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消灯後のケータイ、心の健康にも悪影響?

2012年10月31日 | 化学物質と電子機器社会への警鐘
年間の自殺者数が3万人にも登るこの国。
鉄道の人身事故など、日常茶飯事の出来事として、ニュースにもならない。だから現場に居合わせた人々がトラウマになるくらいの、ショッキングな悲惨な姿も、国民の多くには、全く伝わってこない。
たとえそれが、この国の実態を表す一つの姿であるとしても。

心の破壊の起こる原因について、もっと真剣に向き合う。今こそ、それが求められる時もないのに、下記のようなニュースは、地方紙くらいにしか掲載されず、大手マスコミには、スポンサーのご意向で、ほとんどスルーされている現状。
気づいた人が自ら身を守るしかないのは、嫌というほどわかっては、いるけれど・・・。


消灯後の携帯使用、心に悪影響か…中高生1万8千人調査

 中高生約1万8千人を対象にした大規模調査で、夜間、消灯後にメールや通話のため携帯電話を使う頻度が高いほど、心の健康状態が悪い傾向がみられるとの結果を、東京都医学総合研究所の西田淳志主任研究員(精神保健学)らのグループがまとめ、27日までに英国の専門誌に発表した。

 西田主任研究員によると、中学生の場合、携帯電話を消灯後に使う生徒は使わない生徒より睡眠時間が短くなっており、睡眠不足が心の健康度低下につながっている可能性が浮かんだ。子どもの「ケータイ依存」が問題となる中、メンタルヘルスの観点から警鐘を鳴らすデータとして注目される。

 グループは2008~09年に三重、高知両県の中高生を対象に生活状況や精神状態を把握するアンケートを実施。今回はその際のデータを基に、消灯後の携帯電話の使用頻度と、心の健康の関係に着目して分析した。

 「自分は役に立たない人間だと考えたことはあるか」「していることにやりがいを感じるか」などの質問への回答を国際的尺度に基づき点数化。

 基準値より点数が低く「不健康群」とされた生徒の割合を統計処理し、(1)消灯後に携帯電話を全く使わない(2)時々使う(3)毎日使う―の3グループでリスクを比較した。

 その結果、中学生では「全く使わない」グループに対し、「時々使う」グループは不健康群とされるリスクが1・34倍、「毎日使う」グループは1・65倍で、高校生もそれぞれ1・15倍、1・54倍となっていた。

 睡眠時間をみると、中学生の場合、「毎日使う」グループは平均6時間50分で、「全く使わない」グループより約50分短かった。高校生では明確な差はなく、睡眠時間以外の要因があるとみて今後、研究を進める。




図:「脳内メラトニントレーニング・よく眠れない人たちのための本」より
有田秀穂・著 (かんき出版)



快眠を促す脳内ホルモン「メラトニン」も、幸福感をもたらす「セロトニン」も、人工の電磁波によって阻害されるといわれています。
また、メラトニンが不足すると、女性の場合、乳がんになりやすいリスクもあるそうです。
ピンクリボンキャンペーンもいいですが、たとえ早期発見で事なきを得たとしても、原発事故同様、同じライフスタイルを続けていれば、何度でも同じことが起こります。抜本的な改善が、より重要だと思います。

 


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