山里～ちょっと違った1日のスタートを！～

　今回の上海での宿泊場所は、地下鉄1・10号線の陝西南路駅から北へ直ぐ、茂名南路×長楽路にある花園飯店。お目当ては、言うまでもなく、このホテルの2階で営業している老舗日本料理レストラン・山里の朝食。
　店頭に表示されている188元＋15％サービス料というほどの価値があるかどうかは別にして、お茶・トマトジュースから始まって、焼魚をメインに、和え物小鉢・サラダ・野菜の煮物・茶碗蒸しと並んで、まるで高級ランチ定食を彷彿させる充実度であることは事実。白飯・味噌汁・お漬物に、味付け海苔がついてくるところも憎らしいし、あ～、そうそう小魚佃煮・梅干・海苔も別に用意されていて、ご飯とお味噌汁はお代わり自由とのことだった…。
　まあ～、朝からそこまで食べるか???ということは、あるかもしれないけれど。毎度毎度、ビュッフェスタイルのホテルブレックファーストも飽きたな～と感じ始めたら、このホテルを選んでみてはどうだろう～。ちょっと違った1日のスタートが切れると思うな～。
　ホテルとして見た場合には、お部屋のリノベーションは適宜行われているので、まあ～良いとして、このクラスのホテルとしては、WIFIがお部屋にないことが最大のマイナスポイントだな…。


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福臨門魚翅海鮮酒家～超お気に入りのお店！～

　地下鉄2号線の陸家嘴駅から徒歩3分、香格里拉大酒家2階にある高級広東料理レストランといえば、福臨門魚翅海鮮酒家。何回足を運んでも、決してがっかりさせられることのない、natsumiの超お気に入りのお店！
　で、この日は、久々にプチVIPと一緒にランチに訪問して、毎度お決まりのフカヒレ料理の紅焼大群翅（820元/皿）からスタート。濃厚なフカヒレを、まずは一緒に出てくるモヤシとピンク酢を組み合わせながら食べ進んで、後半は残ったフカヒレを白飯（15元）にのせて即席フカヒレ丼にしてパクパク…。

　ここから飲茶をエンジョイするのも毎度のパターンで、水晶鮮蝦餃（50元/4個）・蟹黄蒸焼買（40元/4個）・鼓蒜蒸排骨（38元）・家郷咸水角（38元/3個）を食べ進む！いうまでもなくどれもとっても美味しかったけれど、野菜もちょっと食べようと思って注文した銀杏黒木耳藕片炒百合（90元）がこれまた抜群の美味だったな～。銀杏・木耳・レンコン・百合根を一緒に炒めただけのシンプルなお料理なのだけれど、薄味に仕立てられてnatsumi好みだった！

　デザートには、杏仁豆腐（32元）と芒果凍布丁（38元）を食べて、プアール茶（30元/名）も存分にエンジョイすれば、もう満足間違いなしで、15％のサービス料も全く気にならなかった！何度でも来たいな！

　住所：富城路33号香格里拉大酒家2階　�：6882-8888


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点石斎小宴～指折りのレストラン！～

　地下鉄9号線・嘉善路駅から真北に向かって徒歩10分、永嘉路×襄陽南路で10年近く営業している味わい深い上海料理レストランが点石斎小宴。このお店は、natsumiがこの1年間に足を運んだ数あるレストランの中でも、トップクラスの指折りのお気に入り店。

　予約してプチVIPとディナーに訪れたこの日は、階段を上った3階の窓側の席に案内して貰って、前回訪問時にも感動をおぼえた前菜の烤夫（35元）からスタート。その後に続いた双果大蝦仁（128元）はお値段だけのことはあって、大ぶりのプリプリしたエビがボリューム一杯で、勿論、かなりの美味。ビタミン・繊維質補給の酒香草頭（45元）を経て、食べ切れなければ打包覚悟で注文したのは紅肉肉焰蛋（92元）！お気に色の味付け玉子は1個余分に追加（4元）して貰って、白飯（3元）と一緒にパクパク…。やっぱり絶対に欠かすことのできない1品だな～。
　で、最後はプチVIPがまだ食べたことがないという粢飯糕（12元）を注文して締め括り。“おかき”のような香ばしい上海名物の点心も、一度は食べておきたいよね！ちなみに、お茶（5元/名）、お手拭（3元/名）。

　住所：永嘉路320号　℡：5465-0270


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申粤軒酒楼～上海への旅行者には是非！～

　地下鉄では行き難い場所になるのだけれど、華山路×武康路にある丁香花園で営業している中華料理レストランの申粤軒酒楼は、上海を訪れる旅行者には是非１度足を運んで欲しいお店！租界時代の雰囲気を感じさせてくれる美しい街並みを通り過ぎて、静かに佇む緑溢れる庭園の中にあるこのレストランでは、贅沢な時間をゆっくりと過ごしたい。

　で、この日のnatsumiは、午前11時までやっている早茶を楽しむために訪問。早茶とは、お茶と点心で朝食を楽しむことをいうのだろうな…。久々に口にした高級点心のフカヒレ餃子スープ・魚翅灌湯餃（30元）は、餃子とスープを別々に運んできて、テーブルの上で合体させるパターンで、ピンク色の酢を加えて食べると、その美味はもう格別！

　その後も、安蝦咸水角（13元）・蚌油叉焼包（18元）・瑶柱蒸羅卜糕（18元）の3種類の点心を食べたのだけれど、脂ぎった感じのないさっぱりタイプの蒸し大根餅・瑶柱蒸羅卜糕（18元）はこの日のヒットメニュー！
　最後は、清涼亀苓膏（15元）・香芒凍布丁（18元）の2種類のデザートで締め括ってお勘定。景観料と思えば、10％のサービス料も許せてしまうな～。

　住所：華山路849号　℡：6251-1166


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莉蓮～スウィーツを2倍楽しみましょう～

　上海で食べられるnatsumiの大好きな中華菓子といえば、やっぱり莉蓮（lilliancakeshop）の蛋挞だな～。
　梅龍鎮伊勢丹の直ぐそばにあったお店が、少し前に閉店となってしまって、暫く口にする機会がなくなっていたのだけれど、そのお店から然程離れていない地下鉄2号線南京西路駅真上の呉江路美食街に、最近復活！ということで、早速にパクパクさせて貰いましたよ～（4元/1個）。外箱のデザインは変わっても、中身は同じで、やっぱり美味しいね～、満足、満足！
　でも、喜びはそれだけには留まらない！そうそう、軒を並べて営業している台湾新東陽の風梨酥（6元/個）も、とっても美味しいので、スウィーツ好きは両店合わせて利用して、2倍楽しみましょう～！

　住所：呉江路169号四季坊商場　℡：3353-6252


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原創私房菜～宮廷搾菜を食べよう！～

　地下鉄2・7号線の静安寺駅から徒歩7～8分、華山路×烏魯木斉路の交差点にある上海料理レストランの原創私房菜は、natsumiが10年以上通っているお気に入りのお店のうちの1つで、時々フリーペーパーで宣伝されたりはしているけれど、プライベート専用で利用することにしているので、オフィスの仲間やクライアントとの会食には一度も利用したことがない…。
　
　開業間もない頃の最高ヒット前菜の蜜汁金華火腿を、最近のメニューの中では見掛けられなくなったのは、大変残念なことではあるのだけれど、ちょっとピリ辛の宮廷搾菜（22元）がそれに代わる、今のnatsumiのお気に入り。それから、青梗菜を濃い目の醤油味で深めに炒めた原創烤菜（18元）も、実は白飯が何杯でも進んでしまいそうな絶品！
　主菜には、当店名物の別有天功夫鶏（78元）を食べることにして、原創炒飯（38元）と　蟹粉小籠湯包（28元/4個）で締め括り…。いつ足を運んでも、必ず満足し帰ることのできるお店なだけに、プチVIPも感激してくれて、natsumiも鼻高々！
　もともと香港のお茶屋が経営しているレストランなので、お茶が美味しいのもいうまでもなくて、この日も鉄観音（18元/人）を堪能させて貰って、満足！満足！

　住所：華山路480号　℡：6249-9723
　

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あ～ん！～鈴波の西京漬と黒豆は絶品！～

　時には自炊を！ということでもないのだけれど、これだけ美味しい日本料理が食べられるようになっても、やっぱり、今の上海でこれは食べられないだろうな～と思いながら、時々欲する究極の美味をお部屋でパクパクするのもnatsumiの幸せ！
　そんなものの筆頭が“鈴波”の西京漬！兎に角、ここの西京漬は、他社とは比較にならない絶対的な美味しさ！勿論、日本からの持参物で、この日は“ニュージランド産のキングサーモン”の味醂粕漬け！お～、炊き立てご飯との相性も絶妙で、このお店の大粒の黒豆との組み合わせも最高！あ～ん、満足！満足！
　
　一方で、natsumiがお部屋で食べるご飯といえば、こんなものもある…。こちらは貰い物で“鴨架”。日本では、精々出汁をとるのに使う程度だと認識していたガラだけれど、さすがは中国、骨の周りの肉をパクパク。ちなみに、市販されているものではなくて、お手製だと…。あ～、勿論、ガラだけでなくて、本肉にちょうど今が旬の若筍を使った湯葉入りスープも一緒に貰ったのだけれどね！
　それから、市販のチャーシューは便利な存在。そのままでもビールのつまみになるし、ラーメンやチャーハンに入れても悪くない！
　ということで、外食の多いnatsumiではあるけれど、お部屋メシも実は充実しているのだよね～。
　

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山里～現代上海日本料理レストランの聖地！～

　地下鉄1・10号線の陝西南路駅から徒歩1分。花園飯店の山里といえば、現代上海日本料理レストランの聖地といえるかもしれない…。
　このホテルの朝食は、コーヒーショップでのヴュッフェ形式のものや、中華料理レストラン・白玉蘭の中華風朝食など、なかなか充実しているけれど、この日のnatsumiは本物の和風朝飯が食べたくてなって、山里へ！
　トマトジュースでスタートすると、程なくして、和食満載の黒塗りのお盆が目の前に運ばれてきた。サラダ・煮物・ゼンマイの小鉢・卵豆腐に、メインの焼き物はホッケ。ご飯に、味噌汁・漬物、そして味付け海苔までついてきた。うんうん、期待通りのなかなかのバラエティーさと美味ではないの…。
　さすが188元＋15％だけのことはある。贅沢で、言い知れぬ幸せの時間が流れた！テーブルの上の小箱には、海苔・梅干・じゃこ佃煮が入っているところも、またまたとっても日本的。
　十分なボリューム感に、ご飯と味噌汁のおかわりには進めなかったけれど、代わりに食後のコーヒーは欲しかったかな～。決して大化けすることはないし、お値段もそれなりだけれど、やっぱり、ランチにも、ディナーにも、安心して利用できるお店だな！

　住所：茂名南路58号　℡：6415-1111
　　　

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鼎泰豊～クール・チャイナ！～

　それにしても、鼎泰豊の数々の美味しいお料理に、natsumiは幾度となく助けられているな～。基本は、地下鉄2・7号線の静安寺駅から徒歩7分、南京西路×西康路の上海商城1階にあるレストランでのお食事なのだけれど、疲労が溜まっていて早くお部屋に戻りたい時や、余り時間がない時には、“打包”でも十二分に力を発揮してくれている。

　主食系では、大好物の蟹粉小籠包（44元/5個）。確かに、店内で食べる時の湯気がユラユラと上がっている中での美味しさにはちょっと敵わないけれど、“打包”しても、酢醤油・生姜がきちんと準備されるところが嬉しい！蒸し物としては蝦肉焼売（44元/5個）・菜肉蒸餃（38元/5個）も美味しいし、チャーハン類では軽めの葱花蛋炒飯（32元）もあれば、パワー満点の排骨蛋炒飯（56元）もあるし、台湾担担面（29元）や鮮肉粽子（32元/個）も悪くない…。

　前回店内で食べ損なったデザート点心の棗泥小寿桃（10元/個）や豆沙小寿桃（10元/個）も、運がよければ“打包”可能！伝統千層油糕（28元/2個）も悪くない…。
　10％サービスチャージが免除されるところも嬉しくて、日本では余り見掛けない中国の“打包”という仕組みは、やっぱりクールだな！

　住所：南京西路1376号上海商城1階　℡：6289-9182
　　http://www.dintaifungsh.com.cn


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COVA～深煎りコーヒーのお供にはミラノ味！～

　ミラノ発のケーキ屋さんのCOVAが上海でお店を構えるのは、浦東新区陸家嘴にある国金中心と、新天地の2ヶ所だけらしい…。で、この日のnatsumiは、来客に備えて、チョコレート系のケーキを購入して、香港・東京で経験したことのある味を、久々に堪能してみることに…。
　午後の早めの時間に訪れたら、まだ十分にケーキが揃っていないとのことで、結局、TARTUFO（45元/個）を購入して帰宅。タルト生地の上にブルーベリーとクリームがのって、それをフレーク状のチョコレートで包んで、再びトップにブルーベリーを飾ったケーキ！本当は、ザッハトルテが食べたかったな～。
　で、1個1個どれも相応のお値段はするけれど、東京で食べてもちゃんとしたケーキの場合、それ相応のお値段がするし、上海で美味しいケーキが食べられるというだけでも有難い！
　そして、日本から持ち込んだ、深煎りしたスターバックスのプレミアコーヒーを入れて一緒に飲んだのだけれど、こちらとの相性もバッチリ！

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