たるい

方言というのは、標準語に置き換えられない
独特のニュアンスをはらんでいるもので。

タイトルの【たるい】も、ホントそう。
形容詞の言い回しの中では「悲しい」に近いのですが。
ガッカリという感覚が入らないと、似て非なるものです。

残念だ、悲しい、つらい、悔しい、つまらない、だるい・・・
こういう気持ちを包含した感情が【たるい】。
落ち込んだときに出る言葉ですが、どこかコミカルさもあって。
分かる人には分かる、共感性の高い方言です。

伝わらないと分かっているので、こちら社会では口にしませんが。
これ以外の表現がないときは、脳内再生されてしまう。

「たーるぅ～」

言葉にすると、同時に慰められたような気持ちになれるのは
方言のあたたかさからでしょうか。

昭和の遺物

雨が降り、冷たい風が吹く中の看的が続いたので、
身体がすっかり冷え込んでしまった。
「冬仕様」の服を着てきていないこともあり、ことさら凍みる。

すると、電気ストーブを倉庫の奥から持ってきてくれた。
温かいオレンジの光を浴びて、生き返る。

　「ハロゲンっぽくないけど、これ平成物かな？」
　「いや、古びてるからきっと昭和でしょ」

製造年を確認しようとしたら、メーカー名が 【National】 。
あの、伝説の・・・！
「ナショナルって、今は何だっけ？」と、ひとしきり盛り上がる。

昭和の頃は “電化製品の寿命は１０年” なんて言われてましたが、
今でも現役で使えるって、品質のよさがうかがえます。
まさしく昭和の遺物。

“昭和の日” に昭和の心を感じました。

鯉のぼり

もうすぐ端午の節句。
子どもの頃は、まさに「屋根より高い鯉のぼり」を
そこかしこで見かけましたが。
現代はベランダから小さな鯉のぼりが微笑ましく顔を出しています。

そんな中。
先日、信号待ちをしているときに目を奪われた。
大空を泳ぐ大きな鯉のぼり。
五月晴れの空に鮮やかな色合いが映えます。

写真が撮れなかったのは残念ですが、いいものを見られました。

前髪を切るタイミング

爪や前髪が伸びてきたら、時間のある日曜に短くしていますが。
先週は試合があり、切るタイミングを逃してしまった。
でも、やっぱり目にかかる髪がうっとおしくて、プチストレス・・・。

夜に切ってもいいのですが。
洗面所の照明が白熱電球（オレンジ色）で薄暗いから、
できたら日中、自然光の中で切りたいところ。
木曜日も用事があるから、土曜までガマンするか・・・。

春服

毎年、この季節は「着る服がない」と言っている気がする。

冬の時期は基本、タートルネックが好み。
でも、春になるとさすがにちょっと暑苦しい・・・。
かと言って半袖にはまだ早いから、ちょうどいいのが無くて。
それ１枚で過ごせる春服がほしいなぁ。

ってことで、数年来の念願【春服】を一気にお買い上げ。
テンションが上がりそうな爽やか＆可愛い服たちです。

袖を通すと、自分がゴキゲンになっているのを感じる。
おしゃれや装いを楽しむ心って、いくつになっても大事ですね。

射会復帰

やっと、この日を迎えることができました！
普通に離せて、挑戦できるって、なんてありがたいことなんでしょう・・・

緊張はしたけれど、怯まず粘れたかな。
そしてなんと、初出場以来（数年ぶり）の予選突破。
周りの流れにのっかれたのと、神様からのご褒美なのでしょう。
（この感動が次のモチベーションになります）

今年はリモートだけど、いつか再び京都の地で開催された暁には、きっと。
今日の気持ちを忘れず、今後も励みます。

車内待機

家の駐車場は住人だけでなく、近隣の会社の方々も借用している。

休日に洗濯物を干しているとき、いつも車内にいる女性を見かけるのですが。
早く着いたからといって、出勤する素振りはない。
きっちり５分前に車から降りて行っていて、その胆力はアッパレです。

私は待つのが勿体ないと思うタイプなので、建物の鍵が閉まって入れない
じゃなければさっさと出勤し、準備や整理整頓を進めることだろう。

でも、そのお気持ちは分からないでもない。
確かに始業前に顔を出すと、女性というだけで回されてしまう雑務があるもんね

業界用語

その業種においてのみ通じる、専門用語がある。

私は今まで大きく分けて３つの職種に就いてきて、
それぞれに独特の言い回しがあったのですが。
比較してみると、今の業界は特別に多い。
指示の簡略化であったり、相手側に配慮した “こちら側” にのみ
伝わるキーワード等が発達したんだろうなぁ。
（同じ理由で、警察関係者も多そうです。）

その多くは外来語の略語ですが。
まれに逆さ言葉 （場所＝ショバ、札＝ダフのような隠語のこと） があって、
一瞬「何のこと？」となる。

だいぶ慣れてきたつもりだったけど、今日は久しぶりにハテナワードに遭った。
まだまだ奥の深い世界ですな。

招かれざる客

こんなタイトルの映画か本があったような気がしますが。
一言で表すなら、まさにそういう感じでした。

初見では分からないし、見て判断できなければ避けられない。
走り出したら、止まらない。

努力の証

パソコン業務は現代社会では必須項目。
スピード入力検定１級の実力を存分に発揮し、部署内では
屈指の「入力王」であります。

その一方で、今の現場は対応記録をまずはその場でメモ書きする。
入力作業と同等の「書き仕事」があるということ。
社会人になると、授業のあった学生時代と違って書かなくなるので、
とっさに漢字が思い浮かばないということがありましたが。
ここ数年で一気に筆記力が戻ってきました。
（さらに、“速記力”が急成長しています。）

右手のペンだこは仕事で、左手の厚いマメは趣味で頑張っている証です。