慶應義塾高校野球部をひっそり応援しながら冷静にブツブツつぶやくブログ

慶應義塾高校&東京・神奈川を中心とした高校野球、東京六大学の観戦記・応援ブログです。 By G&G

東京都秋季大会展望

2008-09-30 22:48:41 | 2008年秋季大会
9月1日と2日に東京都大会のブロック予想を行ったが、結果は24校中15校的中。大泉とか新宿とか結構無茶な予想もあったが、それにしても的中率は良いとは言えないだろう。
今回はどうせ当たらないので勝ち上がりを予想することはしないが、本大会に向けて少しだけ感想を。
一番予想外だったのが都国立。昔甲子園に出場したことがあるとはいえ、拓大一、専大府、明中八王子、都文京といるブロックを勝ち上がり、1回戦不戦勝のためベスト16決定。甲子園出場が1980年と30年ルールからは微妙なところであるが、2回くらい勝てば21世紀枠として選出もありえそう。
あとは東京高校。正直この学校って知らなかったが、日大一、桐朋、成立学園っていう面子を破っての本大会出場は見事。
農大一も名前を聞くの久しぶりだ。勝ち上がり表を見たら4試合中3試合無失点みたいだが、強豪と言われるところと当たった場合どうなんだろう。

ベスト4予想は今回はしないことにするが、神奈川も左と右に南と北と分かれたイメージがあるように、東京も左のブロックに国士舘、帝京っていう東の横綱が入り、右ブロックに西の強豪と言われるところが入った。
特にCブロックは日大三、日大鶴ヶ丘、桜美林、堀越、早実と東京高校を除くとまるで西東京の準決勝。
去年は高島を擁する帝京が優勝候補の筆頭に挙げられていたが、前評判がそれほど高くない関東一が優勝したように、全く分からない。
決勝の試合がどんなようになるか分からないが、今年はなんとなく2校東京から選出されそうな気がするので、とりあえず決勝を目標にみんな頑張ろう。

筆者が試合を観戦に行けるのは18日からだが、一応応援する学校はあるものの、どう転んでも面白い展開になりそうだ。

P.S.国体の野球は準決勝・決勝は雨のため中止になるそうだ。かえって塾高も大分まで行かないで良かったかな。その分勉強できるし(なぁんちゃって)。

2008/9/28 明大Vs.慶大

2008-09-29 22:52:55 | 東京六大学野球
まずは懺悔から。昨日「明日は野球行かずにちゃんと第二本業をやる」って宣言したんだけど、結局神宮に行っちゃいました。
やることは腐るほどあるのに懸案事項は今日も全く手つかず。ただ収入が大幅に減るとかいう問題ではなく、「やらなくちゃいけない」ということじゃないため、ここ半年くらい時間だけが過ぎていっている。野球の試合見に行くと、ブログも書かなくちゃいけないし・・・。
と、他人にとっては「こいつ何を言っているんだ?どうでもいいことを」と突っ込みどころ満載の書き出しから始まったが、昨日の観戦記を。

前日の夜は風邪気味だったため、薬を飲んで寝たところ、起床は11時。結局自分に対しては甘いため、昨日の決断はどこへやら、神宮へ野球観戦という安易な行動を選ぶ。BS日テレで第一試合の放送をしていたが、9回の途中で放送終了。13時過ぎに家を出る。1-0だったので延長戦も懸念されたが、信濃町で観戦が終わって帰る観客がたくさんいたのでひとまず安心(別に途中から入ったっていいんだけど)。
球場に着いたらちょうど両チームの選手が並んで挨拶をするところ。慶應の応援って相手から見たらどうなんだろうといつも気になっていたので、今日は明治サイドに陣取る。
今日も中林か・・・。2年前の加藤みたいだなぁ。加藤加藤雨加藤っていうローテーションだったっけ。明日どうするんだろう(理屈上「もし負けたら」っていう前提なのだが、純粋にそう思った)。相場監督もよだれ垂らしながら田村と只野の入学を待っているんだろうなぁ。
正直なところ、明治に連勝なんて予想していなかったのが(連勝っていつ以来だろう)、中林よかったねぇ。エラーで1点失ったものの、あとはピシャリ。無四球っていうのもすごい。ただ、第1戦もそうだったが、残塁多過ぎ。春の塾高が乗り移っちゃったか?
試合は本日も押し気味の展開で、7回、8回とノーアウトでランナーが出塁。同点のここはバントだろと思ったが、そのまま打たせる。7回は無得点に終わったものの、8回の攻撃では梶本が決勝2ラン。結果オーライっていう気がしないでもないが、ズバリ采配が当たったということで納得しよう。
一方、明治もおかしい。お互いにそうではあるが、エラー多すぎ。筆者がファンである荒木も元気なかった。
今日は明治側にいたのだが、やはり応援って相手サイドにいた方がよく聞こえる。昨日は自陣にいたため、応援の新曲は気付かなかった。あれがELFっていう曲なのだろうか。応援の仕方は分からないけどいい曲だったね。ただ、この曲のとき、誰がやっているか分からないが指笛が聞こえてきた。「おいおい浦添商かよ」と思わず突っ込み。
7回に特別指定の鎖が開放されたところで、ネット裏に移動。完全ニュートラルの席で1球1球応援するおじさんがいたが、ちょっとやりすぎだろう。

今八重山商工物語を見終わったところだが、ドキュメンタリーなのかドラマかどっち付かずで、期待ほどの感動はなかった。大嶺はよく似ている俳優を連れてきたなぁ。

あと3週間野球見られないのって寂しい・・・

2008/9/27 立大Vs.早大

2008-09-28 01:45:11 | 東京六大学野球
第二試合 立教大学Vs.早稲田大学
試合が始まる前までは日大鶴ヶ丘出身の仁平と早実出身の斎藤の投げ合いを非常に楽しみにしていた。斎藤佑樹が高校時代に最初と最後に土を喫したのがこの仁平。この2つの試合とも生で見ていた筆者としては感慨深い対戦。最初は王貞治グラウンドでの秋季ブロック大会で、両投手とも1年生のとき。試合をしているときは仁平がまだ1年生だと知らなかったが前半に打ち込まれたものの後半は立ち直り勝利。一方斎藤はその頃の早実のピッチャーとしては珍しくコントロールは良かったもののまだスタミナっていう点では不安があり、2年後にまさか大フィーバーを巻き起こすなんていうのは想像だにしなかった。斎藤の高校生活最後の負けは神宮第二球場での春季大会の準決勝。早実は最後逆転サヨナラ負けだったが、夏の選手権西東京大会準決勝では逆にサヨナラ勝ちで、以降一気に全国優勝へと進んだ。
この試合に立教が勝てば優勝争いも混戦となるし、今シーズンが始まる前、立教は下馬評ではダークホースどころか優勝候補の一角にもげられていたので期待していたのだが、内容は散々。正直早稲田と地力が違うとの印象。仁平も調子悪かったし、エラー絡みでリードされてからは、選手もそうだが応援も元気なかった(そういえば、セントポールマーチも立教ポパイも聞いていないような気がする)。応援席からは「草野球やってんじゃないよ」なんていう罵声が飛ぶ始末。筆者のとなりにいたおじさんは呆れて最後は早稲田を応援していた。
ひとつだけあくまでも個人的な意見として素人が書かせてもらうが、4点ビハインドの4回表にノーアウト1,2塁で4番に打順が回ってきた。ここで送りバント失敗。失敗という結果じゃなくて、この点差で4番にバントさせるんだったら、4番に置くなよ。高校野球じゃないんだから。相手は斎藤だし、もし多少打ち込んだって、同レベルのリリーフがゴマンといる(5人はいる)早稲田だぞ。「だからバントだ」っていう意見もあるだろうが、4番にはそれなりのプライドを持たせた方がいいんじゃないかなぁ。しかも3打席目には代打だって。当然の策なのかどうかよく分からないが、筆者にとっては理解不能。
一方の早稲田。前節は相手が東大だったこともあり、いろいろメンバーを試していたようだが、今日はそれほど多くのキャストは登場せず。まぁ、あれだけ選手層が厚ければ今季も優勝候補の筆頭っていうのは間違いないだろう。3塁の守備が穴っていうことからか、宇高から後藤に変わったが、3塁後藤はミス2つもあったし(うちひとつは記録はヒットだが、あれヒットにされたらピッチャー可哀そう)やっぱり後藤はショートだろう。

明日(もう今日になったが)、は第二本業の音楽に専念してみる。
10月第1週、2週とほかの私用があるため野球を見に行けない。次に観戦記を書くのは10月18日になるかな。

20/9/27 慶大Vs.明大

2008-09-27 23:29:23 | 東京六大学野球
第一試合 慶應義塾大学Vs.明治大学
本日は今秋初めての六大学観戦。正直高校野球と大学野球を比べた場合、「次がない」というその緊張感、ドキドキ感が観戦する側にも伝わり、どうしても高校野球に肩入れをしてしまう。塾高も慶大も母校にはなるが、重なったら筆者としては当然高校の試合に駆けつけることになるし、息子の高校の試合と自分の大学を比べても高校の試合優先。10月19日に慶立戦があるが、その日に神宮第2球場で都立国立対駿台学園なんていうカードになったら、高校野球そのものが大好きな筆者はそっちに行ってしまうかもしれない。

さて、カミさんは毎週土曜日にコーラスに行くのだが本日は休みとのこと。ひとりで神宮球場に行くのもちょっと後ろめたい気持ちもあったので、「一緒に行く?」と聞いてみた。すると「うん、行く」という意外な返答。一緒に六大学見に行くの何年ぶりだろう。
家を出ようとして、「オイ、ちょっと待て!」。カミさんが紫の服を着てる。明治との対戦の日にそりゃまずいだろう。普段他人のファッションはおろか自分の着る物も全く無頓着な筆者が、服飾の専門家であるカミさんに対して家を出る時に着替えさせるなんていうのは結婚27年間で初めてのこと。第一試合の終了後、法政戦にオレンジ色のシャツを堂々と着てきて自ら懺悔したIさんと会ったとき、このことを思い出して一人で笑っていた。

元々大学の応援って結構疲れるので、あまり大学の試合では応援席に座らないようにしているが、今日はカミさんもいることだし1塁線を延長したくらいの3塁側に陣取る。
試合開始直後、カミさんに「今日の見どころは?」と聞かれ、「うーん、渕上の守備と中林の牽制かな」と適当に答える。すると早々にやってきました本日の見どころ。中林が牽制で荒木を華麗に仕留める。荒木も日大三の時代からずっと見ている選手だが、本当にいい選手。左右の違いはあるが、中日の荒木タイプかもしれない。
試合は5回までに残塁10を記録する拙攻続きで3回に1点を取っただけ(ショートへの犠牲フライっていうのもあまり聞かない記録だが)。3回裏には得意の牽制で2塁ランナーを釣り出すが、渕上の3塁送球がランナーに当たりタイムリーエラーとなり同点。続く4回も渕上はなんでもないショートゴロをエラー。直後に漆畑に代えられちゃった。筆者の解説は何だったんだ?
今秋はまだ法政戦しか終わっていないが、中盤までの最少リードを終盤ひっくり返されて負けというのがトレンドっぽかったので、このような展開は負けパターンかなと思ったが、なんとか初勝利。以下思ったことをランダムに箇条書きに。
・中林がこの夏を超えてひとまわり大きくなった。スコアブック付けていないが、キャッチャーのファールフライが6つくらいあったんじゃないか。それだけ球威が増したっていうことと捉えていいのだろうか。
・実は山口のホームランのとき、昼食の買い出しに行っていたので、現場で見ていない。歓声が起きてあわててモニターを見たが、すでに山口が2塁をゆっくり回っているところだった。家に帰って動画を見たが、打った瞬間入ったっていう当たり。雨の中の関西戦でNHKのアナウンサーが「すごい当りが飛んでゆく!」というような言葉を絶叫していたのを思い出した。
・湯浅を久しぶりに見たような気がするが、打撃フォーム(構え)がずいぶん変わっちゃった。
・スタメン発表を聞いて「うーん、きびしいなぁ」っていうのが第一印象。明治は日大三3人の外、本日出てきたメンバーで江柄子の出身校であるつくば秀英以外はここ6年間に1回は甲子園に出た高校。慶應は一時塾高出身が5人くらいいたこともあったが、本日は塾高3人のほかはあまり高校野球有名どころでない学校出身(5年前のセンバツに梶本の西条が出ているが)。塾高出身の選手(塾高戦士という言葉があるようだが、筆者はこの言葉はあまり気に入っていない)も頑張って欲しいが、もっと外部からもいい選手取って切磋琢磨しないと、優勝争いに顔を出すのは難しいだろうな。まぁ、学校の方針に別にケチはつけないが、野球が強くなるって結構寄付集まるんだぞ(少なくとも筆者は(筆者の親を含め)慶應に寄付というものを今年初めてした。もっとも大学がいくら強くなっても寄付しないかもしれないけど)。
・応援の振り付けなんだが、塾高と大学と微妙に違う。突撃のテーマが終わった後のコール・ケイオーのときのYMCA的な振り付けと、疾風のとき両手で赤青のメガホンを振る場面は塾高の方がカッコいいかな。いつの間に変化していったんだろう。
・4回表1アウト2・3塁でバッター三振(打者は1塁に振り逃げを狙い1塁に走る)のとき、ちょうどタイミングよく突然若き血が始まっちゃったんで、「あれ?点数入ったのか?」と勘違いしそうになった。

第二試合の立教対早稲田は明日へ

20/9/23 桐光学園Vs.慶應義塾 その2

2008-09-24 22:33:18 | 2008年秋季大会
<昨日からの続き>

こちらはチアはいないもののブラバン、応援指導部が駆けつけ必勝体制。桐光は学園祭ということで、ブラバンは来ておらず、これだけでもかなり有利な状況。甲子園組も制服で応援していた。こちらからのエール交換だけを行い試合開始。
等々力の投球練習場は客席のすぐそばで高さもほとんど同じなので、試合開始前に白村が投球練習しているとき、バッターボックスに入るような位置で彼の球筋を2球見た。やっぱり速い。速さだけだったら、プロにだってひけを取らない速さだろうから、これにコントロールといい変化球があればそうは打たれないだろう。
立ち上がりは三振こそ奪えなかったものの今日も完璧。2回に四球とワイルドピッチで1死2塁のピンチを作るが連続三振でピンチ脱出。4回にセカンドが処理してあげてもいいような当たりがヒットになるまで、春からずっと桐光に安打を許さなかったわけだ(ちなみに春の登板では打者2人に投球数8、与四球2)。
一方の東條もなかなかの立ち上がり。2回のウラにちょっと甘い判定だったかなと見えた盗塁成功もあり、荒川の3塁打で先制したものの、4回まではこのヒット1本。5回ウラ1死1塁から、佐藤旭のなんでもないセカンドゴロはゲッツーチェンジを覚悟したが、これをセカンド上田がベースカバーに入ったショートと息が合わず悪送球。ウチの前のキャプテン山崎だったらここはスナップ利かせてバックトスだよな。石黒のセンター前ヒットで満塁となり、3番渡邊のとき「出た~!マックスクイズ!」(このフレーズはU監督ファンのSさんが「ねぇ、見た?見た?マックスクイズ!」とこの回終了後叫んでいたので使わせてもらった)。よく顔の付近に来たボールを転がしたもんだ。続く宮下の3塁ゴロエラー、白村のセンターオーバー3塁打、植田センター前でこの回5点。最後2アウト満塁で9番杉山に回ったときに、「ホームラン打って5回コールドで決めちゃえ」と思ったがさすがにそこまでは無理。6回も得意のマックスクイズ(これはセーフティ・スクイズっぽかった)でコールド圏内へ。コールドの点数差って結構あっけないものだ。7回表も3者凡退で試合終了。5回のエラーが大量点に結びついてしまったものの、コールドになるほどの実力差はなかったとは思う。ただ、桐光も1番石川、2番松本と9番の上田(桐光の小柄の選手ってどうしても去年やられた大石を思い出してしまう)以外は、打線が怖いという印象がないので、強豪校との試合ではスモールベースボールに徹する形になるのかなぁ。まぁそれが怖いんだけど。

ひょっとして、将来的にもとてつもないピッチャーになるんじゃないかと思わせる白村の投球(去年の春季関東大会で初めて見たとき、いい投手だなと思ったが、今年の春の投球を見てチャラになっていた)。打撃も相手のミスを逃さぬ集中打。盗塁ありスクイズありの足を使って得点に結びつける攻撃。秋の段階でちょっと出来すぎじゃないか?
投球練習をしていた21番の選手(昨日は1年生の今西?)もいい体格から重そうなボールを投げていたし、これから先も楽しみだ。
ちなみに、本日ひとつだけ分かったこと。「白村はバントができない。」

試合終了後、武蔵小杉のお好み焼屋で祝勝会。しばらくしたら、桐光の応援の人がやってきて、となりに座ってしまった。こちらも最初はしばらく小声で話していたものの、酒の勢いとともにやがて話し声も大きくなり素性もバレバレ。となりから「どちらの方ですか」と聞かれ、今更隠しても仕方がないため「慶應です」と名乗る。そして、過去のお互いにやられた話し、今後の展望や、「2chでは○○伝説とかいう奴のせいで、お互いに迷惑してるんですよねぇ」などと話しがはずみ、最後はお互いにエール交換。
来年の夏ハマスタで会いましょうね。その前に春の保土ヶ谷かな。

志木高は残念だったが、息子の母校は東京でブロック予選突破。互いにまだまだ先は長いけど、とりあえず神宮大会で対戦見たいなぁ。

そして、最後に悲しいお知らせ。
まさかここまで勝ち上がるわけないだろうと思って用事を入れたわけでは決してないのだが、10月4日と5日の準決勝、決勝の日には、どうしても外せない私用があって観戦できない。当日は途中経過も追えない状況であるので、筆者の分までみんなで応援のほどよろしく。関東大会は必ず行くので、甲子園出場決定の歓喜をまたみんなで分かちあいましょう。
とりあえず日吉ダービーでの勝利を!

20/9/23 桐光学園Vs.慶應義塾 その1

2008-09-23 22:26:18 | 2008年秋季大会
いやぁ、どうやら勘違いじゃなかったようだ・・・。マジに結構強いぞ!
本日の桐光戦は塾高の今の実力が分かる試金石。雨天順延が塾高にとって吉と出るか凶と出るか。まぁ、試験が22日までだったはずなので、試験が終わった方が精神的には楽だろうと思っていたが、「こいつら本当に勉強やっていたのか?」と疑ってしまう。


21日の試合が雨のため順延となったので、今日は等々力へ。晴れ男の筆者より強力な雨男が保土ヶ谷のどこかにいたに違いない。
9月13日の横浜、日藤、相模、慶應と出揃ったときにも保土ヶ谷球場での混乱が心配されたが、本日は別の意味で大混乱。
神奈川では集客力一番の横浜が出る試合じゃないし、桐光も学園祭。秋季大会だし(一般の人は秋季大会の存在すら知らない人が多い)キャパシティの少ない等々力でも慶應の応援席が満員になるくらいで、なんとか入りきれるだろうと当初は思っていた。スーパー陸上も朝原の引退試合くらいが目玉なので、狭い等々力地区もちょっと混むくらいの感覚でいたが、一昨日に急遽あの世界最速男ボルトがスーパー陸上に参加するというニュースが流れ、何時頃球場に到着すれば混乱を回避できるか分からず、7:40渋谷発の東横線に乗車。ところが武蔵小杉のバスターミナルはすごかった・・・。スーパー陸上に参加すると思われる団体やチアの女の子とバッティングしたため、バスの中は身動きできない状態だった。
7:00にKさんからすでに50人くらい並んでいるというメールがあったため、急いで球場に向かう。到着時に並んでいたのは200人くらいかなぁ。先日も書いたように、高野連の粋な計らいにより、再入場スタンプを押してもらった券で入場できることとなったが、並んでいる途中、係の人にマジックでスタンプのところに大きく「×」を書かれた。「再入場は1回きりよ」という措置だったとしたら、先日スタンプを押してもらって今日急遽行けなくなった人は、次の試合も有効という可能性はある(責任は持ちません)。
そういえば、本家掲示板で再入場の件について訳の分からない間違った書き込みがあったが、その後の書き込み見てるとみんな対応が大人だなぁ。
8:20頃の開門と同時にほとんど全員入口を入ったら左の方に走りだしていく。「おいおいみんな慶應かよ、座れるかな」と不安がよぎったが、入口が一塁側の方にちょっとずれているため、みんなネット裏席を狙っての行動。
筆者が入った時はすでにネット裏はほとんどびっしり。筆者は3塁側の応援席へ。息子の母校ほど父母会との椅子取りゲームは熾烈ではなく、仲間も席を確保してくれていたため、ゆっくり着席。当初予定通り試合が行われれば、志木高も試合日だったが、志木高の試合は明日24日になったということで、本家掲示板の団長もこちらに参加(筆者も日程通りに試合が行われれば大宮に行くつもりだった)。9:00の時点では3塁側は半分くらい、1塁側は20%くらいの入り。
しばらくするとスコアボードに桐光が先攻と映し出される。今日はジャンケン勝ったのか?そしてメンバー発表の最後のとき、「線審○○」というアナウンスが。そのときにはまだ外野は開放していなかったので、それほど気にしていなかったのだが、ほどなく「外野を開放します」とのアナウンス。いつのまにか桐光側の応援席のわずかな空白部分を除き超満員。筆者も保土ヶ谷球場では10試合くらいは見ていると思うが、あそこの狭い部分が外野席だという認識は今日までなかった。最後は公称1,000人収容という外野もほとんど埋まったが、今までの等々力の来場者数の記録って何人だったんだろう。

明日に続く

イントロ長すぎ・・・

20/9/21 日大高校Vs.市川崎

2008-09-21 21:49:01 | 2008年秋季大会
本日のお目当ての試合は当然第二試合なのだが、結局中止になってしまったので、第一試合の観戦記を。
第一試合開始少し前に保土ヶ谷球場に到着。案の定スタンドはガラガラ。陣取るは先週の東海大相模と同じ席。先着していたO社長としばし歓談していたらいつのまにか試合開始。
日大の試合を見るのは3回目。最初は3年前の春の決勝。8回まで5点リードしていて9回に追いつかれ延長で敗戦。夏に向けて忠本に一本立ちしてほしいという上田さんの考えを後で読んだが、あのときは筆者もまだ塾高の試合を真剣に分析するなんていうことはしていなかったし(今も特に真剣にはしていないが)、まだ監督の性格とか考えなど分からなかったので、エースの中林をどうして出さなかったのかと思ったものだ。2回目は昨年日吉台での秋季大会ブロック予選で勝ったとき。ただ、実はいずれの試合も、勝っても負けても次のステージに進めることが決まっていた高校野球では珍しい「勝ったら嬉しいけど、負けてもまぁいいか」(当事者はどう思うかは別として)という試合だった。
一方、市川崎の試合を見るのは初めてだが、なにしろ今秋一番評判の高かった横浜商大を破ったところ。結構好勝負を期待していた。
まず入って気づいたのは、両チームともブラバンがいなかったこと。準々決勝からブラバン解禁っていうことで理解しているので、勝てば甲子園にリャンシャンテンとなるこの試合には両校応援団とも相当の気合いを入れてくるかなと思っていた。川崎はブラバンの存在そのものがあるかどうかも分からないが、日大はどうやら学園祭だったらしい。
試合観戦は3塁側に座ったので、当然市川崎を応援したが、結果2-0で日大の勝ち。遠くからの観戦だったため、それほど細かいことは分からないが、両投手ともなかなかの投球をしていた。特に日大の丸岡は緩急の効いた投球で被安打1。ただ、打線は4番の吉田以外は怖さを感じなかったような気がする。一方、川崎も投手吉田は良かったが、下位打線は自動アウトのイメージだったし、守備(特に送球)でハラハラする場面も多かった。最後は2点差を追いかけ2アウト1,2塁から3盗失敗でゲームセット。定石では2塁ランナーが本塁に帰ってきても追い付けない場面なので、2塁ランナーは慎重な走塁が求められる場面。今年プロ野球交流戦の楽天巨人戦で同じような場面があり、野村監督が「バッカじゃなかろかルンバ♪」ってご機嫌だったことを思い出す。確かに、打者に普通に打たせても打てる気配はほとんどなく、ランナーを動かしなんとか突破口を見出そうという理由だと思うが、見ている方としては気の抜けた終わり方だった。そういえば今年高校野球でこのパターンで終わるのを見るって2回目。
試合終了と同時に雨が降り出したせいか、終わり方があっけなかったせいか、エール交換もなかったし、試合終了後のあの「終わった・・・」っていう充実感(表現は難しいが)がなかったなぁ。公立の市川崎が負けたことにより、神奈川の21世紀枠は綾瀬が確実かな。

第一試合終了後に降り出した雨が強くなり、1時間以上も待って試合中止発表。まぁ、雨の勢いから試合を行うのはほとんど諦めて待っていたところ、甲子園に出た選手たちに女の子たちが寄ってきてプチ記念撮影会。その横で吹奏楽部の生徒たちが期末試験に備え参考書を開き問題を出し合っている姿が印象的だった。

さて、連盟のおじさんたちは中止を決定する間一生懸命会場探しをやったのだろうが、本日の第二試合は23日に等々力球場。筆者のように1試合は一応見た人間は500円の入場料は納得するが、第二試合から来た人間は怒るだろうなと思っていたら、意外にも本日のチケットで再入場可能の特別措置が取られることになった。神奈川高野連なかなかやるじゃん。ただ、等々力は好きな球場だが心配なのはキャパシティ。今日再入場のスタンプを押してもらうのに長蛇の列を作っていたが、等々力に入りきれるのだろうか。当日は等々力競技場でスーパー陸上も行われるということなので、大変な事態になりそうだ。
では、また23日に。
それにしても、帰りのバスの冷房、雨に濡れた体には寒かったなぁ。

神奈川秋季大会準決勝1日目

2008-09-20 21:09:25 | 2008年秋季大会
本日連投となったが、ちょっとだけ準決勝の結果だけを見て一言。
綾瀬が桐蔭学園に2-0で勝利した第一試合はちょっとびっくり。
綾瀬の試合は見なかったが、今年の夏ちょうど準決勝の日、東海大相模にコールド負けしたとき綾瀬の選手たちとすれ違った。レギュラー番号をつけている選手もいたが、そのときの印象は「うわぁ、小さい」。よく小柄な選手たちが準決勝まで来られたなということを思った。正直申し訳ないが、「こいつら相模に勝たないかな」と思ったというのは事実である。
ただ、今日桐蔭に勝って2季連続のベスト4。神奈川で2回連続ベスト4になるっていうのは、フロックや籤運だけではとても無理。指導者の力なのか、監督は桐蔭のOB(全国優勝したときのメンバーらしい)ということだが、今年の春は桐蔭に対して14-3で負けているようだし、短い間に夏、秋とベスト4に入ってくるほど成長したのは立派。これから結構手強い存在になるかもしれない。
桐蔭も最近公立に負けるのがデフォルトになってしまったようだ。先日見た時、確かにミートはうまかったし、事実ずっと三振がなかったそうだが、素人考えだが「三振がない」=「打線の怖さがない」っていうことなのかもしれない。

第2試合は延長12回。日大藤沢が8回に4点を追い付いて最後サヨナラ。さすが横浜に勝っただけのことはある粘り腰。そういえば巡り合わせか創学館の試合って見たことないなぁ。

桐光学園戦決戦前日

2008-09-20 12:43:08 | 2008年秋季大会
今日は学生面談を午後から入れてしまったため、朝から仕事。今は一息ついている。
外を見ると台風一過というよりは、真夏の天気。神奈川は原則として土曜日が中止になったとしても、翌日に順延するのではなく、日曜日の試合は当初の予定どおり行い、中止になった試合を別の方法で行うということを聞いていたので、明日が晴れればなんとかなるとは思っていたが、それでも台風の行方はとても心配であった。今日も滞りなく試合が行われているようなので、明日もきっと大丈夫。

さて、明日はいよいよ桐光学園戦。桐光の野呂監督は早実(和泉監督と同期らしい)だし、応援も「大進撃」や「コンバットマーチ」を使った早稲田スタイル(塾高と対戦するとき以外は「ダッシュKEIO」もやるけど)。過去の成績も6勝6敗。夏の選手権県大会でも3年前は決勝で、昨年は準決勝でいずれも敗れ、今年の春もコールド負けをしたが、今年の夏は準決勝で対戦し見事リベンジ。そんなこともあり、異論もあろうかと思うが、「宿命のライバル」と呼んでいいだろう。

たまに(この時期はちょくちょく)2ちゃんねるの「神奈川県の高校野球」というスレを読むが(筆者はROM専門で、神に誓って書き込みは一切したことない)、上記の雨天中止の場合の試合実施方法とか、有益な情報もたまにある。ただ、西京伝説という桐光ファンと、卒業生でも何でもなさそうな自称兵庫県人や、錦糸とかいう慶應ファン(ファンといっていいか語弊があるが)、のせいで神奈川全体のスレであるにもかかわらず、半分くらいが慶應と桐光のネタになっている。彼らの罵り合いを見ていると、こいつらヲタの振りして、本当はアンチなんじゃないかなという気もしてくる(いい大人が「ヲタ」とかいう単語を使っていいのだろうか・・・。2chそのものについて普段感じていることは、試合のないときにまた別途書いてみる)。

さて、今年の秋季大会が始まる前、いろいろな情報掲示板を総合すると東條、森という2枚投手を擁する桐光学園が優勝候補の1番手に挙げられていた。ただ、塾高が東海大相模にコールド勝ちしたことや、白村の春とは見違えるような投球によって評判は一転。塾高有利の下馬評が大きくなり、事実上の決勝戦という声もある。ただ、筆者個人としては、春季大会のストライクが全く入らない白村の投球がまだ残像として残っており、どうしても100%の信頼感がないのも事実。この桐光学園戦で、夏の5回13奪三振を含めた直近4試合のような投球をすれば、どんな強豪校でも簡単には打てないと思う。是非筆者の残像を払拭して桐光に勝利し、3季連続の甲子園に行ってもらいたいものである。
ただ、ひとつ気になるのはちょうど今試験中だということ。筆者の時代は進級するだけならば何もやらなくても要領(才能?)だけで進級できたが、今の時代はちゃんと勉強しなけりゃいけないらしい。もし、負けたときの言い訳になんかはしないが、みんな今の時期どうやって両立しているんだろう。試験期間だから練習休みっていうわけじゃないよなぁ。
もしこの試合に勝つと、関東大会出場のダブルチャンスが巡ってくる。今秋は神奈川で関東大会があるため3位までが出場できるので、準決勝に負けたとしても3位決定戦に望みがつながる。しかしながら、目指すは神奈川を制してスーパーシード。関東大会にひとつ勝てばセンバツが待っている。
なんていう先のことを考えると、またMさんが怒るので、とりあえず明日頑張れ!!

朝早くから仲間から「明日何時に来る?」というメールがあった。皆、あれほど東海大相模の試合の前までは弱気だったのに、ここに来て気合の入れ方は凄まじい。明日の第一試合は日大対市川崎ということで、11時頃に着けば大丈夫かなと思っていたが、皆の気合に圧倒されたので、筆者も10時から第一試合を観戦することとする。筆者は塾高と関係のない他の試合のときで、陽射しの強いときは麦藁帽子を被ることにしているが、明日の3塁側は市川崎なので、「K」の帽子を被っていても怒られないかな。ちゃんと応援するから。


*2ちゃんねるのくだりの部分の固有名詞については、わざと間違えています。

20/9/13 横浜 Vs.日大藤沢

2008-09-15 17:44:45 | 2008年秋季大会
9月13日に行われた横浜対日大藤沢。一応生で観戦した試合はすべて感想だけでも書いてみるということで、もう今となっては遠い昔のことのようで気が抜けた感もあるが、簡単に。

今秋の横浜は前評判は決して高くなく、初戦でも野球においては無名の柏陽(有数の進学校らしいが、東京の住人にとっては神奈川の高校についてはよく知らない)に2-1の辛勝。しかも逆転サヨナラ負けのピンチもあったとのこと。確かに「勝つ」ということが横浜の強さなのだろうが、横浜だったらこの相手はコールド勝ちがデフォルト。一方、日大藤沢はブロック予選から立花学園を含めすべてコールド勝ち。一筋縄ではいかないだろうと思ったが、筆者はそれでも横浜が2戦目以降は真の強さが現れ、なんだかんだいって結局は決勝まで上がってくるのかなぁという思いがあった。高校生は2年間でほとんど入れ替わり、過去の実績なんかは当てにならないはずなのだが、やっぱり、ネームバリューってあるよなぁ。
試合は横浜が5回の守備でスコアは0-0のとき、1アウトランナー2塁で3番バッターを敬遠した場面が結果的に大きなヤマだった。まるで今年の春の慶應対桐光戦(慶應が3番バッターを敬遠して、その後大量失点でコールド負けをした)を見ているようだった。今年の甲子園で上田監督が横浜の渡辺監督にピッチャー交代のタイミングのアドバイスを受けたと言っていたが、まさか上田さんが渡辺さんに変なアドバイスしたんじゃないだろうな(笑)。結局、今夏のリベンジに燃える日大藤沢がこのワンチャンスを生かし3-2で勝利。
横浜もまだ真のエースといえる投手がいないけど春までには整備されてくるだろうし、日大藤沢も石垣を中心とした決勝であたるようなことがあるかもしれない。そんなことになったら、去年の春の春季大会の決勝以来かな。とりあえず目先の一勝だが、そのときはお手柔らかに。

20/9/14 鎌倉 Vs. 慶應義塾、 桐蔭学園 Vs.平塚学園

2008-09-14 22:49:41 | 2008年秋季大会
本当に勘違いしちゃっていいのだろうか・・・
なにしろ、大会前の評判は下馬評にも載らなかったが、これって2年生以下が試合に出ていないこと、練習試合をやっていないことということで、評価のしようがなかっただけで、もしかして本当は甲子園に行ったチーム以上のものすごく強いチームだなんていうことを・・・

第一試合:鎌倉 Vs. 慶應義塾
本日の大和引地台球場は実は行くのは初めて。松坂が国体に出た時や、3年前の夏に横浜と慶應が試合をした時に満員札止めになったという伝説の?球場。地図で見ると圧倒的に桜ヶ丘駅からの方が近いのだが、道も複雑で坂もあるという助言もあり、大和駅から20分歩いて球場へ到着。正面入口にはドカベン像があり、ドカベン球場とも呼ばれているそうだ。なかなか綺麗な球場で、立川球場なんかももう少し綺麗にしてほしいと関係ないことを最初に感じた。入って見ると、客席は綺麗でそれだけの収容人員もありそうだが、外野のフェンスの膨らみが少ないためか、人工芝の色のせいかは分からないがグラウンドがやけに狭く感じた。
鎌倉の投手は左の軟投派でブロック予選でSFC、本戦に入って武相を破ったチーム。2回までノーヒットだったが、スローカーブを投げる時は投げ方が素人目にも違うため、1巡したら捕まえるだろうと思っていた。ただ、サウスポーであるため1塁に牽制球を投げるかどうかの見極めは難しく、なかなか1塁ランナーの走塁は難しかったようだ。ところが、これが逆に結果的にラッキーを呼んだ。3回に内野安打で出た春山がホームへの投球と同時に牽制球が来ると思い1塁ベースに戻りかけた。杉山はその球を完璧なバント。普通だったら余裕で犠打成功となるのだが、1塁ランナーのスタートが遅れたため、ピッチャーは2塁へ送球。これが悪送球となりチャンスを広げ、その後レフトの思わぬタイムリーエラーで2点。4回もエラー絡みで2点。5回にはエラーありワイルドピッチありタイムリーありのビックイニングでコールド圏内へ。この日は応援席で応援しながらスコアも付けていたので、さすがにこれだけいろいろなことが起こると、応援が終わった後にスコアブックを付けようと思っても細かい記憶が甦らない。
5回10得点といっても、タイムリーは5回表の2本だけ。相手が名前負けしたのかもしれないが4失策という守備で多分ピッチャーの自責点は3。一方、先発白村はピリッとしているのかしていないのかよく分からないいつものような投球で3被安打8奪三振。ボール球が多かったので意外に感じるが与死四球はゼロだった。

そうそう、エール交換、鎌倉には応援団がいないので試合開始前はこちらからの一方的な?交換だったが、試合終了後はお母さん方がアドリブで返礼。筆者は個人的に不意を突かれたため、拍手できなかったけどごめんなさい(まぁ、周りがしていたから目立たなかったとは思うが)。

いずれにしても真価が問われるのは次の桐光戦だろう。次勝てば関東大会出場へのダブルチャンスがやってくる。今の思いが、大きな勘違いでありませんように。

第二試合 桐蔭学園 Vs. 平塚学園
この試合は所用があり最後まで見られなかったが、簡単に感想を。
塾高は桐蔭学園には3年前の秋にコールド負け。2年前の春の3位決定戦でサヨナラホームランを打たれて負けたということもあり、筆者の中では苦手のイメージ。筆者は見に行けなかったが、去年の夏にようやくリベンジ。以降、対戦しても不思議ではない組み合わせにはなっているが、桐蔭がここのところ当たる前に負けてしまっているので、対戦はない。一方の平塚学園とは3年前の夏の準々決勝で対戦して4-3で勝ち。あの時のハマスタも熱かった。
今年は当たるとしたら決勝か3決だが、一応左上ブロックの好勝負なので観戦。
1回に桐蔭が2点取り、全体的にも少しだけ桐蔭の方が上という感じがしていたが、結果も6-1。エースの船本は桐蔭に少し前までいた春山とか加賀美のような大型投手ではないが、小気味いい投球をするピッチャーであった。最後まで見ていないので詳細は控えるが、全体的にまとまったいいチームであった。
途中、筆者の目の前を横浜隼人の選手が通り過ぎた。多分偵察に来ていたのだろうと思われ、ここで中途退出ということは「負けちゃったのかな」と思っていたが、やはり隼人も敗退。なんかこの後ろ姿はちょっと可哀そうだったなぁ。隼人の選手たち、いつも試合の手伝いご苦労さまね。

20/9/13 東海大相模 Vs. 慶應義塾、 横浜 Vs.日大藤沢

2008-09-13 23:33:03 | 2008年秋季大会
いやぁ、びっくりした。なんと「あの」東海大相模にコールド勝ち。いい大人が一昔前だったらあり得ない事実を簡単に受け止めてしまっていいのだろうかとも思ってしまう。正直「甲子園から帰ってきたばかりで、チーム整備が遅れてる」なんていう言い訳を考えていたが(言い訳を言う相手はいないが・・・)。ここまでやるとは・・・
10回に1回は勝つというくらい実力差があると思われる相手に、3年前から公式戦3連勝。相模にコールドで勝ったことが初めてどころか、9回以内で勝ったことさえも初めてのこと。これからはもう五分の勝負ができると解釈しちゃっていいのかなぁ(9割5分負けているということではないぞ)。

本日は9:30頃には保土ヶ谷に着くつもりでやる気まんまんだったが、昨日、会社でちょっとしたトラブルがあり、一回会社に寄ってから保土ヶ谷へ。
なにしろ第一試合が横浜対日大藤沢、第二試合が東海大相模対慶應義塾というゴールデンカードだけに大変な混雑が予想され、0時の時点では150人が既に並んでいるなんていう情報も飛び交う。最初はネタだろうと思ったが、それを肯定するような書き込みも多かったため、かなりあせってしまった。
仕事はサッサと済ませ、あわてて出陣したが、電車の乗り継ぎは割合とスムーズで思っていたよりは早く11:10頃に到着。ざっと見まわしたところ、すでにネット裏の方は満席。1,3塁側のポール際には空席もあったが、日大藤沢の応援席の上のブロックにすでに仲間がいたため、そこで観戦。
第一試合の感想は2、3日したら書くが、あの横浜が負け。

第二試合午後2時試合開始。まぁ試合前から「絶対勝つぞ」というような夏のテンションは維持できなかったし、仲間うちも弱気な発言が多かったが、相手の先発は噂の一二三ではなく、夏に苦しめられた熊谷でもなく元木という背番号21の投手。相模の選手って途中から出てきた江川といい、卒業してしまったが原、角、秦と相変わらず巨人関係者か?(秦は違うが)と思われる名字が多い。「このピッチャーなら打てるじゃん。今日はひょっとしたら」と思っていたが、1回は0点に終わったものの打線はいい当たりを飛ばし、白村は3者三振の滑り出し。案の定2回に3点を先制。その後も白村の「安定していないが、打たれない」ピッチングが続き、結局7回を3安打に抑え、打線も13安打で快勝。確かに守備の連係とかはまだまだで、素材だけで野球をやっているという感じもあるが、「本当に強いんじゃないか?」と思わせる(少なくとも勘違いはさせてくれる)チームになっている。
一方の相模は今年の評判はイマイチだったが、なにしろ「どうしちゃったの?」と思うくらいバントが決まらない。白村の球が速すぎてバントもできなかったのか?
これで、春季大会は1回戦で横浜対相模なんていう組み合わせもあり得る可能性が出てきた。ノーシード爆弾炸裂しすぎだ。

本日は甲子園に出場した選手も数多く来ていたが、試合終了後、只野の前にディズニーランドのキャラクターのように女の子が一緒に写真を撮るために並んでいた。若いっていいなぁ。

明日は大和引地台で鎌倉高校。

P.S.
本家の掲示板をちょっと覗いたら、「挨拶を忘れて監督に怒られた選手が今日もいた。このような不祥事が許されていいのか。」というような、鬼の首を取ったような書き込みが載っていた。どこの誰が書いたかは知らないが、まだこのチームの選手は公式戦でグラウンドに並んで挨拶するの2回目だぞ。強豪に勝ってうれしくなって忘れたってしょうがないじゃん。
ただ、勝った後はちょっと喜びすぎだったかなぁ。まだ3回戦だし、内心は喜んでもカッコだけは「勝って当然」くらいにクールに決めてほしかったなんて思うのは筆者だけか。

神奈川秋季大会球場発表

2008-09-09 23:17:04 | 2008年秋季大会
13日の球場が発表になった。
予想通り第一試合が横浜対日大藤沢、第二試合が東海大相模対慶應義塾。
何時に保土ヶ谷に行けばいいんだ・・・?
11:00試合開始だが、内野に座るのには10:00がリミットかなぁ。こんな準決勝のようなカードがロハっていうんじゃ、1万人くらい集まりそうだ。
小田原球場っていう噂も出ていたが、行ったことないけどものすごく不便なところにあるということなので助かった。土曜日は満員の保土ヶ谷に出陣!

周りは弱気な発言ばかりだが、なんとなく負ける気がしないのはなぜだろう。去年は横浜が桐光、相模に勝って決勝で対戦したが、今年は慶應が桐光、相模に勝って横浜と当たる番(なんていう発言は強気すぎるかな)。

20/9/7 法政二 Vs. 横須賀大津

2008-09-08 20:33:00 | 2008年秋季大会
もう9月ということもあり、暑さ対策を油断していたら、真夏の日差しではないものの、ギンギンに太陽に照りつけられた。第2試合の観戦を躊躇したが、やはり法政二ということもありネット裏でNさんと観戦。最初のうちは1球1球スコアをつけていたのだが、途中面倒臭くなって結果だけスコアに。(せっかくなので余計なお世話だが、観戦記を法政二の掲示板にアップしておいた)
法政二の試合を見るのは、4回目くらい。観戦した過去3回はすべて負け(それほどの強豪校相手ではなかった)。今回は快勝したこともあり、今年のチームは一味違うなと感じた。強豪校と比べると、やはり少し打撃が非力なことと、守備の送球のバラツキと球際の弱さっていうのがあるかもしれない。エース本多はそれほど体は大きくないものの、MAX135キロくらい?のストレートは重そうで、無四球。球種はそれほど多そうではないので、強豪校との試合はどうなるか分からないが、ひょっとしたら台風の目になる可能性もある。
古豪という言葉を使うのは失礼かもしれないが、筆者が幼い頃、神奈川の野球っていったら法政二高しかなかった。今法政二って強いのはアメフトくらい?古豪復活を願っている。そういえば吹奏楽部が演奏するところまでなかなか勝ち上がってこないため、法政二のちゃんとした応援を聞いたことがない。大学と同じなのだろうか。おっと、大学では今週早くも対決だ。

20/9/7 慶應義塾 Vs. 座間、法政二 Vs. 横須賀大津

2008-09-07 21:26:32 | 2008年秋季大会
夏の余韻が冷めやらぬうちに、もう秋季大会初戦。
夜中にはサッカーワールドカップ最終予選があったが、さすがに午前3時には起きられない。結果だけ調べてそそくさと等々力球場へ。
都民の筆者としては、神奈川の球場の中では等々力は近いためありがたい球場。雰囲気も好きだし、唯一売っている蕎麦やうどんも悪くない。神奈川県は春と秋の序盤戦は対戦を考慮して球場を都度決定するので、第2試合もそうだが、地元ということで慶應とか法政二高の試合はここの球場を使うことは多い。
試合開始25分前に到着したが、やはり全国ベスト8のためか、かなりの観客。応援席だけで400人くらいはいたのではないか。座間の応援団は控え部員と父母の方以外はほとんどいなかった。
なにしろ今回のチームを見るのは初めてということもあり、選手をじっくり見る意味でもネット裏に近いところにしようかなと思ったが、仲間からいろいろ情報を得られるかもしれないので、応援席に座る。スコアブック記入と応援の両立って難しいかなと思ったが、意外になんとかなった。山崎元主将をはじめ、夏のメンバーも多数観戦していたので、お礼を言っておいた。
相手の4番バッターの背番号が25番っていうのは、やはり秋の大会だなっていうのを感じたが、両チームに限らずいろいろなところで「まだまだこれからだな」という場面が目立った。
応援指導部の主将が久保クンに決まったようだが、ブラスバンドがいなかったっていうことを割り引いても、一般の応援者をひとつにまとめるというところまではまだまだいっていなかった。小山、井上、湯浅(ちょうど筆者のとなりに座った)がバラバラに座って応援していたので、ちょっとそれに助けられた感もある。段取りも悪かったかもしれないが、これだけは「経験」だろう。そういう意味でも、勝ち進んでもらいたいね。
あと、スコアボードの表示もメチャクチャだった。まぁ、東京なんて準々決勝くらいまでスコアボードには打順と守備位置だけの表示しかされず、しかも700円も取るんだから文句は言えないな。

さて、試合は初回にいきなり5点取って、今年の打線はすごいなと思ったのもつかの間、2回からはボコボコ打ち上げるばかり。「これこそ伝統だ!」って言われれば、言い返す言葉はないが・・・。ヒットも出ずにゼロ行進はしばらく続いたが、結局は7回11-0でコールド。1アウト3塁から通常の守備位置でのセカンドゴロを座間の3塁ランナーが突っ込まなかったため完封となったが、この走塁ミスがなかったら1点は取られていたね。
白村の制球が定まらないという意見があったが、3四球っていうのはこんなもんじゃないか。かえって回転のいい球はよく飛ぶので、真中に球が集まりすぎず、適当に荒れていた方がいいと思うが。もちろん、点を取られないという条件付きだが・・・
あと、今年のチームは例年よりも足が速そうだ。

来週は予想通り東海大相模。もし勝ったとして、次に当たるんじゃないかと思われた武相が本日敗戦。昨日は横浜商大が負けたし、今日はあの横浜が進学校の柏陽に2-1っていう大苦戦。最後は逆転サヨナラ負けというところまで追いつめられたらしい(まぁ、こういう試合を勝っていくのが横浜の横浜たるところと言われればそれまでだが)。
まだ会場の発表はされていないが、13日はたぶん保土ヶ谷。夏は10回に1回勝てるかどうかという戦力差だったが、今回はお互い戦力も落ちているので、5回に1回くらいは勝てるんじゃないか。とにかくガンバレ!
(第二試合の法政二対横須賀大津の観戦記は明日)