7月1日は、富士山の山開きである。
この日だけ、富岡八幡宮の摂社「富士浅間神社」にて
麦わら蛇守りが授与されるので、数カ月前から気合を入れていた。
ふたつ、いただいてきた。
神様、諸々のお繰り合わせをありがとうございます
5年前はなかなかヘビーな年だった。
父が亡くなった後に、
家族に大腸がんは出るわ、
高血圧は出るわ、
私は帯状疱疹に罹患するわ。
その年に麦わら守をいただき、台所につるしていた。
(水まわりに置き、健康を守る)
5年経過した今、家族みんな健康を回復・維持している。
本来ならば1年ごとに新しいお守りをいただきにあがるところだが、
なかなか7月1日に休みを取ることが難しく、
また午後に参拝すると品切れになっていたり
なかなか入手が難しかったのだ。
お礼参りはしていたけれど、今回は無事にお守りをいただけて、ほっとした。
一番左端が、富士浅間神社・金毘羅宮。
9:20ごろ、摂社すべてに参拝し、お守り授与所に行ったところ
「これから儀式があり、お渡しはそれ以降です」
と巫女さんから後30分ほど時間を要することを告げられた。
もちろん、待つことにする。
「これからお祭りもありますので、
良かったら参加なさってください」
お祭りか…。
祭り自体は嫌いでないが、人が多すぎるものは苦手だ。
節分会の、鎌倉の有名な神社での儀式を思い出した。
福豆を神職が参拝者に向かって投げ、我先にと奪い合う。
そこには譲り合いもなければ、いたわりもない。
ひとつでも多く、自分さえ多く福を得られればという我欲が渦巻き、
私はすっかり辟易してしまった。
(不器用で要領がよくない私のために、友人が福豆を掴んでくれたが)
そんなココロささくれる「祭り」は嫌だなと思っていたが、
想像とは異なり、粛々として静謐な良い神事だった。
神職の方々と、白い羽織をつけた信者さんがお社に挨拶し、
一般参加の私たちもその後ろについて、拝礼をする。
神職さんが祓の義をしてくださり、全員で浅間神社に祈ることもでき
「ああ、いい時間を共有できてありがたいな」と感謝した。
この日は幸い雨であった。
大蛇は水神系なので、祝福してくれるようでありがたい。
ただ、参拝者代表の方が榊を奉納するときに、ざあっと雨が降り、
神社の方が傘をさしかけようとする場面があった。
「参拝者の皆さま、雨の当たらないところへ移動してください」
皆、傘もささずに頭を垂れて祈っているので、気を回すほうも大変である。
(私は、雨脚の激しさは吉兆だとうれしく思っていたが)
ただし、私の頭上には差し交された大樹の葉が幾重にも折り重なり
ほとんど濡れることがなかった。
狙ってそこにいたわけではないが、神様の采配に感謝をした。
どんなときでも、天気運は良い。
狙って皆さんと祈る場に足を運んだわけではないが、
神事に参加させていただいたのも、ご縁であろう。
コノハナサクヤビメさまが、歓迎してくださったような気がした。
ちなみに、浅間神社に行くまでの過ごし方(備忘録)
7:40頃、小網神社に参拝
銭洗い弁財天にて小銭を浄める(お賽銭用)
8:20頃、浅草寺に参拝(金龍山だから、龍神系)
早朝参拝は、混雑していないのが良い。
赤い提灯の下に、龍の意匠が施されている。
その下に立ち、龍神さまに丁寧に祈ってきた。
浅草神社に参拝。
茅の輪をくぐる。
黄金の鳳凰がいらっしゃる手水舎。
9:10頃、富岡八幡宮に到着。
神事のお開きが9:50。
この後、上野まで出て買い物をする。
充実した密度の濃い午前の後は、明日からの旅行に備えて過ごす。
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この日だけ、富岡八幡宮の摂社「富士浅間神社」にて
麦わら蛇守りが授与されるので、数カ月前から気合を入れていた。
ふたつ、いただいてきた。
神様、諸々のお繰り合わせをありがとうございます
5年前はなかなかヘビーな年だった。
父が亡くなった後に、
家族に大腸がんは出るわ、
高血圧は出るわ、
私は帯状疱疹に罹患するわ。
その年に麦わら守をいただき、台所につるしていた。
(水まわりに置き、健康を守る)
5年経過した今、家族みんな健康を回復・維持している。
本来ならば1年ごとに新しいお守りをいただきにあがるところだが、
なかなか7月1日に休みを取ることが難しく、
また午後に参拝すると品切れになっていたり
なかなか入手が難しかったのだ。
お礼参りはしていたけれど、今回は無事にお守りをいただけて、ほっとした。
一番左端が、富士浅間神社・金毘羅宮。
9:20ごろ、摂社すべてに参拝し、お守り授与所に行ったところ
「これから儀式があり、お渡しはそれ以降です」
と巫女さんから後30分ほど時間を要することを告げられた。
もちろん、待つことにする。
「これからお祭りもありますので、
良かったら参加なさってください」
お祭りか…。
祭り自体は嫌いでないが、人が多すぎるものは苦手だ。
節分会の、鎌倉の有名な神社での儀式を思い出した。
福豆を神職が参拝者に向かって投げ、我先にと奪い合う。
そこには譲り合いもなければ、いたわりもない。
ひとつでも多く、自分さえ多く福を得られればという我欲が渦巻き、
私はすっかり辟易してしまった。
(不器用で要領がよくない私のために、友人が福豆を掴んでくれたが)
そんなココロささくれる「祭り」は嫌だなと思っていたが、
想像とは異なり、粛々として静謐な良い神事だった。
神職の方々と、白い羽織をつけた信者さんがお社に挨拶し、
一般参加の私たちもその後ろについて、拝礼をする。
神職さんが祓の義をしてくださり、全員で浅間神社に祈ることもでき
「ああ、いい時間を共有できてありがたいな」と感謝した。
この日は幸い雨であった。
大蛇は水神系なので、祝福してくれるようでありがたい。
ただ、参拝者代表の方が榊を奉納するときに、ざあっと雨が降り、
神社の方が傘をさしかけようとする場面があった。
「参拝者の皆さま、雨の当たらないところへ移動してください」
皆、傘もささずに頭を垂れて祈っているので、気を回すほうも大変である。
(私は、雨脚の激しさは吉兆だとうれしく思っていたが)
ただし、私の頭上には差し交された大樹の葉が幾重にも折り重なり
ほとんど濡れることがなかった。
狙ってそこにいたわけではないが、神様の采配に感謝をした。
どんなときでも、天気運は良い。
狙って皆さんと祈る場に足を運んだわけではないが、
神事に参加させていただいたのも、ご縁であろう。
コノハナサクヤビメさまが、歓迎してくださったような気がした。
ちなみに、浅間神社に行くまでの過ごし方(備忘録)
7:40頃、小網神社に参拝
銭洗い弁財天にて小銭を浄める(お賽銭用)
8:20頃、浅草寺に参拝(金龍山だから、龍神系)
早朝参拝は、混雑していないのが良い。
赤い提灯の下に、龍の意匠が施されている。
その下に立ち、龍神さまに丁寧に祈ってきた。
浅草神社に参拝。
茅の輪をくぐる。
黄金の鳳凰がいらっしゃる手水舎。
9:10頃、富岡八幡宮に到着。
神事のお開きが9:50。
この後、上野まで出て買い物をする。
充実した密度の濃い午前の後は、明日からの旅行に備えて過ごす。
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