しいかも。今日は「寒い」っていう言い訳はできそうもないし(それでも沖縄に比べりゃ寒いだろうけど)、投手を含めた内野手全員エラーで計6つはねぇ。と、例によって自分のところは棚に上げる(沖縄に人工芝なんてないとか、こんな立派な球場でこんな多くの観衆の中やったことないっていう言い訳はできるかもしれないが)。
大垣日大も4番打者で失敗とか、無死満塁から失敗してその回無得点とか、計3度のスクイズ失敗。まぁ一般論としてどこにもスクイズ好きな監督っているものだ。まぁ、確かに今のうちスクイズあるぞと見せておくのもいい作戦かもしれないけど。
4回が終わったくらいで、両チームの投手のデキから7-5で大垣の勝ちと予想。珍しくほぼ的中。最後、嘉手納2点を返し1点差に迫り、なおツーアウト満塁から左中間を抜けるかという当たりをセンターが好捕してゲームセット。惜しくも届かなかったものの、今夏の日本文理の最終回を彷彿させるような反撃に場内も拍手。

正直、去年は東日本より西日本の高校に圧倒的強さを感じたが、昨日今日見たところ、帝京や相模の方が強そうな気がする(大阪桐蔭と開星は見ていないので一概には言えないが)。

第三試合の関西国際大対徳山大は少しだけ見て帰宅。
徳山大の応援員が応援台の上でまったりと胡座かいて観戦。別に筆者はそれほど思い入れがないので構わないけど、六大学の応援団員が見たら顔真っ赤にして怒りそうな光景。
関西国際大の応援はチョコボールのCMを使用。応援パターンでは初めて聞いた。まさか向井さんが先輩にいるとか・・・


さて、今年度の高校野球観戦も本日が最後。ある事情によりすべて観戦記を書いたわけではないが、高校野球の公式戦だけで67試合かぁ。去年の53試合もかなり見たと感じたが、それにしてもよく見たもんだ。
かといって、これで今年度最後の観戦記かというと、そうでもなさそう。

正面入口に神宮大会特設展示場があり、過去の大会の新聞記事を中心に紹介されていた。この大会は選抜の前哨戦とか、余興とか手の内をさらしちゃいけないなんていう声もチラホラあるし、実際筆者も恥ずかしながら多少なりともそういうことを少し思っていた。だけど、やはり出場した大会は優勝を目指さなくちゃいけないな。歴史に名を刻むっていうのはいいことだ。

21/11/14 神宮大会 高岡商Vs.秋田商、神戸国際大附Vs.今治西

2009-11-14 21:21:58 | 2009年秋季大会
3日前くらいから天気予報を見て今日はさすがに雨だろうとから野球観戦なしだと完全に油断。
せっかくの土日に全国大会が見られないという寂しさもあるが、束の間の休暇を取れるという意味で少しはホッとしていたところもあったのも事実。
朝一番で雨の中医者へ行き、久々に家で昼食。「まさかなぁ」と思って12:30にPCを開けると、第一試合は1時開始との情報。
「うわぁ、ヤバイ」。別にヤバくもなんともないのだが、塾高と最近対戦した学校が4校も出るということで、是非とも押さえておきたい。というか、それ以上になんか高校野球観戦が仕事以上の義務に感じられるここ最近。
急いで身支度を整え慌てて神宮へ向かう。
先日壊れた自転車のベルを直すのを忘れていたため、仕方なく電車を利用。
オバマ大統領来日のせいか、信濃町から球場に向かう道での警官が多いこと多いこと。さすがにいつもは斜めに渡る道も信号に従い直角に渡る。

第一試合
高岡商7-0秋田商(8回コールド)

あまり詳しく情報を調べてこなかったので、ひょっとしたら球場変更もあるかと、一応第二球場を覗いて第一球場へ。
どうやら今日は高校2試合は順送りで大学の試合が順延。
そういえば雨の心配は去年もあったが、第二試合からの塾高以降の試合はそのままで、第一試合のみ順延となった。あのときは第四試合に早稲田の試合が組み込まれていたというのが一番大きな理由なんだろうが。
これにより明日予定されていた2試合が月曜日にゴルフ場での試合。そりゃ、土日のゴルフ場は書き入れ時だもんなぁ。ただ、相模は地元だし、高岡商と今治西は1試合第一球場でやったからいいとして、開星が初戦敗退しちゃったら、せっかく島根から東京まで出てきて、あの狭い第二球場でしか試合ができないことになるのか・・・。もっとも、第一球場で試合ができなかった高校がセンバツに優勝するという今年限定のジンクスが生きるかもしれないが。

何年か前、神宮で寒い思いをした経験があるので、重装備で出かけたものの、生暖かい風まで吹く。到着直後は汗が噴き出ていた。
試合開始40分後に到着したが試合は既に4回終了。試合は1ー0だが、ヒット数は0ー1。せっかくの全国大会にスコアブックを忘れたのは大失敗。
一瞬ワセダ対ワセダかという両チームのユニホーム。
秋田商はテレビでは何度も見たことあるものの実際には初めて見るチーム。一方高岡商は何を隠そう(隠すことは何もないが)昨夏甲子園で対戦。そのときは幸運にも勝利させていただいたが、相変わらず鉄壁の守備。去年もそうだったが、ヒット性の当たりもアウトにする場面もたびたび。
秋田商もロースコアの接戦をものにしてきたチームのようだが、確かに打てない。まぁ、この大会が選抜に繋がるものではないというのは、一番自覚しているが・・・
8回裏6ー0、2死一塁から打球が外野を抜けたので「終わった・・」とつぶやく。ところが7-0になってもなかなか試合終了のコールがないばかりか、次打者がボックスへ。確か神宮大会って準決勝まではコールドあったよなぁ、と思っていたところ、ようやく審判が気づきCalledが成立。

第二試合
今治西2×-1神戸国際大附
塾高は神戸国際大附に4年前甲子園準々決勝で対戦。その試合は見ていないので、今日が実際に見るのは初めて。
一方今治西は3年前と今春に甲子園で観戦。4年前ウチがボコボコにされたリベンジを今治西に期待するわけじゃないが、早稲田の宇高の母校でもあるし(宇高が打ったファールボールを拾ってピンバッジをもらった)、塾高にも今治西中学出身の宇高がいるので、なんとなく今治西を応援。
ところが、今治西のシートノックを見ていたら、全国大会によく出てこられたなと思うくらい捕球はポロポロ、送球はアサッテの方向。ひょっとしたら神宮で優勝するには、こうじゃなきゃいけないのかもしれない、などと去年のウチの姿と強引に重ねてみる。
心配された今治西の送球がアシタになる危なっかしい場面もあったが、なんとかノーエラーで凌ぐ。
今治西の初回の拙攻が惜しかったなぁ、という展開で淡々と進む。「おっ」っと思ったのは、今治西のホームスチール(結果アウト)の場面くらい。ランナーもいいスタートだったのでセーフかなと思ったがキャッチャーもいいブロックだった。1-0で9回ツーアウトランナーなし。そこから四球、適時三塁打、適時安打と逆転サヨナラ。今年はツーアウトランナーなし4点差の逆転劇を見ているだけに、特筆することでもないかもしれないが、第三者的にはこういう展開の方が面白い。
神戸のピッチャーもいいピッチャーだった。
明日も寝坊できない・・・

基本的には写真は使わないブログだが(別に確固たる信念があるわけでなく、単に使い方がよく分からないから)、正面入口に大会優勝旗が飾られており、昨年度優勝校ということでリボンに塾高の名前が大きく出ていた旗を携帯で撮ったので、一応貼っておきます。
人生で初めて写メっていうものをやってみました。

   

21/11/3 立大Vs.明大、慶大vs.法大(新人戦)

2009-11-03 23:24:39 | 東京六大学野球
さすがに今日はゆっくり寝ていたかったので、千葉には行かず神宮へ。千葉に行っても再試合の1試合しかないし。ゆっくりといっても、若い頃とは違い8:00には起床。
自転車で神宮へ。前に横に並んで歩いている一団がいたのでベルを鳴らそうとしたら、ベルを鳴らす「とって」(正式名称はあるのだろうが知らない)が取れてしまったらしく、「無い」。普段は気にしないが、意外とベルが鳴らせないというのは不便かも。
球場横の公園はものすごい人。今日は国立競技場でナビスコカップの決勝か・・・。

新人戦は客席の開放はネット裏のごく限られた部分と決まっているものの、今日は祭日だから結構人が入って、バックネット裏以外も開放するかなと思っていたが、筆者の予想の3分の1ぐらいの観客数。そういえば国立のサッカー以外でも秩父宮では関東学院対法政。今日神宮球場に行く人間はよほどのマニアしかいないのかも。

ほぼネット真裏での観戦。昔、神宮大会で寒さに震えながら観戦していたことがあったので、今日はカイロ、セーター、マフラー、手袋と完全防備。とはいえ、ネット裏は陽が当らず寒い寒い。それに引き替え1、3塁側は陽ざしが当たり暖かそう。3塁側日なたにひとり座っていたおじさんがいたが、係員に注意されて渋々ネット裏に移っていった。しかしある時点で何がトリガーになったか分からないが、観客がゾロゾロと1,3塁側に仕切りのロープを乗り越え移動。こうなると数の暴力。近くの自衛隊に出動してもらわないと神宮の係員くらいじゃ止められない。筆者も途中から合流したいつものメンバーと3塁側に移動。最後は係員も観念したかロープを外す。日差しと一緒に観客も移動していったが、最後はネット裏はガラガラ、1,3塁側にそこそこの観客、という普通は見られない光景となった。

第一試合
明大3-0立大
立教の先発は小室。メンバー表を見て、「あの日野の小室か~」。去年立川球場で見て、ウチに来ないかなと思っていたくらいのいいピッチャー。立教に行ってたんだ~。内野に足引っ張られて2点取られたけど、来年以降ウチも苦戦しそうだ。
他にも大石、松本、小川、川辺と懐かしい(といっても1,2年前だが)名前がいっぱい。しかし、なんか両方と貧打だったねぇ。立教がちゃんと守れば実質は0-0の試合だった。

第二試合
慶大7-0法大
第一試合終盤で、A氏から先発メンバー発表。どうして分かるの?って聞いたら、既に連盟サイトにアップされているとのこと。通常でも第一試合7回終了したくらいで第二試合のスタメンがアップされるらしい。筆者は全く知らなかった。六大学ファンからすれば常識なのかもしれないが、筆者と同様、知らなかった人へプチ情報。
試合開始前、Y選手のお父さんと喫煙所で会話。本日息子がスタメンとのことで嬉しそう。以降筆者が喫煙所に行くたびに4打数4安打10割の確率でお会いする。息子さんは4打数1安打だったが、彼らしい当たりのクリーンヒット。公式戦は去年の浦添商以来と1年以上出場していないだけに「神宮で見られて良かった」とはしゃいでいた。これからの成長次第ではプロにだって行けるかもしれないくらいのセンスの持ち主だと思うので、早く体調を万全にして本職のセカンドの守備も見たいな。それにはキャプテン候補を押しのけなくちゃいけないけど。(実名で登場していただいても問題ないと思うのだが、お父さんは家庭内では禁煙宣言をしていて、神宮球場での一服が唯一の楽しみかもしれないので、一応イニシャルトークにしておきました(ってフォローにも何にもなってないか))。

さて、スタメンを見ると正直普段のリーグ戦の戦いよりワクワク。1,2年前の保土ヶ谷や横スタでの名場面が都度よみがえる。特に野俣のツーベース2本はホームランにこそならなかったが、横スタでの特大のホームランを彷彿させるような当たり。
しかし、新人戦だと3番から6番まではすごい迫力。4番伊藤はレギュラーチームでも4番だし、山崎、野俣、伊場は高校時代3人で何本ホームランを打ったか分からないくらいの重量打線。伊場が第1、第2打席ともセオリーでは送りバントの場面に登場し「打ちたいよ~、打ちたいよ~」って心で思いながらキッチリ送りバントを決めたところなんか、「今日は送りバントを決められて良かった」という高校時代の「大人の対応インタビュー」を思い出してしまった。続く阿加多、齊藤雄も「俺がせっかくバント決めたのに、何をやってんじゃ!うりゃぁ!」って伊場先輩から怒られない内容だったかも。

大学リーグ戦が始まる前って、「どうせ4位だろう、下手すりゃ5位だな」っていつも思うのだが、今季後半の強さを含め「来年は大学選手権や神宮大会での観戦を考えていいかな」っていう勘違いをしそうな今日の試合でした。

久しぶりに「慶應義塾高校野球部を応援するブログ」になったかな。

21/11/1 前橋商Vs.花咲徳栄、文星芸大附Vs.市立船橋

2009-11-01 22:12:31 | 2009年秋季大会
昨日も今日もいつも出勤する時間と変わらず出発(昨日は若干遅かったけど)。
さて、慶應という冠をつけたブログを書いているにもかかわらず、早慶戦を見ずに神宮の3倍の時間をかけて千葉県営球場にまで足を運び、名前しか知らない高校の試合を見に行く性格(趣味嗜好?性癖?)が自分でも分からなくなってきている今日この頃。
ただ、今日は教育テレビで途中からだけど中継があるので、勝った時はゆっくりビデオ見直せばいいやと千葉まで行くことにしたのだが大失敗。ルンルン気分で家に帰ってビデオを見ようとしたところ、ちゃんと撮れていない。せっかく10季ぶり?に連勝したというのに~。それだったら、素直に神宮行けばよかった~。
この間のブログアップ失敗とか、なんだか最近集中力がなくなった・・・。歳だ・・・。


千葉県営球場には初めて参上。千葉から10分くらいモノレールに乗って、降車駅からはすぐと交通の便はグッド。千葉にモノレールが走ってるなんて、この球場を調べるまで知らなかった。モノレールを利用するというと、どうしても立川球場のことが頭に浮かんでしまうし、昨日開会式だけ見に来たS氏が「綺麗にはしてるけど古くて移動しにくい球場だ」と言っていたので少し心配したが、いい球場じゃん。これで文句言ったら怒られる。これよりいい球場は少なくとも東京には神宮以外にはない。強いて言うと、逆光もあってネット裏からだとスコアボードの電光掲示板の文字が見にくいかな。
帰りがけに気付いたが、モノレールを降りたところのデッキから球場が丸見え。外野から立見でも満足できる人はロハで観戦できる。

第一試合
花咲徳栄3ー1前橋商
試合開始20分前の到着。それほど混んでおらずネット裏ほぼ正面に鎮座。正面から日差しを浴び暑い。夏の選手権を考えればどうっていうことないが。
2回に場内放送で校歌紹介。去年もそういうのあったっけ?記憶にない。
両チームともブラバン、チア、そして前橋商は昨年同様ダルマも一緒。前橋商の横で踊っていたヘルメットおじさんはなんだったんだろう。徳栄は全校応援(まぁ全校ということはないだろうが)で300人くらいが整然と並ぶ。チアのキビキビした動き(なんかどっかの国のマスゲームのようにキビキビしていた)を含め応援は徳栄の方が華やかだったが、5回前橋捕手の治療中にブラバンをかきならしていたため、心中前橋の応援に切り替えたが結局淡々と試合終了。
前橋は1番から7番まで左バッター。相手が左ピッチャーだと分かっていてこのオーダーということなのだろうけど、もう少しジグザグにするとか、何とかならなかったのかねぇ。

第二試合
市立船橋6-4文星芸大附
意外や意外、観客は結構減る。地元校の登場ということで、すごいことになるのかなと思いきや、徳栄の生徒応援団が抜けた跡はスカスカ。並び方も違ったが、若干チアの人数だけは第一試合より増加。
途中、試合が終わった花咲徳栄の選手が筆者の前を通り過ぎる。みんな小さい。選手名簿買っていないのではっきりとしたことは言えないが、175cm以上ありそうだったのはエースナンバーくらいだった。
相手へのエール時に市船のチアが振りをつけながら行っていたのにびっくり。もっとも、自校の校歌のときもピンクレディ(古いね)のように踊っていたから不思議じゃないけど。基本的に塾歌を歌うときは脱帽のうえ直立不動でなんていう人間にとっては違和感がある。ただ、市船のブラバンは攻撃終了してもなかなか止めず、次のイニングにかかりすぎ。キリのいいところっていうことなんだろうが、相手校の校歌が流れているのにまだ「ゴーゴーゴーゴー○○」とかやってちゃいかんだろう。

試合中盤に「K☆G」というジャージを着た一団が帰っていった。光星学園がここまで見に来ていたのかなぁ。東北大会で負けちゃったんで、神宮大会の偵察っていうこともないだろうし。あまり「KG」で突っ込むと、また悪乗りする輩がいるからやめておこう(笑)


どのチームも明日の試合が甲子園をかけた事実上の決勝みたいなもん。負けるにしても接戦でっていう条件付きっていうのもあるし、戦いとしては明日が一番面白そうなんだけど、さすがに明日は仕事しましょう。

なぜか今日はものすごーく疲れた。
次は神宮大会で。
あっ、3日に新人戦行けるじゃん。