みたび、ソウゾウノゾウ

なるか、三度目の正直。

八剣山(498m)[131]

2017-08-28 | 
南口コース

10:50|登山口
11:35|山頂
11:45|山頂
12:25|登山口

登り 45分
下り 40分



アカミノルイヨウショウマの果実


ハナヒリノキ


カセンソウ


マルバキンレイカ


ハナヒリノキの果実


ヤマハギ


紅葉と札幌岳


カワラボウフウ


モイワシャジン


でっぷりとしたニホントカゲ


ツルニガクサ


ルイヨウショウマ

化雲岳(1954m)[単53]

2017-08-27 | 山単
天人峡温泉コース

04:50|登山口
05:25|滝見台
06:40|第一公園
08:30|ポン沼
09:30|山頂
10:25|ポン沼
11:50|第一公園
13:15|滝見台
13:40|登山口

登り 4時間40分
下り 4時間10分

(ゆ) 天人峡温泉 御やど しきしま荘



ポン沼


岩の上が山頂


ホソバイワベンケイの果実


一面の黄葉


オオバタケシマランの果実(ほとんどの果実が球形だったが、葉が茎を抱いていたのでヒメではない……??)


第一公園のタチギボウシ


ゴゼンタチバナの果実


羽衣の滝


またとない快晴予報だったので張り切って水分30リットルを背負い込んだものの、フタを開けてみればガス時々雨、稜線上は強風で散々だった。
おかげで、水分は半分も飲まなかった。
風そのものはそこまで冷たくなかったが、ひたすら浴び続けているうちに手の感覚がなくなってきた。
早めに冬用の手袋をして事なきを得たが、持ってきていなかったらどうなったことやら……。

この風のせいなのかは不明だが、それまで電波もあって順調だったスマホが突然動かなくなった。
ゆ君へのメッセージ作成中に突然電源が落ちてしまい、そのままお陀仏してしまったのだ。
蘇生を試みたところ、5秒程度の復活は見られたが、メッセージを送信する前に再びダウンしてしまう。
とっさに低温によるバッテリーの低下を疑ったが、真冬の迷沢山でもピンピンしていたのに不思議だ(老いてきた?)。
これには参った。
よりによってロングコースの折り返し前の出来事だったので、そこから先を急ぐことになった。

登山道も全体にぬかるんで歩くのが大変だった。
特に第一公園からしばらくは水がジャージャー上から流れてきて、そのたまり場は膝まで浸かるほどの深さだった。
たまたまなのか毎度こうなのか、とにかく苦戦を強いられた。

道中に大きなクマのフンが落ちていたので、得意の「ウォーッ」を発したところ、すぐ先から何かの声がしてギョッとした。
これはまたしても遭遇か……と恐る恐る声の方向を確認したところ、ビバーク中のツエルトを発見した。
その中から二人の話し声が聞こえた。
突然の大声にこの人たちもギョッとしたことだろうと思いつつも、なぜここでビバーク?と思った。
元気そうな会話が聞こえたのでケガをしているとかではなさそうだったが、果たして彼らは目と鼻の先にあるあのフンの存在を知っているのだろうか。
もしこのツエルトの目の前で大きなクマが気持ち良さげに用を足していたとしたら……う~む、想像しただけでぞわっとする。

下山後は、しきしま荘で日帰り入浴(700円)。
時間帯が良かったのか、大浴場を独占できた。
やわらくてとても気持ちの良いお湯で全身の疲労がほぐれた。
お風呂上りに「大雪旭岳源水」をいただけるのも嬉しい。

車を走らせ、道の駅ひがしかわの「道草館」でひと休み。
ここで食べたソフトクリーム「きらり」(300円)は濃厚さを予感させながら思いがけないサッパリ感。
これまで味わったことのない感動的な出会いだった。
東川は町並みもきれいだし、なんだか素敵な町だ。

羊蹄山(1898m)[130]

2017-08-20 | 
比羅夫(倶知安)コース

05:30|登山口
07:30|5合目
09:10|9合目
09:20|9合目
10:10|山頂
10:50|山頂
11:35|9合目
12:55|5合目
14:35|登山口

登り 4時間30分
下り 3時間45分

(ゆ) まっかり温泉



シマリス登場


右・余市岳


ゆ君、水分補給(向かいにアンヌプリ、イワオヌプリとワイスホルン。アンヌプリの左後方に雷電山。右端は積丹半島の山々)


チシマアザミ


果期のウラジロタデ


ゆ君、9合目にて雲海広がる左奥の景色が気に入った(そっち方面は狩場山を始めとした未開の道南方面。よしよし、今度行こう)


コケモモの果実


ウメバチソウ


ヤマハハコ


父釜


イワギキョウ


雲の上の外輪山歩き


オノエリンドウ


行こう行こうと思っているうちになんと5年も経っていた羊蹄山。
ようやく今日、新たなコースで登ることができた。

今日の目的はオノエリンドウ。
小さくてまだ一度も目にしたことのない花だったので見つけられるか心配だったが、親切なおじさん「オノエのツッチー」(仮名)に見つけてもらった。
ツッチーとは登り始めの頃から抜きつ抜かれつの仲だったので、休憩中など、自然に会話する機会が多かった。
オノエリンドウを見たいと話すと花の特徴を聞かれ、これこれと伝えるとそれからずっと探してくれていたようだ。
外輪山に出て、ハイマツで食事中のウソを観察していた頃、

「お~い、これじゃないか~?」

と、遠くから大きな声で教えてくれたのだった。

ツッチーと写真を撮りまくり、下山時にも二人で納得いくまで撮りまくった。
教えてくれて、本当にありがとうございました。

今日は何度もシマリスに会った。
最初のうちこそ喜んでいたゆ君だったが、やがて前回のエゾオヤマリンドウに続き、「枯れ木も山の賑わい」グループに含めてしまった。
ゆ君はどうもシマリスに厳しいのだ。

シマリスだけではなく、キジバトのつがいやホシガラス、ツグミっぽいお腹をした幼鳥など、今日はたくさんの動物を目にした。
秋が近づき、活動が活発になってきているのかもしれない。
ということはナッキーも……。

よし、大雪に行こう!!

十勝岳(2077m)[129]

2017-08-17 | 
グラウンドコース

07:30|望岳台
08:30|十勝岳避難小屋
10:40|山頂
11:00|山頂
12:40|十勝岳避難小屋
13:30|登山口

登り 3時間10分
下り 2時間30分

(ゆ) 大雪山白金観光ホテル



ウラジロタデだらけの道を行く


カッパの出番、再び


後ろ歩き中(ガスの向こうに山頂が)


雪渓が川のように見えた


泥流地帯のイメージ


ガンコウランの果実


望岳台に車を停めてからハタと気づいた。
富良野岳に登るならここじゃない、と。

そうなのだ、今日は富良野岳オンリーのつもりで来たのだった。
であれば、もう少し車を走らせればいいのだが、いかんせん、ガソリンがギリギリだったのだ。

ゆ君と協議の結果、2回目の十勝岳に登ることにした。

新しい防災シェルターのトイレがとてもきれいで、しかもウォッシュレットまで付いていたことに感激した!!
ゆ君はこれですっかりテンションが上がった模様。

今日はガスで眺望を楽しめなかった分、直射日光を浴びずに済んだので行動しやすかった。
風も穏やかで、山頂でも岩場の影に入るとほとんど気にならない程度だった。

花はこの季節なので少なく、辺り一面のウラジロタデにエゾオヤマリンドウ、シラタマノキが大部分を占めていた。

「こんなリンドウでもなぐさめになるね」
「枯れ木も山の賑わい」

最初のうちはエゾオヤマリンドウを小バカにしていたゆ君だったが、後半は少し見直したようだった。

急坂を登り終え道がいったん平坦になった頃、時折流れてくるガスに二人ともケホケホが止まらなくなった。
山頂は電波状態よし。
ゆ君は三浦綾子の『泥流地帯』を思い出しながら、荒涼とした景色を眺めていた。
3回目となる次回はスッキリ晴れてくれると嬉しい。

下山後、防災シェルターでソフトクリームを販売していることを知る。
350円。見た感じは好みっぽい。
今日は美瑛選果でソフトクリームを食べるので断念したが、次回は絶対に買うだろう。