こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

どっぷり

2016年12月01日 03時04分14秒 | Weblog
昨日は一日出かけていた。

大阪のザ・シンフォニーホールです。
大阪教育大学教養学科芸術先行音楽コースの
第60回定期演奏会だ。
プロフィエフとマーラーの曲が演奏された。
かっこよく口にしたものの、
実はちんぷんかんぷんでよく知らない。
しかし
クラシックのシンフォニーオーケストラは
いつ聴いてもいいものだ。
がさつな田舎のオッサンの台詞ではないなあ。

それもこれも
みな末の娘のおかげといっていい。
彼女がバイオリンを学び、
高校は音楽科を選択したのが
もともと音楽に疎かったわたしを
クラッシクの魅惑の世界に
引っ張り込むことになったのだ。

きのうも
娘が音楽科でともにバイオリンを学んだ
親友がオケの一員なので
足を運ぶ機会を得られたのだ。

大学で音楽を専攻するメンバーの演奏は
さすが一味違う。
いま娘が参加する明石のオケは
仕事を持ちながらの演奏仲間で、
週1回の練習。

やはり
音楽専攻で練習を重ねる学生たちの
今回のオケは、
ワンランク上と認めざるを得ない。

60人を超すアンサンブル演奏は
臨場感たっぷりに
わたしの魂を揺さぶってくれた。

実は、大阪は何年かぶりで、
シンフォニーホールは初めて。
田舎者は、やはり道に迷った。
迷いに迷った末にたどりつたときは
疲労困憊(?)状態だった。
それが、
指揮者のタクトがふられた瞬間、
管弦楽器が生み出す音の世界に引き込まれてしまった。

ある意味で高尚な世界にふれられるチャンスをくれる
娘に頭が上がらない。

今回は珍しく妻からお誘いがあったのだ。
「寝るんやったら、連れて行かへんよ!」
ときつい皮肉つきだったが。
そりゃ、よく寝るのは確かだ。
演劇や音楽の発表会でついウトウトしてしまう。
それは、めったに
私の心に熱いものを届けてくれるものが少ないからだ。

その証拠に超一流のオケや
お芝居の観劇では
目をらんらんと輝かせてのめりこでしまう。

昨日の演奏は、
そののめりこむランクだったが、
それ以上でもそれ以下でもなかった。

娘の友達が、
「金管の一部が音程を外した」と教えてくれた。
やはり、なんとなくしっくりしない部分があったことが、
間違いでないと分かった。
鑑賞者として少しづつ成長しているんだなあ!

結局帰宅したのは深夜0時過ぎ。
しかも大阪では迷ったせいで
ウォーキング並みに15000歩歩いていたー!

明日は
また体のあちこちが痛むぞ。
コメント
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