子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

薄い板のこと

2017年05月01日 | 昭和
前回タケノコが余りに薄いので、こどものころに肉を包んでいた薄い木を思い出しました。

薄板?
辞書を引いても薄板では出てきませんでしたと書きました。

ツレは「薄板と言った」と言います。
そう聞くと、そう言ったような気もします。

それでも辞書にないと気になります。
ネットで調べていたら「経木」という言葉が出てきました。

それで『広辞苑』を調べると、「経木(きょうぎ)」という言葉がありました。

「杉、檜などの木材を紙のように薄く削ったもの。これに経文を写したからこの名がある。菓子などを包んだり、菓子折りに敷いたりする」とあります。

これが本当の名前ですね。薄板はわたしたちの地方の言葉かもしれません。

経木も今では死語かもしれません。死語でなくても昭和の言葉でしょうね。
ビニールや発泡スチロールが利用されて、経木で菓子や肉などを包むこともないようです。