みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

樿山(935m)[単81]

2019-01-13 | 山単
07:40|登山口
09:45|樿山
10:00|樿山
11:10|登山口

登り 2時間5分
下り 1時間10分

(ゆ) 小金湯温泉 湯元 旬の御宿まつの湯



トレースに感謝


正面が山頂


山頂標識①(左奥に定天)


山頂標識②


立派なスノーブリッジ


春香山小屋(スタート地点)


なんとありがたいことに二週続けての命の洗濯。
この先しばらくは行事が多くて山に行けそうにないので嬉しいことこの上ない。

駐車スペースは満車。
あと一歩遅かったら止められなかった。
スノーシューは自分だけで、他のみなさんはスキーだった。

これまたありがたいことに最初から最後までトレースがしっかりついていたのでお気楽だった。
時間もほどほどで、山頂からの景色もまずまずの良い山だった(意外にスマホの電波も良好)。

山名の由来が真冬に新緑の葉をつける「ツゲの木」だそうで、実際に今くらいの時期に山中で目にしたという人のブログを拝見した。
今度はツゲの木探しにお向かいの股下山もセットにしちゃう、というのも魅力的だなぁ。

キムンモラップ山(478m)・モラップ山(507m)[単80]

2019-01-06 | 山単
07:50|休暇村支笏湖駐車場
09:00|キムンモラップ山
09:50|モラップ山入口
11:00|モラップ山
11:30|モラップ山
12:00|キムンモラップ山入口
12:50|キムンモラップ山
13:30|休暇村支笏湖駐車場

合計 5時間10分

(ゆ) 丸駒温泉旅館



キムンモラップ山からのご来光を拝む(右隣がモラップ山)


休暇村支笏湖


想定外の笹


キムンモラップ山山頂より樽前・風不死を望む


正面がキムンモラップ山、左奥に紋別岳


モラップ山の山頂は広くて平ら


2019年の登り初めは「ホドホドのドキドキ」を求めて、初めてだけどそんなに高くはない2山に決定。

少々寝坊して出遅れたものの、おかげでポロピナイキャンプ場からご来光を拝むことができた。
北海ホテル跡地に建設中の鶴雅「碧の座」を眺めつつ、休暇村支笏湖に到着したときには辺りはすっかり明るくなっていた。

「ピーッ」と甲高い声を上げて逃げていく鹿たちを追うように斜面を登る。
札幌は昨夜遅くまで雪が降っていたので、こちらも相当積もっただろうとはりきってスノーシューを履いてみたものの、思いがけず雪が少なく、早々に担ぐはめになった。
斜面を登り終えると、尾根伝いのルート上にびっしりと笹が生えているのを発見。
構わず進むと、初めのうちは足元くらいの高さだったのが、だんだんと自分の背丈に迫るようになり密度も増してきた。
なるべくシンプルにと思ってこのルートを選んだが、たいていの人が湖畔側の散策路を使っている理由はこれなのかもしれない。
だがしかし、よせばいいのに意地になって藪漕ぎを続けてしまった。
ザックにさしていたペットボトルが知らぬ間に吹っ飛び(大変申し訳ない)、笹が刺さって履いていたレインジャケットのパンツを貫通、脛は流血、あわや目に直撃しそうな場面もあってヒヤッとした(いつもしているサングラスが見当たらず、不覚にも車に置いてきたようだった)。
初志貫徹で山頂までたどり着けたのはよかったが、その代償は大きかった。

モラップ山側の斜面はいよいよ雪がなく、土が丸見えでまるで春のようだった(ただし、土は凍っていた)。
すっかり疲れてしまい何度か「今日はもういいかな~」という気分になったが、ウダウダ思い悩んでいるうちに山を下りてしまった。
いったん道路(?)に出てまもなくモラップ山に入る。
今度は少し雪があり、気をよくして再びスノーシューを装着して尾根をぐんぐん登っていくと、ななんとまたしても笹が(しかもさっきより濃密)!!
だがしかし、懲りずにまた突入する道を選んでしまった。
再びスノーシューを担ぎ、ワッチ(帽子)をかぶり直そうとしたそのときだった。
おでこにサングラスが引っかかっているではないか!
おバカだ、この日はいつにも増しておバカすぎた……最初からサングラスはおでこに乗っかっていたのだった。
よくこのタイミングまで吹っ飛ばされずに残っていてくれたものだと感激してしまった。

モラップ山の山頂は広くて平坦で公園のようだった。
めずらしく風もなく天気もいいのでお湯を沸かしてそうめんを食べることにした。
昨年9月の地震のとき、品薄のコンビニで慌てて購入したフリーズドライ。
染み入るおいしさだった。

モラップ山の帰り道、行きで気になったピンクテープをよくよく見てみるとうっすらトレースを発見(鹿トレースでなく人トレースだった)。
先ほどの笹には一切立ち入ることなく、あっという間に下山が完了した。
山の入口付近に大量のキャベツ(?)を見つけたが、あれはいったい何だったのか?越冬キャベツ?廃棄?よもやクマの仕業??
キムンモラップ山も帰りは散策路に変更した。
「まさに急がば回れ、だよな~」などと独りごちながら、ひと息つこうしたそのときにハタと気がついた。
手袋の中に履く手袋(ドライレイヤー)が片手にしかないことを!

車に戻り、普段であれば休暇村支笏湖の素晴らしい日帰り温泉を利用させていただくところだが、今日は丸駒の日帰り入浴無料券(昨年の支笏湖紅葉祭のときにいただいた)があったのでそちらへ。
露天の温度がちょうどよく、めずらしく独占できた時間もあった。
果林樹のジェラートを食べて帰った。